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夜間中学を検討!一般質問パート3

2013年06月24日 18時36分14秒 | インポート

 今朝は、医療後援会のメンバーと定例の朝宣。東京都議選で日本共産党都議員団の議席が倍増(正確に言えば8議席から17議席に)という結果だけに、一緒にいた後援会員から「渡辺議員!今日は一段と迫力がありましたネ」と共に勝利を喜び合いました。

街宣の前に早朝ウォークで気になることを発見。早朝ウォークをいつP1010271 ものコースに戻したところ、有珠川の河川敷と至る所の歩道に“雑草”が伸び放題です。車だけと気がつきP1010270 ませんが、歩くと小学生の背丈まで伸びています。(添付写真)一体、何時になったら草刈りを行ってくれるのか?有珠川の河川敷内は土木現業所の管轄ですが、河川敷外と歩道は市の管轄ですネ。(そろそろ作業に、期待しています!)

昨日は、北光町3丁目4にお住まいの方から、「自宅前の道路が凹んでいるので・・・」と通報があり、現地を確認すると至る所が凹んP1010265 でいました。(添付写真)道路を含む予算そのものが決められているだけに、担当部局も大変だと思います。

さて、一般質問パート3は“夜間中学”という聞き慣れない質問について書き込みます。

今回の質問のきっかけは、毎定例議会ごとに行っている“議会報告会”で参加者から寄せられた要望からです。(昨年の12月議会報告会の時でした)

丁度その報告会に参加していた民主・市民の風に所属している後藤節男議員も興味を持ったようです。私が、6月議会の一般質問の準備に関わって、東京都墨田区立文花中学校の“夜間学級”を視察する報告書を作成していると、「私も一緒に勉強したいので、同伴して良いですか?・・・」と話しがまとまり一緒に視察してきた経過があります。

 実は、“夜間中学”問題は市議会ではじめて取り上げる問題でした。

 色々と調査するなかで判ったことは、全国には様々な理由で義務教育の未修了者が百数十万人いて、年齢・性別・国籍を問わずに、漢字の読み書きや計算が出来ないで困っている方がいるのが実態です。(5年前の資料)

 そうしたなかで、文科省は、義務教育課程の未修了者が通える“夜間中学”を「自治体の政策判断で設置する」とし、全国には35校の公立夜間中学があり、2.700人が学び、また札幌市や旭川市など市民団体が自主的運営で全国には17ヶ所あることを知りました。市内にも「夜間中学校を設置してほしい」と希望する市民がいます。

 私は質問のなかで、「ある市民が、銀行で15.000円を引き出すために窓口に行って、払い出し伝票を書き込んだ時、金額欄に、“10.000円”の5桁と“5.000円”の4桁で15.000円が引き出せると思ったそうです。“1億5千円”の払い出し金額だけに行員は驚いたそうです。事情を聞いてその場は解決しました。」と一例をあげました。そして、「戦中・戦後の混乱や障がい者差別・貧困・病気などといった様々な理由で義務教育を受けられなかった人たちに、“学び”を取り戻す意味が夜間中学の創設と考えますが、市教委としてその実態をどのように把握しているのか?」と質問。和野教育長は、「平成22年度の国勢調査から、未就学(義務教育課程)に在学したことのない方または、小学校を中途退学した方が258名いる。(中学卒業は含んでいない)実態調査を行い、“学びたい”、“学びを取り戻したい”と考えている市民を対象に“市民講座”を開設する。このことが夜間中学”の開設に向けた実態把握につながる」と前向きの答弁をしてくれました。