London徒然草

「ばく」のロンドン日記

保護色

2010-12-03 | わんこ


氷点下の気温が続くロンドン。

新しい雪もふり、歩くと滑って大変危険ですが、
毎日元気に走り回っております。


ピップ君、ど~こだ?見えますか?

ポピーちゃんの白い毛は,どちらかと言うと,ボーンチャイナのような色だし、
大きさもあるので、それほどではないのですが,
ピップ君の白は、セラミックのような白で、
保護色化して,どこにいるのはまったくみえなくなってしまうことしばし。

最近,散歩にでても、なかなかついてこなかったりするので,
無視して,置いて行ってしまう事も多いのですが、
年をとって,頑固じじいになりつつあるのか??

まあ、そのうち,勝手に帰ってくるだろうと、こっちもそのままにしておきます。
でも,ここまで寒いと、どこもかしこも凍っているので,
散歩に行っても、犬達が「全く」汚れません。

何でも一つくらいはいいことがあるもんだ。

道も大きい通りは,雪も融けて大丈夫なのですが,
小さい脇道は,凍ってつるつる。

そんな中,自動車免許教習中の息子。
恐ろしくて運転させられないと言っては見るものの、
言う事など聞きません。

恐怖って,こういう事を本当は言うのかもしれません。

先日、免許取得の試験に落ちたので、次回は絶対に受かりたいそうで,
それはわかりますが,こっちは身も凍る思いであります。

しかし,車の免許の取得方法が、まったく日本と違うと言え,
試験に落ちて,次回の予約をしようとすると,次は2ヶ月半後しか予約が入らないって
どういうシステムなんでしょうかね?

まあ、キャンセルをチェックしてくれる,方法があって(当然有料)
来週また,試験をうけるようですが。

そして、我が家の子どもを見ていて思う事。

「地図が読めない」

コンピューターが普及して来てから物心ついた世代は
地図も読めないし、辞書も引けないのですね。

彼の車にはナビがついていないので,地図を見るしかないでしょ、と言って、
見せても,全くダメなのでありました。

世の中,どうなって行くんだろう?

そういえば,旅行に行っても、地図を読むのは私の役目。
子供達はあとからついてくるだけです。

先日,歩いていて道に迷ったときは、携帯電話にナビしてもらったとか。

彼の今年のクリスマスプレゼントのトップは、カーナビであります。
時代は変わると言うべきか,地図が読める人種は、
どんどんと少数派になって行く事が
間違いなさそうな,情勢です。