London徒然草

「ばく」のロンドン日記

曇りのち晴れ、時々雨

2005-07-06 | Weblog
きょうもロンドンは、曇り/晴れ/時々雨の、とてもよくある天気でした。曇り空が晴れてきたなあ~とうれしく思って庭でお茶などを飲んでいると、一点にわかにかき曇り、風がびゅーと吹いてきて、雨がぼとぼとと落ちてきたりします。7月というのに気温は17度と長袖の上にはおるものが必要な、トホホな天気です。

 しかし、こちらで本当に驚かされるのは、ひとびとの服装。
気温や天気がころころと猫の目のようにかわるし、明確な「季節」というものが存在しないためとは思うのですが、なんとまあ、みんな、本当に好き勝手な格好をしています。季節感も、清潔感も、すっごいおしゃれさんから、どうしたら、こうなるか??という人まで。
 地元スーパなどに出かけると、よせばいいのに数字の3みたいなデブなおなかも丸出しで、へそピアスをした半裸のオネエちゃんの隣で、ピンクモヒカンのお兄ちゃん(実はこのお兄ちゃんは、近所の病院で受付をしていることを最近発見して、大いに驚いた)カップルと、袖口はわかめ状態、襟足は垢でピカピカのウールのコートを着込み、皮のブーツを履いたオバアちゃんが並んで、マッシュルームなどをせっせと紙袋に入れて選んでいたりして、みてはイケナイと思いながらも目が吸い寄せられてしまいます。

 私の夫も(イギリス人)日本に住んでいたとき、9月になって久しいのに麻のジャケットを着て出かけようとするので、「おかしいとおもうけど~」と言ってはみましたが、「なんで?」全然取り合ってくれなかったっけ。

まあ、金子みすずじゃないけれど、「みんなちがって、みんないい」ということなのでしょうね。この国ではむしろ、「みんなちがって、あたりまえ」ということでしょうが...。

それではこのへんで。

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