3歳から13歳まで、10年間ピアノを習っていました。
毎日、最低30分練習するように,いわれ続けました。
いつも、「まだ,ピアノの練習、おわってないでしょ!」
実は,ピアノがキライでした。
当時、どうしても楽しめなかった。
でも、母に、
「お父さんの夢なのよ,娘がピアノを弾くのが」
といわれて育ちました。
狭い家に不相応な,大きな真っ黒のYAMAHAのピアノ。
当時の我が家の家計を考えると,どんなに高い買い物だったことでしょう。
私が受験を言い訳にピアノをやめてから
実家の客間に誰にも触られずに約20年間、
放置された、あのピアノ。
結局,家を立て直す際,差し上げますという申し出にも,
誰にも見向いてもらえず
古い家とともに、取りこわされました。
当時,私の子供達は、まだ小さく,また,小さなマンションぐらしで、
とっておきたくても,場所がありませんでした。
それからロンドンに引っ越し、子供達がピアノを習いたいと言い出し、
とりあえず手に入れた小さい茶色いピアノ。
私が弾いていたピアノとは比べ物にならない代物でしたが,
5年近く,がんばってくれました。
でも、鍵盤は欠け,ペダルはきかず、そのせいで、ピアノの試験でも、
ペダルがうまく出来なかったと、No3に、試験後に号泣され,
ついに,新しいピアノをクリスマスのプレゼントのひとつとして、
オットさんが買ってくれました。
「好きなピアノを選んでいいよ」
といわれ、私が選んだのは、
YAMAHAの黒いピアノ。
日本からの輸入品です。
音も自分のピアノに近い音をどうしても選んでしまいます。
配送されてきました。
no2とno3は、まちきれずに、窓際で首を長くして,見ています。
私は、父の期待を裏切って,途中でやめてしまいましたが,
ピアノのおかげで、その後,ギターや,マンドリンなども
習うことが簡単だったし、大学まで音楽に関わっていたのだと
信じています。
今,我が家に届いたピアノは、3歳のとき、せっかく買ってもらった,
あのピアノの生まれ変わりとして,大切にしよう。
来週のコンサートで,
no2は、子犬のワルツと、くるみ割り人形の、花のワルツを、
no3は、トロイメライと、サティーを弾きます。
動画に撮って送りますので,見てやってください。
そして,期待に応えられなかった私から、
今まで,面と向かっては言えなかったけれど,ごめんなさい。
でも,あなたの孫達が、私のレベルをもう、超してくれました。
私も子供達の楽譜をこっそり見ながら弾いて,彼らが学校に行っている間に、ピップ君に聞かせています。
私達のちいさい頃って、ピアノを習わせるのがはやってたんですよね。で、それは多分に、習いたくても習えなかった親世代の憧れを子供達に託したのだと思います。今ならわかるんですけどね・・・。
ばくさんが選んだYAMAHA。お嬢さん達だけじゃなくて、ばくさんも弾いて、お父さん達に届けてあげてください。
本当に本当に、時が経つのは早いです。
10代や20代のときの3倍くらいのスピードで1年が回っている気がします。
でも、自分の子供を見ると、それも納得しますケド...。
立派な中年のくせに,行動はパピーという不思議名存在ですが、いつまでも元気に幸せにいきましょうねえ。
本当に、うれしいわん。
お誕生日、みんなに歌を歌ってもらいました。
そして、オットさん,優しくて強い人です。今でも尊敬しておりまする。えへへ。
コンサート、うまく動画が撮れるか,心配だあ~!
おかあさま、エレクトーンを買えるほどのへそくり。やりますねえ~!! 尊敬♪
でも,聞くのはスキでしょ? だから糧になっているわ、きっと。
親子って複雑です。で、親から,私へそして、その子供へと、続いていく,不思議だなあって,思います。
娘本人にも,出て行ったときも,寂しいって言えなくて,ポーカーフェイスでした。自分の親にもいろいろいいたくても、いまさら~って。
で、先日,娘が週末だけ戻って来て,あの寂しさはどこへやら、傍若無人の振る舞いに,しっかり腹を立てましたよ~ん(笑)
親子って、いつまでたっても、こんなふうなんでしょうね。
ギターとベース、楽しそうですね。続けてください。で,デビューするときはロンドンのおばさんにも連絡してね!
さすがの私も家と一緒に取り壊されたときは、20年もほったらかしたくせに,心がずきずき痛みました。あれはつらかったなあ。
きっと,これからまた,縁があれば、新しい出会いがありますよ!うちのあの茶色のピアノ、差し上げれば良かったかも....遅いか~!!!。
親の期待とお稽古ごと、本人の意思と,周りの状況。イロイロ複雑ですよねえ.......。絶対に後で,良かったと思うからって、信念があっても,続けさせるこちらのパワーが持たない場合もあるしなあ。
今,我が家の一番の論争は,「日本語」です。ああっ....。
自分が練習しろ,と言われるのが,何より苦痛だったので,ぶるぶるしながらも、遠回しに、あの曲聞きたいんだけど、どうなったんだっけ?とか言っています。お互いに,だまし,すかし、持ち上げ,カツを入れていきましょうねえ~!(すみません愚息と一緒にして)
きっとクーさん、親孝行いっぱいしてますよ。
元気で大きくなって、それだけで親は幸せだと思うし!
しかし,私にはあんなに厳しかった両親が孫には、でろでろにあまあまです。なぜでしょうね??
でも,面と向かって,こういう話できなくてねえ~。
私だけ?
親子って,めんどくさいですよねえ。
そして、そらトン坊や、いやがっても、やらせるのです!それが親だもんね~♪(笑)うひひ。
kayoさんちも続いているのね。うちも細々ですが,続いています。
私も、スケールばかりやらされて、ほとほと嫌に。今の子供達の先生は、そうじゃなくて、弾きたい曲を自由にやらせてくれるんですよねえ。私もこんな先生だったら,つづいたかもしれないなあって。
ぶり太郎さんのピアノ、持って来て弾けるといいですね。私は子供達が学校に行っているスキにこっそり弾いて練習してます(笑)恥ずかしいからねえ。
そして,子供達、いつか良かったと思ってくれる日がきっと来るって,自分の経験をふまえて、ごり押しの親になってます、わたし。特に日本語なんて,オニですからっ。
ピアノ、とってもいい音で,皆でよろこんでいます。
ショパンや,ベートーベンが好きです。
そして、J-POPも、大好きです。でも,なかなか新しいアーティストの情報がはいりません。くすん。
それにしてもヤドリギのお話を伺ったのは・・・
もう一年前のことですか?!
光陰矢のごとし
同い年のボクたち、まだまだ若いモンに負けないよう
お互い元気でいようね
大好きなお兄ちゃんとお姉ちゃんに
新しいピアノでお祝いの曲を弾いてもらったかな。
no.2君もno.3ちゃんも、きっとこのYAMAHAのピアノが届いた後は、競い合うように我先にと鍵盤に触れたことでしょうね(笑)。
ご主人、本当に優しいですね。
子供たちにも、ばくさんにも優しい。
来週のコンサートの様子、とても楽しみです。
小学生の時にエレクトーンを習ってて、どうしても欲しいとねだり、母は父に内緒で、ヘソクリで買ってくれました。
そのエレクトーン、この夏のリフォームで処分しちゃった。。。
親の思いって、子供の頃って分かんないだよね~。。。
ゴメンと、ありがとうです♪
わたしも親心がわかる年になり、色々と反省がでてきます(汗
うちのピアノは数年前に専門業者に引き取ってもらったのですが、10万のキャッシュバックでした。
母のお小遣いに(笑
でも、ばく家のお孫ちゃんたちからの恩返し、とっても素敵ですね!!
ご両親も感慨深いと思いますよ。
このお手紙シリーズ(勝手に命名)大好きです。
前の「拝啓ロビンフッド様」もうるうるでした。
私は長女が一人暮らしをする時こんなに胸が痛まなかった薄情母ですが、今は同居の長女の行動には今でも振り回されております。(笑)
親子・・・いつまで経っても何歳になっても親子は親子ですね。
その音楽の先生、ハリー・ポッターのハグリットに似ていて(笑)「ハグリット先生」と影で言われていて嫌われていて、先生に事あるごとに反感する私を、「もう授業に来なくていい!」と言われ、ホントに行かなかった私は、先生にそう言われたと言って(汗)教育委員会にまで発展する、大事になってしまい(今では笑い事)それからでも、前の先生のときは、あんなに大好きだった、音楽が大ッ嫌いになってしまって
ピアノなんか!とやめてしまったのです・・・。
けど、今じゃ兄の影響でエレキギターと、ベースを始めてそれからは、兄に習ったり、スコア(楽譜)とにらめっこしてます(笑)
最近じゃ、またピアノ始めようかなぁ~と思っています。
昔は、あんなに大ッ嫌いなのに、今では無くてはならないもので、ギターとベースを取り上げられてしまったら、たぶん錯乱します(笑)
お家と共に壊されてしまったのは、悲しいことですが、今でもそのピアノと似ている音色を探してしまうその気持ちに、感動しました。
動画、待ってます♪
そんなにいいものを買ってもらっていたとは全く知らず、恩知らずの子供でした。
私がまだ3-4歳の頃に近所の友人がピアノを習い始めたのを機に私も習いたくなり頼んでみた所、
どうやらうちの父母よりも祖父母がかなり援助をしてくれて買ってくれたようです。
自分でピアノを習いたい、と言い出したくせに
いざ家族と祖父母でピアノを見に行った時に
ものすごくつまらなくて本当に飽きてしまい、
早く家に帰りたくて仕方がなかったのを覚えています。
(私って本当に親不孝者)
練習はしたり、しなかったり、という時期もありましたが、
最終的には腱鞘炎になってしまい、
趣味程度にしか弾けなくなってしまいました。
一時期見るのもつらくて、
「ピアノ売る!」
と言い張った時もありましたが、父に
「祖父母がいっぱいお金を出していいピアノを買ってくれたのに、勝手に売るなんて言っていいのか」
とたしなめられ、なんて身勝手なことを言ったものかと気づかされました。
うちのピアノも今では母がたまに弾いてるくらいでしょうか。
イギリスに来てから、ピアノがほしい、と思うことが多々あるのですが、
本物のピアノはもとより、安い電子ピアノでさえ
高くて手が出ません。
自分が大人になってはじめて親、また祖父母のありがたみに気づきました。
ばくさん、お父さんはNo2、No3ちゃんたちを通して
夢がかなって嬉しいと思いますよ。
こっちに来ていろいろなピアノを見ましたが、
私の中ではYAMAHAの黒く光ったピアノが
私のピアノ、という気がします。
来週頑張ってね。
(実はお母さんの方が緊張してたりして?)
子供の頃は強制しなければやらないお稽古事もあるけれど本人の意思との兼ね合いが難しいね。
でも何であれ、いつであれ、何かの糧にならなかったと言うことはないですよね。
特に音楽のある人生は格別です。
お父様はこういう日が来るのを待っていらしたのかもね♪
ばくちゃん、お見舞いありがとうございました~。
必死にリハビリ中なりよ(笑)
今、息子が練習が嫌いで嫌いでしょうがないところです。
電子ピアノなので、場所はとりませんが、それなりにお金がかかったものなので、息子にはがんばって欲しいのですが。
ピアノ自体は嫌いじゃないみたいなのですが、どうしても新しい曲に入ると、レベルとしては弾けるはずなのに「難しすぎる!」と言ってなかなか弾こうとしません。
ピアノの先生にも、色々教本を変えてみたり工夫してもらっているのに、どうして少しでいいから練習してくれないのか、もうほとほと嫌になります。
うちの父も私が一人娘だったので、「これやれ!」と言われることはなかったけど、私が「これやりたい!」と言えば何でも通わせてくれました。
親の心、子知らずで飽きっぽい私は何でも途中で投げ出しちゃったけど、今思えば申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
うちも経済的に豊かだったわけじゃないし、いろんな意味で苦労をかけてきましたから。。。(><;
いなくなって初めて気付く親のありがたみです!
生きてるうちに親孝行してあげられなかったのが今も心残りです。。。
ぱくさんのお父様は娘では叶えられなくてもお孫さんで夢がかなうのだから幸せですね~♪
ばくさんのキモチをわかっているわよ~
そして孫たちがピアノを弾く姿を
うるうるしながら見るんじゃないかしら。
高校3年間、楽器を触らずに過ごした後、寂しくなって、大学でオーケストラに入って(無謀にも)バイオリンはじめたりしたのですが、音感で苦労しなかったのは、キライだったピアノのお陰かもしれないです。(結局そのバイオリンも忘れ去られたお荷物状態ですが・・・)
ばくさんが選んだピアノが、かつての自分のピアノに似たもの、というところ、その気持ち、分かるような気がします。私もきっとそうなります。・・・その前に、ソラトは「ピアノやりたい」なんて言ってくれるかしらん?!
私も小学校に入学するときに、やっと自分のピアノを買ってもらいましたが、あんまり熱心に練習しなかったなあ。
私が家をでて何年かして、うちのピアノは親類の家にもらわれていきました。
その後、子どもたちがピアノを習い始めて、今や日本には不可欠な消音機能のピアノを買いました。
息子は高校受験の歳になった今も、ピアノは続けています。
バク家のお子たちは、二人ともずいぶん上手になったんですね。
うちの息子たちにも言っておきます。きっと張り切ることでしょう。
動画、楽しみにしています。
新しいピアノを、きっとこれからたくさん弾いてくれることでしょう。
そして父の転勤で浜松へ。 そこにはYAMAHAのピアノ工場があり、何やら「ピアノに熱い」街でした。 今までそこそこやっていたのに、いきなり指の練習曲ばかりやらされ、嫌気が差してやめてしまいそれっきり。
でも、子供の時にオルガン~ピアノをやっていたので、楽譜を見て初見がきき、すんなり音楽に入っていける(その他の楽器を含む)のには助けられました。
また、ピアノを弾き始めるかも知れません。 というのも、ぶり太郎が小さなピアノを持っていて、それは今、他の所で保管しているんですが、それを近々運び込むらしく。
ばくちゃんの「父への詫び状」、じんときました。
私もオルガン教室に通ったものの、どうしても上達せずにやめてしまった。。しかし高校時代にギターをすんなり弾けたり、音楽好きになったのはその影響でしょうね。
親って子供のために、、と思ってしたことも時には全然分かってもらえないけど、いつかこうして感謝するときが来るもんだなあ、、としみじみ思います。
自分も反省文たくさんありますが、息子もいつか分かってくれるかなあ。
素敵なピアノ、きっと素晴らしい音色でしょうね!
お父様もきっとお孫さんのピアノの音色を喜んでおられるでしょうね。
ピアノはやめてしまったけれど、マンドリン、ギターとされたって事は、きっと音楽はお好きなんですね?ばくさん^^