London徒然草

「ばく」のロンドン日記

携帯カメラ

2007-11-09 | ロンドン暮らし



携帯にカメラがあることをすっかり忘れていました。
今日は仕事の帰りに,ふと,パチリ。



何を撮りたかったかというと、
地下鉄の行く先表示板。

実は,次の電車の行き先は、電車の先頭の表示を見てね!
となっています。

表示板もどこ行きか、わからないそうで(笑)
でただし、この国では,電車の表示を確認しても,
突然行き先が変更になることが。

何事も、簡単に信じてはいけません



そして,渋滞です。

その原因は、これ。



よく見ていただかないとわかりませんが,「馬」
この国ではよく馬が道路を歩いています。
たいがいは優雅に乗馬中..というのが多く、
馬は車と同等の扱いですので、ウインカーを出して,
追い越します。

今回は、焦らず、慌てず、のんびり歩いておりました。はい。



3枚目は,ますます良くわからないと思いますが,
お散歩途中のご夫人とその愛犬,巨大なジャーマンシェパード
「Lady」ちゃんの後ろ姿です。



足が悪く、杖をついています。一人と一匹で暮らしているそうで。
このladyちゃんは、レスキューセンターから引き取ったとのこと。
見ると口の周りに,白い線があります。
ジプシーと呼ばれる移動生活をする人たちに、劣悪な状況で飼われていたようで,
針金で口の周りを縛られていた後だそうです。

団体に保護され,彼女が引きとって、はじめは痩せておびえた表情をしていましたが,
今は見違えるほど,ふっくら、落ち着きました。
毎日3時半ころお散歩に行くと,必ず会えます。

大型犬、私にも飼えるかも!と,この後ろ姿をみて、思うのであります。



最後の写真はこれ。



この国では,日常のショッピングもネットで出来ます。
スーパーのサイトにアクセスして,品物をバスケットにポイポイと。
配達料はかかりますが、2時間のスロットで時間を指定すれば,
ドアまで届けてもらえます。

犬のえさや,猫の砂,えさ,ビールなど重いものの多いとき
利用しています。時間も節約できるので,助かるし。

ただ,頼んだものが品切れなどで揃わないなんてこともありますし、
今回はこれ。

万引き防止用の箱に,入れっぱなしでナイトクリームを持ってきてくれました。
店までわざわざ行って、事情を説明してあけてもらうのも面倒。

エーイ、こじ開けてしまえ,とペンチ2本で格闘すること30分。
なかなか開かない,頑固な留め金め~!!

ぶちこわして、やっと開いたときは、もうぐったり。

これも,この国らしい顛末ですねえ。









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22 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
どれも英国らしいです (kayo)
2007-11-09 14:36:01
いやあ、そうでした。
ノーザンラインが複雑なのがいけないんですよね。
行き先が変わるのが怖くて、居眠りも出来なかったのを思い出しました。

馬もねえ。
初めて車で追いついたときは、どうするべきか
かなり迷いました。

万引き防止用の箱は。。
日本だと、そんな清算に時間のかかることはぜったいしないですよ。
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Unknown (クー)
2007-11-09 15:10:07
この辺りでもたまに馬車が道路をふさいで渋滞が起こることがあります。
のんびりした田舎町なので仕方ないですけど。。。
その馬車がスーパーの駐車場に止まってるのを初めて見た時はビックリしましたが、今では慣れてしまいました(笑)

劣悪な状態で飼われているワンコは世界中でまだまだたくさんいるんですね。
うちも犬にとって理想的な飼い方をしてるとは言えませんが…。
こういう話を聞くと本当に不幸なワンコが世界中から一匹でも少なくなって欲しいと心から願ってしまいます!
ladyちゃんは、優しい飼い主さんに出会うことが出来て本当に良かったですね♪
今まで辛かった分も優しい飼い主さんの下で取り戻してくれることでしょう。
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ところ変われば…ですね (まきまき)
2007-11-09 20:43:06
複雑な東京の地下鉄。
中には乗り換えをするのに地下を延々と5分も歩かされる駅もありますが、ロンドンに比べればとても親切なんですね。
地下鉄案内も色別に分けて見やすいし、英語の表示やアナウンスは当たり前ですし。
最近では乗り換えに便利な車両およびドアの位置、エスカレーターやエレベーターの設置されている位置、トイレ(車椅子用トイレを含む)の位置なども表示されてるんですよ。
なんでも一人の主婦が自分の足と目で全ての駅を確かめて、業者に売り込みに行って出来たものだそうです。

ロンドンは行った事がありませんが、NYでも馬は歩いてますよね。
馬に乗った警察官も良く見かけるし、馬の落し物もたくさん道路に落ちてました(笑)。

足の不自由なご婦人と、かつて心無い仕打ちを受けて心に傷を負っていたLadyちゃん。
今はお互いに良きパートナーで、支え合い、深い絆をもって一緒に暮らしているんですね。
ご婦人も、Ladyちゃんも、いつまでも元気でいてほしいと願わずにはいられません。
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どれも (ままま)
2007-11-09 23:59:24
イギリスらしいエピソードのこもった写真ですね。
地下鉄は慌てて飛び乗った・・・なんてことをしちゃ大変なことになるわね!
突然止まったりしちゃうから車内アナウンスも聞き逃せないし。。。
まず英語勉強しなきゃイギリス行けないよな~、困った。。。

Ladyちゃん、悲しい過去を持ちながらも、こういう話を聞くとほっとしますね。
飼い主さんと心を通わせながら平和に暮らしている今があって本当に良かった。
ピップ~、平和を乱しちゃだめよ~(笑)

万引き防止用とはいえ、一個づつ入っているのかな。
さすがに強固なのねぇ。。。
ばくちゃんご苦労様♪
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日常茶飯事 (いちご)
2007-11-10 04:09:42
イギリスに住み慣れてしまうと
なんとも思わなくなってしまいますが、
言われてみれば次の電車の行き先は
電車の頭の表示を見てね、なんて変な話ですよね。

うちの近所でも、杖をついた華奢なおばあさんがセントバーナードを散歩しています。
最近会っていませんが、犬が杖代わり?なんて思うほど華奢な方です。
この方一年に一度か二度くらいあうのですが
そのつど同じ会話をしています。
この話、もうしたかな?

それから万引き防止の箱、
この国では某高級洋品店A社でさえ、
リージェントストリートのフラッグシップストアでスーツを買った時に
ズボンの丈を直してもらって配達してもらったら
そのズボンに万引き防止用タグがついたままだった、
なんていう国なんで。

それにしてもこの万引き防止品、本当にこじ開けるの大変なんですよね。
それでも万引きする人たちは方法を見つけて盗んでいくので
不思議です。
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まさに! (masako)
2007-11-10 07:07:56
昨日このブログを読んで今日救われました!
とある終点駅まで行きたかったのに、アナウンスは途中駅まで。でも!何があるか分からないので、乗り換えの手間を押して乗ったのです。そしたら当初の行き先の途中駅直前で「やっぱり終点まで行きます」だと(笑)。そして!その電車をやり過ごした先輩はその後の電車が遅れて遅刻!!!ばくさん!ありがとうございます!!!
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kayoさま (ばく)
2007-11-10 07:51:26
なつかしいでしょ~。この日、その前日の事故のため,途中区間が日をまたいで丸1日近く不通でした。朝,ネットでチェックしたので,仕事に間に合いましたが,知らずに駅に行っていたら,大遅刻するところでした。

馬はねえ,小学校の裏からガーデンセンターそばまで前は通り抜け禁止だった道が開いて,通り抜け出来るようになったのはいいのですが、馬がいつも歩いていて,道が狭いので追い抜けません....で渋滞。

万引き防止,するのは勝手だけど、買い上げたものから外すのを忘れるのはないですよ~!!ねえ。
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クー様 (ばく)
2007-11-10 07:56:09
今日も,ladyちゃんと、オーナーさんに会いました!
昨日すごい夕立があったので,「昨日は濡れなかった?」と聞き合いました。かわいいおばあちゃまなんですよ。ピップがご婦人に馴れ馴れしくしたら,おっきい体で,間に割って入っていました。嫉妬してるの。かわいいでしょ。

馬は、日本では珍しいけど,こちらも,あちこちにいます。子供達の小学校の隣にもいつも2頭いるし、学校の前は大きなステーブルで,乗馬の練習が見えるんですよ。でもスーパーの駐車場に駐車している馬は未だに見たことないなあ(苦笑)
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まきまきさま (ばく)
2007-11-10 08:02:17
今日もこの,ご婦人とladyちゃんに会いましたよ~!ゆっくりゆっくり,歩いていました。お互いに支え合って生きている...その通りだと思うのです。

そして,馬。そうなんです。落とし物があちこちに。犬の落とし物は拾わないといけないのに、馬はそのままです。大きなビニールもってスコップで拾う!というのはどうかしらねえ。なんで馬はいいのかしら?草食だから??

地下鉄、日本から比べると古色蒼然です。それに、空気の換気が悪いので空気が汚くて、その証拠に一度地下鉄に乗ると鼻の穴が真っ黒!!!線路には,小さいマウスがちょろちょろと走り回っているのが見えるしなあ....。
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まままさま (ばく)
2007-11-10 08:08:15
すめば都ですけど、やっぱり,いろいろありますね。時間短縮のためにネットで買い物したのに,パッケージ開けるのに,こんな苦労しないといけないのだよなあ...。

今日もこのladyとオーナーさんに会いました。二人でトコトコ歩いていました。ご察しの通り、ピップ君はご婦人のところにスリスリしていって、やきもちを焼いたladyに、間に割って入られていました。「私のママになにするの!」っている感じで。かわいいのよねえ。



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