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七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

瀬戸八幡神社 秋祭り

2007年09月24日 | 大三島での生活
22、23日の2日間、早朝から深夜まで
瀬戸八幡神社の氏神様の秋祭りが執り行われ、
お祭りムード満載の我がです。

“熱中症で倒れるのでは”と心配した酷暑でしたが、
「ソレッ」、「いくぞ~,」「ヨシャー」「ウォー」という、
神輿担ぎの若衆の勇ましい掛け声で、、
暑さも、疲れもふっ飛ばし、
華やかに賑々しく、かつ厳粛に、神輿渡御が、執り行なわれました。



島のお祭りは、
皆が何らかの形で参加し、自分たちが楽しむ、
氏子たちの氏神様のお祭りです。

神輿巡行が
200軒足らずの全所帯を、1軒1軒門付けし、
お祓いし、家内安全を祈願して廻ります。


丸形の大提灯を吊りし、お迎えする家


座敷を開け、神棚を整え、神主さんのお祓いを受ける。

神輿の露払いは、奴っ子
中学生が、掛け声を掛け、踊りつつ、毛槍を投げあう。
チャコカンや笛のお囃子役の小学生たちの憧れの役である。


我々の組の集会所前で踊る投げ奴

当屋では
(神輿の担ぎ手、囃子、獅子、お供など総勢80人程が、食事や休憩をする家)
組の主婦が手伝いに出て、準備をする。
当屋にあたった家では、
カレー、おでん、ウドン、と、何でもてなそうかと頭をひねる。


地下足袋OKのござを引き、料理を並べて、準備中の当屋の様子


お酒を飲み、料理を食べる間も、誰かが太鼓が鳴らし続け、
祭りムードを盛り上げる。

お酒を飲んで、景気をつけ、気力と体力を出し、
かつ怪我をしないように 細心の注意を払いつつ
神輿を担ぐ、若衆たち


狭い路地で家の軒を神輿で壊さぬように、
 

細い道の溝にはまらぬ様に


祭りのもう一つの花形である、獅子舞いと獅子止め
チャコカン、笛、太鼓の微妙な音色の違いによって、
獅子の踊りや獅子止めの口上に、決まり事があるらしい。


お囃子の小学生たちは、笛を吹きつつ、
獅子の舞い方や太鼓の打ち方を
いつかは自分もできるように、覚えるようである。

夜には、高張り提灯を持って、道案内役が出る。



2日目の夜ともなれば、
中学生も獅子を舞い、
小学生も獅子の持ち役を競争で志願するようになる。

そして祭りも終盤近く、佳境になると、
名残を惜しむように、お囃子の音も尚一層大きく、
いつのまにか、獅子も2匹になり、
ますます賑やかに、盛り上がってくる。


2日目夜 祭り終盤近くの当屋での様子

神輿の若衆が、神輿をお宮に納める宮入りまで、
お祭りは、深夜まで続きそうである。


去年2006年の瀬戸八幡神社秋祭りの様子は、こちらです。


コメント
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