かぎゅう・あやさんは、2001年多摩美術大学彫刻科を卒業後、刺繍作家として活動を続けています。仏像を刺繍によって表現する繍仏として推古天皇の時代に広まった刺繍は、古くから人々の祈りを形にする手段としてさまざまな装飾に用いられてきたといいます。
かぎゅうさんの刺繍作品も、一針一針の祈りの集積が込められています。
原初に立ち返る表現の営みが興味深いです。
小林賀代子さんは、2004年に上智大学比較文化学部を卒業後、2010年に武蔵野美術大学造形学部日本画コースを修了しました。小林さんの描く花が咲き、飛び交う蝶の夢のような世界は、どこか懐かしく記憶の糸を引き寄せていきます。
繊細で微細なタッチが浮遊感を誘います。
二作家の異色の表現の探究が興味深い展覧です。
◆かぎゅうあや 小林賀代子「そこにいたこと」/5月31日~6月16日/MEGUMI OGITA GALLERY(銀座5丁目)
かぎゅうさんの刺繍作品も、一針一針の祈りの集積が込められています。
原初に立ち返る表現の営みが興味深いです。
小林賀代子さんは、2004年に上智大学比較文化学部を卒業後、2010年に武蔵野美術大学造形学部日本画コースを修了しました。小林さんの描く花が咲き、飛び交う蝶の夢のような世界は、どこか懐かしく記憶の糸を引き寄せていきます。
繊細で微細なタッチが浮遊感を誘います。
二作家の異色の表現の探究が興味深い展覧です。
◆かぎゅうあや 小林賀代子「そこにいたこと」/5月31日~6月16日/MEGUMI OGITA GALLERY(銀座5丁目)