長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

総理の器

2011-08-18 07:38:55 | Weblog
菅さんがもうすぐ辞任するということで、今までほとんど実績もない人が手を上げている。
しかし、今読んでいる遠藤周作さんの本に、三木武吉さんがいった言葉が載せられている。
「総理総裁になる人には、もって生まれた”器”というものがある。・・・それはよくできるとかできないということとは別に、人間が本来持っている器なのだ。彼らは”将に将たる器“を持っているが、俺は”卒に将たる器“だ。だれが総理になどなるものか!」
民主党の中にも、将となるにふさわしい器ではないのに、代表選に出るという浅ましい人もいるけれど、国民、マスコミも、よく総理になる器の人を見極める必要がありそうだ。

天竜川のかわくだりで船が転覆

2011-08-18 07:38:08 | Weblog
昨日、天竜川の川下りで、船が転覆して死亡者まで出た。
しかし、これは先の原発事故と根は同じだと思う。
テレビで見る限り、昨日は平穏な天気で、水かさも多くなかったというが、それでも事故は起きた。
しかし、大人たちは、救命胴着さえつけていなかった。
乗船客も、急流へ差し掛かったときには、意外と急流で、びっくりしたに違いない。
それでも、乗船するときには、船頭を信じ、救命胴着すらつけなかった。
しかも、あの急流に落ちたら、ひとたまりもない2歳のような子供をつれて乗船している人もいるのである。
これに親の責任を言ったら酷であろうか。
原発事故でも、政府、電力会社が安全といっているし、危険の程度が目に見えないからつい信じてしまうのである。
しかしながら、今回の事故で撒き散らした汚染物質は、広島原発の何百倍だという。
そのような原発が、日本の各地にあったのに、よく安閑として居れたものだ。
地震が起きて電源が失われても、水が注水されるように少なくともしておくべきであった。
というのも、地震が起きて、制御棒が抜かれても、発熱は継続され、空焚きになり、燃料棒は融けて、再び核反応が進んでしまうというからである。
やはり、安全といわれていても、国民の一人ひとりが、もっと真剣に考えなければならないようだ。