長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★救急患者のたらいまわし

2008-02-02 08:00:23 | Weblog

テレビ番組の中で、太田総理が、病院の格付けを国が行うことを提案した。
しかし、これは難しい問題であり、それで問題が解決する話でもない。
まず出てくるのが、病院は悪いけれど、そこで働く医者が全部悪いわけではないという言い方である。
このようなものは、行政指導で病院を改善すればよい。
問題は、病院や医者の良い悪いにかかわらず、救急患者のたらいまわしが行われていることである。
現状では、厄介な患者を受け入れて、裁判沙汰にはなったのでは困るということで、簡単に拒否しているように思われる。
例えば、救急車の位置から30分以内で行ける病院は県境に関係なくいけるというような法律上の整備が必要である。
その上で、その範囲で客観的な基準によって救急患者を受け入れる病院を指定して、前もって連絡しておくのである(病気の種類によって、病院が異なることはもちろんである)。
そして、もしそこの病院が急患の受け入れを拒否した場合には、重い罰則を科するのである。