London徒然草

「ばく」のロンドン日記

イギリスの春は

2010-03-10 | ロンドン暮らし


朝、晩はマイナスの気温が続くロンドンですが、
太陽が顔を出す事が多くなりました。

例年、とっくに黄色い花を咲かせる筈の
春を告げる花、水仙も、今年は異常な冬の寒さで、4週間ほど
開花が遅れそう、とニュース。

ニュースと言えば、今日は朝から、
japaneseと何度も聞くと思えば、
日本の植物、タデ科の、イタドリ(Japanese knotweed)
が、イギリスで大増殖し、有名な English Gadenを台無しにしたり、
根がコンクリートを割って増え続け、こちらで大騒ぎになっていました。

が、ついに、イタドリをやっつける虫を、日本の熊本から輸入して、
放して、駆逐する事に決定した,と大きく報道されていました。
この国に存在しない虫を輸入して、植物をコントロールするのは前代未聞。

日本ではこの虫がいる為、この植物がコントロールできているとか。

知らない所で、いろいろな事が起きている物です。

自然は、すごい!




春になったなあ~と、感じるのは、水仙の花もそうですが、
テレビでいきなり、家庭用掃除用品のコマーシャルが増える事でも
実感します。



スーパーもこのとおり。

日本の年末の大掃除にあたるのが、
スプリングクリーンと呼ばれる、春の大掃除。

年末はクリスマスで忙しい?のか、イギリスで大掃除と言えば
「春」と相場は決まっています。

やらないとなあ~

やはり、スーパーで、



イースターエッグをはじめとした、イースター製品のあれこれ。
ほとんどチョコレート製品ですけれど。

この国の皆さん、本当にチョコが好きです。



ホットクロスバンズ

と呼ばれる、イースターの時期だけ売られる、
丸い干し葡萄などが入った柔らかいシナモン風味の、甘食のような
パンの、表面に、十字架を模した白い十時が書いてある物が
並ぶようになります。

春さん、そろそろ、この通り、準備整いましたので、
満を持して、ご登場ねがいます