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思いつくままに…

床几

2016年08月21日 | 思い出す事

玄関の前にショウギが置いてあった

畳大のそこに座って

分前の分配をしてから、別れた

ガキ大将以下数人でいつも連んでいた

海へ行ったり、山に行ったり

「◯◯ちゃんはいつもメスで泣かない蝉しか置いていかないのだから…」
「トリモチ、竿、虫カゴも全部こっちで準備してるのに…」

と、ガキ大将の本家の従兄弟の事を、母が愚痴っていた

「暑かっただろう」と、井戸で冷やしたスイカや桃を出して、皆んなに一服させた

時には、日暮れを待って、花火もやった

はさみ将棋もよくやった


一人っ子なので「遊んでやってね」といろいろ気を使っていた

懐かしい夏休みの思い出だ…


あの時のガキども達はどうしているのだろう…? 子供の頃に別れて以来、付き合いが途絶えた

母も逝ってから10年余が経つ…
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