London徒然草

「ばく」のロンドン日記

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2008-09-15 | 子供達




子供たちに、何気なくおやつを食べながら,好奇心から質問しました。

「ね,自分のこと、何パーセント日本人で,何パーセントイギリス人とおもっている?」

日本からイギリスに移り住んで10年。
全員産まれたのは日本ですが,No1こと、長女で,人生を、
日本とイギリス丁度半分づつこの国で過ごしたことになります。

全員,言葉はもちろん英語が母国語で、日本語は、新聞は厳しいレベル。

ところが......

No1は、

「私はどちらかというと,自分のこと,日本人が、ほとんどだと思っているんだ。」

No2は、

「僕は、イギリス人60パーセント、日本人40パーセント」

彼は5歳のときに、日本から引っ越し。
まだ日本で過ごした日々の記憶がすこしだけあります。

No3は、

「私は日本人60パーセント、イギリス人40パーセント」

2歳で引っ越し、日本の記憶が全くないし、人生のほとんどを
こちらで過ごしたのにです。

正直、びっくりしました。
みんな、自分を、イギリス人だと思っていると思っていたから。

私から見たそれぞれの日本人度は、これとは異なる見解だということは
いなめませんけれどね。


皆で,おやつを食べながら、「なんでだろう??」

日本にいる、私の両親、

「じいたん、ばあぱんの存在が,大きい」
「二人とも,いなくなってしまったら自分の中の日本人度ががっくりと下がる」

という,結論。

無償の愛を惜しみなく与えてくれる人たちの存在は,
それほどまでに、大きいものなのですね。

今日は,ジャックラッセルジジ,こと、「じいたん」
=No1が,おしゃべりしはじめから,おじいちゃんと言えず、
こう呼んだため、以来,孫6人にこう呼ばれている)

の誕生日。

孫の日本人度のためにも,元気で長生きしてください。

お誕生日おめでとう