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物欲王

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反転液晶のG-SHOCKを手に入れる

2023-02-03 18:52:30 | 服/カバン/時計/小物/日用品

悩みに悩んだ結果、GW-B5600BC-1BJFを購入しました。

購入を躊躇していた理由は文字盤が反転液晶である点です。店頭のショーケースの中に陳列されているこの製品をガラス越しに見る限り、数字のコントラストが薄く、今持っている通常液晶のG-SHOCKに比べて視認性が著しく劣ると思ったからです。

しかし、スマートフォンとBluetooth接続で連携する機能を持ち、モノトーンのミニマルデザインで、ブレスレットタイプの樹脂素材のG-SHOCKとなると、選択肢は他にありません。店員さんに頼んで実物を見せてもらうことにしました。

反転液晶は、正対したり、文字盤の12字方向から見ると見えづらいのですが、6時方向からだとかなりくっきり見えることが分かりました。もしかしたら視野角は通常液晶より狭いのかも知れませんが、見易い確度が通常液晶と反転液晶で異なるのだと気付きました。

また、反転液晶ならではの気遣いなのか、「あれ、ちょっと液晶が見づらいな」と思うような暗所だと、とても気の利いたタイミングでオートライト機能が働くことが嬉しい誤算でした。オートライト機能は同時期に発売されているGW-5000U-1にも搭載されていますが、こちらの機種は通常液晶のためか、逆にオートライト機能がGW-B5600BC-1BJFに比べると効きづらい印象です。

コンポジットバンドの予想以上の軽さにも驚きました。GW-B5600BC-1BJFは本体が軽いので、重いブレスレットだとバランスが悪くなるのではないかと危惧していましたが、コンポジットバンドは非常に軽いので時計全体としてのバランスがとても良いのです。高級時計のブレスレットに慣れた方だとコマの薄さやコマとコマの間隔が空いていることが気になるかも知れません。しかし、その分軽く、腕なじみも滑らかなので、総合評価としてはかなり満足度の高い造りと言えます。

‎G-SHOCK Connected

‎G-SHOCK Connected

‎●説明Bluetooth(R) v4.0対応のCASIOの腕時計と通信接続するための基本アプリケーション。iPhoneと時計をペアリングすることで、多彩なモバイルリンク機能が利用でき、iPh...

App Store

 

家に持ち帰って早速手持ちのiPhoneと接続してみました。G-SHOCKの設定はすべてG-SHOCK Connectedのアプリケーションから設定できます。もちろん時計本体だけでもG-SHOCK Connectedと同じ設定ができるのですが、例えばワールドタイムで表示させたい都市を選ぶときは、G-SHOCK本体のボタンを何度も押して都市を選ぶよりも、アプリケーションで地図を見ながら選択する方が圧倒的に楽です。時計の充電残量や時刻同期の結果などもアプリケーション側から調べられるので、時計に関する管理でG-SHOCK本体をほぼさわらずに済む感じです。

購入前の期待とちょっと食い違ったのは標準電波による同期機能です。GW-B5600BC-1BJFは電波時計でもあるので、スマートフォンと連携させなくても標準電波で常に正しい時刻を保つことができます。しかし、スマートフォンと一旦連携が完了すると、標準電波ではなく、1日4回行われるBluetooth経由でのスマートフォンとの時刻同期が優先されます。1日以上スマートフォンを使った時刻同期が成功しなかった場合のみ、標準電波による時刻同期が行われるそうです。試しに手動で標準電波を使った時刻同期を行ってみたところ、Bluetooth接続機能を持たない電波ソーラーのGW-M5610シリーズと比較すると、本機が標準電波による時刻同期に5分程度掛かるのに対して、GW-M5610シリーズは2分程度で完了します。電波の受信感度が弱くなっていると言うよりは、処理に時間が掛かっているように感じました。標準電波による時刻同期は利用したとしても夜中に自動起動されるものなので、同期時間がGW-M5610よりも数分余計に掛かることはあまりデメリットではないでしょう。

カシオ計算機のWebサイトより引用

あれほど敬遠していた金属プレートのケースバックですが、この機種で採用されているやや立体的な裏蓋は案外装着感も良く、着けていて悪い感じはしませんでした。時計のケース自体が金属であることや、スクリューバックへのこだわりがない方であれば、十分満足できるクオリティです。

購入前に懸念していたデメリットを大きく上回る機能性の高さと、ミニマルなデザインと非常に快適な装着感は他に代わるものがなく、本当に買って良かったと思える逸品でした。

 

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