玄関の前にショウギが置いてあった
畳大のそこに座って
分前の分配をしてから、別れた
ガキ大将以下数人でいつも連んでいた
海へ行ったり、山に行ったり
「◯◯ちゃんはいつもメスで泣かない蝉しか置いていかないのだから…」
「トリモチ、竿、虫カゴも全部こっちで準備してるのに…」
と、ガキ大将の本家の従兄弟の事を、母が愚痴っていた
「暑かっただろう」と、井戸で冷やしたスイカや桃を出して、皆んなに一服させた
時には、日暮れを待って、花火もやった
はさみ将棋もよくやった
一人っ子なので「遊んでやってね」といろいろ気を使っていた
懐かしい夏休みの思い出だ…
あの時のガキども達はどうしているのだろう…? 子供の頃に別れて以来、付き合いが途絶えた
母も逝ってから10年余が経つ…
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