blogというメディアの特性なのか、そもそも僕の知り合いにIT好きが多いのか、理由はよく分かりませんがThinkPadネタだと閲覧数がぐんと伸びるようです。最近更新を怠り気味なのでさらなる閲覧者獲得を目指し再度
ThinkPad X40
について書きたいと思います。
よく
ThinkPad
はキーボードが良いと言われます。僕にとって
X40
がはじめての
ThinkPad
だったのですが、直前まで使っていた
iBook
と比較しても格別素晴らしくは感じませんでした。もちろん
iBook
よりはほんの少しだけカチッとしたクリック感がありベターだとは思いましたが、多くの人が賞賛するほどの素晴らしさは正直感じることができなかったのでした。
ある日、ひょんなことから
ThinkPad X40
のキーボードが壊れてしまいました。毎日使っている必需品なだけに
ThinkPad X40
が使えないと非常に困るので、早速IBMのサポート窓口に電話です。噂に違わずサポートの対応は迅速かつ丁寧ですぐに交換用のキーボードを送ってもらえることになりました。(
ThinkPad
ではキーボードはFRUらしく、ユーザが望めば代替部品を送ってもらった上で自分で交換することができるのです。
数日と掛からずして壊れたキーボードを新しいものに交換できたのですが、交換してみてビックリ。心酔してしまうようなキータッチに変わっているではありませんか。多くの人が褒め称える
ThinkPad
のキーボードとはまさにこのことなんだろうなと実感することができました。送られてきたキーボードは元のキーボードとリビジョンが違うようで、元のものと比べると(1)タイ製から中国製になった、(2)リビジョンがN?からCに変わっている、(3)消費電流が1mAではなく7mA!、(4)キーの色がテカテカした感じからつや消しの黒になっている、(5)マウスボタンも含めキータッチがやや固めというような違いがありました。マウスのボタンが交換前と比べてやや重いので指が疲れるような気はするものの、キーボードの操作感が昔のメカニカルキーボードのような感じになったので打鍵しているだけでこの上なく心地良いです。
現行の
ThinkPad X40
シリーズがどのようなキーボードになっているか知らないのですが、購入前にちょっとさわって感触を確かめてみた方が良いかも知れないですね。僕の
X40
に元々ついていたタイ製のキーボードが現在の主流だとすると、(少なくとも僕の感覚では)多くの人が言う
ThinkPad
シリーズのキーボードを堪能できない可能性があります。もっとも私があまり好きではなかったタイ製の方のキーボードのファンの方が多いということも考えられますが。