なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

鯉のぼりが空高く舞いました。

2006-04-24 14:08:04 | 日記
 空高くというよりも園庭中にといった方がより的確な表現です。
子どもたちが描いた鯉のぼりがいくつもいくつも風に揺れています。揺れるものが大好きな子どもたちの「みてみて」の指さしがあちらこちらでみられました。

大人とってはごくごく当たり前の、指を差す、という所作ですが、
子どもにとってはかなり難しいのです。「いくつ?」と聞かれたこどもが「二歳」「三歳」と指を出すのに、てまどっていることありますね。
全くその通りなのですね。

でも、指さしたい、、知らせたい、、、ことがらに出会ったとき、何度も何度もやりながらいつの間にか獲得していくものなんですね。

ほんの当たり前の所作にも、子どもの意志がはっきりと働いていることに、感動しているわたしです。

元気な子どもたちの笑い声が響くような、希望が持てるように社会づくりを大人として責任持たなければと、心に決めた日でもありました。

アメリカのユタ州に住む姪ッ子が子どもを連れて里帰りしています。ハナチャン4才となんくる家に顔を見せてくれました。

2年前には人見知りが激しく母親の後ろに隠れてばかりいた子が「よろしくお願いします」と日本語で挨拶ができました。成長したんだと少し嬉しくなりました。

エッセイストクラブの仲間のエッセイ集「糸芭蕉」が出ました。

末吉節子さんも仲間ですが、「異文化の中で」のタイトルで小説を発表しました。これもまたなかなか読みごたえがあり、基地の中の小学生に日本文化を教えている教師の葛藤がうまく表現できていたのではと感心しながら読みました。

彼女自身が長年、基地の中の小学校で、教鞭を取っていたこともあり、リアルな表現が随所にみられたのにも引きつけられました。


曇ってきた。雨が降りだしそうなのか、小鳥がガジマルの木陰に集まり鳴いている。鳥にとっては我が園庭のガジマルは森のようなもの。雨の前には羽を休めにやってくる。さて、雨は降るのかな?

昼下がり、静かな教室、にぎやかな木陰、、、。
なんくる家の親子も、もそろそろ一人二人と帰っていく。昼寝の時間だ。
わたしは、これから銀行へと・・・。


明日は、久米島の「なでしこ保育園」へと出かける予定。折角だから晴れたらいいなーといのりつつ。