London徒然草

「ばく」のロンドン日記

ばく家の夏休み 温泉三昧

2008-09-06 | 飼い主ネタ


新幹線に、またまた乗り込んだ「ばく家」の4人。
夕暮れの浜名湖を左手に、コールドプレイなどをipodで聞きつつ、
東へと、向かいます。

「静岡駅」で下車。

そこから車で、真北に50キロ、山の中へ。
清流で名高い、安倍川にそって、どんどん進みます。
(安倍川餅は、この川から名付けられたとか!)





到着したのは

大きな地図で見る静岡県 梅ケ島温泉クリック

15キロ、車で下っても、パンが買えなかったのはここです。

こちら、友人の別荘なのですが、ご自由にお使いくださいとのありがたいおことば。

朝、明るくなったので、早速、この別荘の写真を撮っていると、家の中から、
「ジャックラッセルジジ」事、私の父が家の中で、慌てて口をぱくぱく。
なんだろうと振り返ると、野生のシカさんが、立っていました。びっくりした~♪

猿は出るよ~と言われていましたが、シカさんとは。



清流として有名な安倍川、その伏流水は静岡市の水道水にも使われており、
一級河川としては本流・支流にひとつもダムが無い珍しい川だそうです。



しかし、凄~~い山の中!

温泉が何件かと、旅館、民宿数件。レストランが数件のみ。
コンビニも、な~んもありません。

市営の温泉、「黄金の湯」という清潔でりっぱな、温泉施設があり、
3時間500円、一日居ても、800円という、お手頃価格。
もちろん、露天温泉もついています。

夕方決まってやってくる雷雨のなかの、露天温泉は気持ちよかった~。
あっ、いちおう、露天風呂の半分には屋根があります。

別荘は、テレビがBS1とBS2の二つのチャンネルしか写らないため、
父は、回数券を買い込んで,毎日朝から晩までこの温泉にかよい、
高校野球、オリンピックなど、寝転んで、毎日殿様気分。
温泉のスタッフの皆さんとすっかりお友達になっていました。



こちらは、別荘のすぐそばにあった、赤水の滝。



庭に出て、ふと木を見上げると、なんと1本の木に6匹もカブトムシ!

夜になれば、降ってくるかと思うほどの、満天の星

近所の「金山温泉」にはテニスコート、温泉プール(水がすべて温泉)
などもあり、ほぼ貸し切り状態

途中から、私の弟家族も、子供3人連れて、やってきました。

一族でワイワイとビールを飲みながら、北京オリンピックの開会式も見ましたね。

そして、温泉や,プール遊びの合間に、4歳から中年まで、いや、初老まで、
(私の母)計10人で、落差80メートルもあり、日本の滝百選にも選ばれている

「安倍の大滝」

にみんなで行ってみよう! と、軽い気持ちでゾロゾロと向かいました。
4歳児はたたみサンダルばき、私もオットもみんなゴム草履に毛が生えた程度の履物です。

いきなり、吊り橋2本。
2本目は本当に細いワイヤーで渡してある板もほそく、
わたるとぐらぐら揺れまくり



あげく、「一人づつ、わたること」と書いてあります。
子供はすいすいですが、大人はこわごわ。





橋を渡ると、凄い上りの、急斜面がつづき、「こんなはずではなかった」
状態で、合い言葉は、「軽く想定外?」と言いながら、結局、片道1時間ほど
山歩きをしてしまったのでした。吊り橋はこの後、もう一本。
それ以外の橋もたくさん。下を見ては行けません。

入り口から1.2キロもの距離だったと、後で気づいた、我が一族。
4歳も往復、よく歩きました。誰ともすれ違うことも無かったので、
ここも貸し切り!

途中の景観のすばらしいこと、山は深く、水はきれいで、
途中から落葉樹の原生林を味わえて、楽しい山歩き。
ああ、紅葉の季節に来たら、どんなにすばらしいでしょう~。

この滝は,すぐそばまで行けるため、滝の水しぶきも気持ちいい~♪

翌日、オットさん、こっそり私に、
「サンダル履きだったせいで、足の親指が筋肉痛」だと
告白していました。

オットさん、実は私もです(笑)



こんな釣り堀も近所にあって、ヤマメを釣って、その場で塩焼きにしてもらったりして、
蝉時雨を聞きながら、従兄弟たちとも、キャッチボールやサッカーもして、
「正しい夏休み」を過ごした、我が家の子供たちでした。

ばく家の2週間の旅行はこれで終わりで~す。
長い旅行記、おつきあいありがとうございました。

でも、この、梅ケ島、東京から日帰り可能です!
涼しくなったら是非、皆様、秘境の温泉+滝見物に、お出かけください。

とーっても、すてきなところでした!!