長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

松田選手の死とほんの偶然

2011-08-05 10:36:28 | Weblog
昨日、サッカーの松田選手が、急性心筋梗塞でなくなった。
しかし、私は、それほど印象になかった。
中田英寿や中村俊輔は知っていたけれど、あまり松田選手について記憶はない。
ところが、偶然今読んでいる本に松田選手の記述があった。
それは、「大感動」(近藤勝重)である。
その一部を抜粋すると、「・・・現に八強争いの決勝トーナメントで日本がトルコに敗れたときも、こころの中に感動はあった。負けた・・・画面には肩を落とした鈴木の後姿が映っている。・・・中田英寿は「ああ」とつぶやく表情を見せ、歩き出した。西澤が前方をにらんでいる。泣きじゃくる戸田、目頭を押さえる松田・・・。」
「ロスタイムは残り30秒を切っていた。ボールはトルコがキープしている。「時間の使い方がうまいですね」解説者がそんなコメントをする土壇場のそのときも、明神と松田は必死のディフェンスで相手にボールを出させ、ついに日本ボールにした。その直後に笛がなったが、最善を尽くすとはこういうことか、とその姿に心を打たれた。」
34歳の若さであり、指導者として、惜しい人を亡くしたものだ。