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蒲郡駅から徒歩50分ほどのところに、写真の樹があります。数本の樟が合体してこの太さになっているようですが、これだけ大きいと、大体幹の一部が腐っていたりするものですが、この樹にはそうゆう個所が見つけられず、元気に葉を茂らせていることに驚きます。老樹というより、壮年の樹という感じです。説明には、
「古くから『清田の大樟』といわれる老樟であるが、今も青葉が茂り、樹勢は盛んである。目通り14.3m、根回り13.6m、樹高22mで、樹齢約1千年といわれる中部地方第一のクスの大木である。
明治初期までこの清田一帯は、クスの樹海でおおわれ、クスの大木が何本も生茂っていたといわれる。その後、農地や宅地開発等でクスの木はつぎつぎに伐採され、この一本だけが残された。
昭和4年12月17日に国の天然記念物に指定された。」と、なっていました。
クスの樹海って、どんな様子なのでしょうね、そんなクスが多い森はいったことがないような気がします。