9月27日(火)-30日(金)、神戸コンベンションセンターで開催された第6回日本伝道会議が終わりました。
参加者数詳細はまだ分かりませんが、2000人収容の会場がほぼ満杯に見えました。
クリス・ライト博士の4回の講演は、内容も濃く、「再生へのRe-VISION~福音・世界・可能性~」のテーマのもと、広く深く語られました。個人的には、近年の私的テーマとなっている「福音とは何か」の問いに対して、多くの示唆を与えるものでした。日本の国においては、小さく、また多くの課題を覚えている日本の教会の状況がありますが、そのあたりのことも踏まえつつ、聖書の言葉からの励ましと示唆を与えてくださいました。神様が見ておられるように、日本と世界を見、その中で自分自身に与えられている働きが何であるかより明確にして頂きながら、残された生涯、取り組んでいきたく思いました。
今回の目玉の一つ、コイノニアグループもとても良いものでした。4日間通して同じ小グループメンバーとの交わりの場として備えられたコイノニアグループ。同労の先生方の諸視点をお聴きしながら、講演内容を振り返りつつ、理解を深めることができました。年代にはかなりの幅がありましたが、私自身の個人的な思いや見方等をお話しすると、どなたもよく耳を傾け聞いてくださって、うれしく思いました。
15のプロジェクトの内、選んだのは、「聖書信仰の成熟をめざして」。プロジェクトワークショップでは、8つの分野の中で、NPP(パウロ研究の新しい視点)を選びました。2、3時間の議論では、内容に軽く触れる程度で終わりましたが、参加者からの様々な視点での発言をお聞きしながら、新たに教えられた点も多くあり、このテーマについての学びを深める必要性をなお強く覚えました。
開催地神戸としては、ボランティアの皆さんの働き等、事前には色々と心配もしましたが、終始にこやかな奉仕態度に、安心と励ましを受けました。
個人的には、JOMA分科会司会と展示ブースの担当もありました。世界宣教の実情に疎い者が、司会が務まるのか、心配もありましたが、4つの宣教団体から立てられた4人の発題者の濃い発題内容をお聞きしながら、私自身にとってもよい学びの時でした。
天候面でも雨模様の時もありましたが、大きな支障なく4日間が守られました。日本、世界各地に帰って行かれた参加者一人ひとりを通して、神様のみわざがなされていくことを期待し、信じます。