社会的な意見を声高に叫ぶ事や、自分の意見を押し付けたりする事は
出来るだけこのブログでしたくない、と思ってずっと続けてきました。
でも、今日はちょっとマジメなお話です。
九段下公園の入り口で見た看板
先日、日本で、ペットショップに行きました。
ガラス越しに、幼い子犬がたくさん売られていました。
90%は、トイブードル、チワワ、ダックスフンド。
その他はジャックが数匹、パグ、フレブル、シェルティーが
少々。
No3を監督中
ふと振り向くと、ペットショップのお兄さんが、小さいチワワを抱いて
立っています。
「抱っこしてみませんか?」
誘われました。
あまりに小さいチワワ。
生後なん週ですか?と聞くと、5週になったばかりです。とのこたえ。
そんなに早く親から離して平気なのですか?
と尋ねると、
「あまり長く母親の所に置くとご飯を食べなくなるので、早く引き離した方がいいのです」
という答えでした。
私が習ってきた、そして、信じてきた犬の社会化や、考え方と随分違います。
何も知らなければ,ペットショップの言葉を信じてしまうでしょう。
好き好き大好き、お兄ちゃん
パピーミル、と呼ばれる場所で、ひたすら繁殖させられ、子犬を産む為だけに生きる母犬、
小さい子犬を店頭で見て、衝動買いされ、しつけもされず、家族に慣れないと、うち捨てられる犬たち。
やはり、納得がいかない。
でも、どうしていいのか、と思っていた矢先、
政府が動物取扱業の適正化について、パブリックビューイングをしている事を知りました。
このカードを、人間が首から下げて散歩しないといけないそうです
動物取扱業の適正化についてのパブリックコメント募集中
早速、私も、海外在住だと、ダメかもと思いつつ、コメントを送らせてもらいました。
こういう機会は、いつもいつもあるわけではありません。
もし、この件に関して、少しでも思う所が、おありになれば、ぜひ、
一人でも多くの方に声を上げて頂きたいと思います。
今日は、マジメな、ばくさんでありました
追記
「ほぼ日刊イトイ新聞」にも、取り上げられていました。
大変わかりやすくまとめられておりましたので、
リンクを貼っておきます。
犬と猫と人間のはなし