那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

前置きと共に。「主権回復を目指す会」より、酒井信彦の日本ナショナリズムなど

2015年02月03日 | 世直しのためにどうすべきか

先ず、「微笑禅の会」の代表として、前回、ネット会報の第2部を1月中に発表すると書きましたが、論文の校正や市民運動の手伝いなどの締め切りが2月初旬に重なり、さらにプライベートな部分でもハードワークが続いているために延び延びになっています。なるべく今週中に書こうと思っています。以上、お詫びいたします。

次いで西村さんからは数日前、イスラム国というテロ組織に人質になった2人に対する徹底的な「自己責任論」のメルマガが届いていました。これは私の持論とは対立するものでした。対立の理由は、西村さんがマスコミの同情論を世論として受け止めて、その世論を「偽善」と断じ「自己責任だから殺せばいい」と論じているのに対し、私はfacebookを中心としたネットユーザー意見を世論として受け止めていることの違いから生まれたものです。つまりfacebookなどの世論の99%は西村さんと同じように「敢えて危険を犯して人質になった愚かな2人はさっさと殺してしまえ」という意見だったのです。

一方私は「人質がイスラム国と内通して日本に揺さぶりをかけているケース」以外は、どのように愚かで無謀な行動であっても、国家として全力で救出すべきである、と考えていました。「善人なおもて往生す。況や悪人をや」の思想です。そこで西村さんと私の立論の違いを丁寧に説明して紹介しようと推敲していたところ、昨日の報道では残念なことに湯川、後藤氏とも殺害されたようです。これで2人が内通者でないことが明白になりました。心より冥福を祈ります。

また、イスラム国と名乗るテロ組織に対しても、日本はアメリカに追従するだけでなく、白人支配に抵抗してきた同じ有色人種として歴史認識を共有し日本独自の外向手腕を発揮すべきべきである、と考えています。

毀誉褒貶の多い人ですが、ねずさんこと小名木善行氏のブログ「ねずさんの ひとりごと」は事実である以上、参考するのに何ら問題は無いでしょう。http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2526.html ここに書かれている中山恭子(当時大使、現在は次世代の党参院議員)のような人材がいなかったのが今回の事件の最大の不幸でした。

ネットユーザーの動向を見ていると正直複雑な気持ちになります。それは日本人が非常にファナティックな民族であるということを痛感させられるからです。ある事象を見るには複眼的思考が必要なのですが、余りにも短絡的でメダカの学校のように集団で右往左往し、一見同じことを主張していても根本にあるものが相当違うように思えてきます。

「西へ行く人を慕いて東行く  心の底で神や知るらむ」

簡単ですが、以上で前置きを終えます。

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酒井信彦の日本ナショナリズム

<すでに完成した日本の精神的植民地化> 酒井信彦
http://sakainobuhiko.com/2015/02/post-268.html#extended

※『月刊日本』の本来のタイトルは「精神的植民地化を許すな」ですが、ブログ管理者の判断で「すでに完成した日本の精神的植民地化」と換えています。なお酒井先生からは、「このタイトルは月刊日本によるもので、私の主張は、日本はすでに立派に精神的植民地になっているというものです」とのご意見を頂いています。


   精神的植民地化を許すな(酒井信彦) 『月刊日本』2015年2月号 羅針盤 2015年2月22日
 
朝日新聞の慰安婦記事取消問題について、十二月二十二日に第三者委員会の答申が報告され、二十三日の紙面で大々的に報道された。特に注目された「国際社会に対する影響」については、両論併記ならぬ三論併記で、その一つには、影響を否定する意見が堂々と提示された。
それは情報学者・林香里によるもので、欧米と韓国の慰安婦報道の数量分析により、朝日の影響は認められないとするものであった。明らかに予想されたことは言え、また見事な誤魔化しを行ったものである。


慰安婦のみならず歴史問題全般について、朝日の貢献は極めて絶大である。歴史問題の端緒である、一九八二年の第一次教科書事件において、日本のマスコミが誤報し、中共・韓国の抗議で国際問題化し、その不当な要求に日本国政府が屈伏するという、メカニズムが作動した。以後、第二次教科書事件、靖国参拝問題、慰安婦問題と、全く同様のメカニズムで経過し、歴史問題は何度も蒸し返されて、そのたびごとに反って深刻化してきた。しかも朝日が日本の「クオリティーペーパー」だとの虚名は、世界的に流布している。

最近、朝日問題に関して朝日を擁護する人間は、「朝日バッシング」と頻りに言っている。バッシングと言えば、「ジャパン・バッシング」は日米経済関係において使われたが、日本の歴史問題こそ、不当極まりない「日本バッシング」の最たるものである。歴史問題とは、シナ人・朝鮮人による、日本に対する甚だしい誹謗・中傷であり、偏見・差別・迫害に他ならない。ヒストリカル・ハラスメントである。経済問題すらバッシングと表現したのに、歴史問題をバッシングと認識できないことは、現在の日本人が如何に馬鹿になってしまったかを、良く表している。

シナ人・朝鮮人が、歴史問題による日本攻撃を止めないのは、すっかり味を占めてしまったからである。しかもシナ人朝鮮人の手先になって、日本攻撃に熱狂する日本人が生息するからである。歴史問題を利用して日本を貶めることによって、自分を良心的人間と認識したいという、全くネジまがった正義感に酔い痴れた日本人が、大量に存在している。私はこれらの日本人を、反日日本人ではあまりにも生ぬるいから、「虐日日本人」と呼ぶことにしているのは、本欄で何度も指摘してきた。

中共の支配者にとって、この虐日日本人ほど重宝な、貴重な存在は無い。日本の過去を攻撃し続けることによって、中共政権で行われた、文革大虐殺に代表される、膨大な犠牲者を出した血塗られた歴史を封印できる。またこれら虐日日本人は、同時に反戦平和主義者でありながら、現実に進行する中共の膨張主義・侵略主義に対しては、全く盲目である。つまり彼らは日本の過去を、口先とは全く逆に、少しも反省などしていない。本当に反省していたら、現実に展開されている中共の侵略・虐殺行為を、黙って見ていられるはずがないのだ。

それにしても、日本人のやられ方は、真に無様そのものであり、実に醜態極まりない。なぜなら、中共は現実の侵略国家であり、シナ人は侵略現行犯民族であるのに、その中共のシナ人に、日本は過去を反省していないと罵られ、現在世界第二の軍事大国から、危険な軍国主義だと攻撃されているからである。また韓国という現実の売春大国から、慰安婦問題で非難されている。この有り様は、日本民族として屈辱そのものであると言わなければならない。

それに対しいくらでも材料があるのに、日本は積極的な反撃が全くできていない。産経新聞は最近になって「歴史戦」と言い出しているが、日本人はすでに精神を侵略されているのである。日本はアメリカの軍事植民地であるだけでなく、米中共同の精神的植民地と言えるし、それに韓国すら参加している。慰安婦を性奴隷と言われることによって、日本人そのものが精神奴隷にさせられているのである。

つまり朝日に代表される虐日日本人は、日本の精神的植民地化の手先であり、これこそが内部の敵、民族の裏切り者なのである。明らかに売国奴・亡国奴であって、日本の歴史に出現した最悪の人間類型であると言って、全く過言ではない。

我々は国家意識・民族意識、すなわち大和魂を骨抜きにされた、精神奴隷であるという、この冷厳な現実を直視しなければならない。要するに、我々が成さなければならないのは、大和魂の復活・再生である。それは精神の独立運動であり、精神奴隷からの奴隷解放運動である。

 



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