ルソーの迫力の子供の絵を見た後は、やはり文句なく可愛い子どもの肖像画をみたい・・。
ということで、「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」(1653-54年)。スペイン国王4世の宮廷画家として腕を振るったバロック時代の画家、ベラスケスの名作。背後に暗部の調子を置き、穏やかな光が王女に降り注ぐ。王女2歳の時の肖像であどけない表情ですが、しっかりとしたポーズ。早くも婚約が決まっていたウィーン国王家にテレサの成長過程が分かるように、ベラスケスは7歳の時とか複数王女を描いて肖像画としてウィーンに送っています。お見合い写真の替わりになったのですね。華麗な筆さばきで歴史画、宮廷画などスケールの大きい大作を連ねたベラスケス。中でも渾身の一作です。
ということで、「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」(1653-54年)。スペイン国王4世の宮廷画家として腕を振るったバロック時代の画家、ベラスケスの名作。背後に暗部の調子を置き、穏やかな光が王女に降り注ぐ。王女2歳の時の肖像であどけない表情ですが、しっかりとしたポーズ。早くも婚約が決まっていたウィーン国王家にテレサの成長過程が分かるように、ベラスケスは7歳の時とか複数王女を描いて肖像画としてウィーンに送っています。お見合い写真の替わりになったのですね。華麗な筆さばきで歴史画、宮廷画などスケールの大きい大作を連ねたベラスケス。中でも渾身の一作です。