七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

イチジクコンポート

2007年09月15日 | 加工品
2年前にご近所から戴いて挿し木した10数本のイチジクが、
今年は、たくさん実をつけ始めた。
大きく育った苗やまだ小さな苗でほとんど実をつけないもの、
実が赤いもの、白っぽいもの いろいろ・・


島の人は、イチジクを唐柿(とうがき)と呼ぶ。
「唐柿は、朝早よう、カラスより、早起きして、
採らなやあ、全部鳥やコガネムシ、蟻に齧られるんよ」
とアドバイスを受け、
少し緊張していたけれど、
夫の作った防鳥網の効果か、
わが家の食べ代分は、なんとか残してくれている。


今日は、2キロ強の収穫で ホクホク
しかし、無防備に、半袖で採りにいったので、
葉っぱのチクチクや、白い汁がついたらしく
「痒い、痒い」 
大急ぎで、石鹸で、顔や腕を洗う。


イチジクは
完熟、それも、実が割れているのを食べるのが最高 
手で割って、食べると、
ねっとりとした食感と、甘さが、生菓子のよう

冷凍すると、シャーベットのように美味しいことも発見 


今日は、コンポートを、作ってみることに

わが家のモットーは、無農薬ならではの、
簡単手抜き & 皮付き丸っぽ加工 

サッと洗って、皮のまま、約2割の砂糖をふりかけて
砂糖が溶けるまで、しばらく放置


強火で10分ぐらい煮て


仕上げは、
レモンはまだ、青くて、小さくて、もったいなくて収穫できないので、


ここは、みかん農家の強み 
摘果みかんを、レモン代わりに
このところ、わが家は、秋刀魚も摘果みかんで、代用 


 出来上がり 皮ごと、齧ると・・・・
中から、熟し柿に似た食感の実が、舌の上で、とろける。
あま~い。次は、砂糖一割でも、よさそう。


わが家の当分のおやつは、コレ 


甘くて、きれいな赤い汁は、意外や、牛乳に混ぜても美味しい
 で、今年採った テングサで、イチジクコンポート入りトコロテンも

七曜工房作みかんの木クラフトシリーズ
カトラリーセット、お月見の一輪挿し 

イチジクの挿し木の様子
今年3月に30本ぐらいしたけれど
生き残りは、十数本かも
芽出しの春に、幼虫に、葉を食べられたり、
このところ日照りで、息も絶え絶え
ちょっと、元気がなさそう

コメント (2)
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