梅雨前線の影響で、九州北部(熊本・大分・佐賀)では、“これまでに経験したことのない豪雨”と気象庁が発表しました。
異常気象は日本だけでなく、北米でも起きているようです。私たちは、映像でしか知り得ない情報ですが、河川の氾濫、家屋の倒壊などで犠牲になった被災者のみなさんにお悔やみと、いまだ行方不明になっている方が無事救出されることをお祈り申し上げます。と同時に、避難されているみなさんにお見舞い申し上げます。
“梅雨”のない北海道と言われていますが、異常気象は北海道にも現れています。早朝の天気予報には目が離せません。“雨”マークが出ると、何が起きるか判りませんので、常に自家用車には“傘”を2本用意しています。
私が小学生の頃、住んでいた“引き揚げ住宅”(長屋)の近くにあった(旧)当別川が氾濫して、直ぐ近くの(旧)当別中学校に避難したことを思い出します。同時は、台風による水害でした。避難生活に欠かせなかったのは、自衛隊が補給する“かんぱん”でした。いまの“かんぱん”とは違って、大きく1個だけでもお腹の足しになったものです。いまの時代のように電化製品や家具があった訳ではなく、一番大変だったのは“畳”干しとか、布団の確保でした。何度か水害を体験していますが、河川改修が行われ、いまでは水害(河川の氾濫)はないは発生していません。
でも、“これまでに経験したことのない豪雨”だけに、いくら河川改修が進んでいるとは言っても油断は出来ないですネ。
特に、苫小牧市内には河川幅が小さい川があるだけに、ゲリラ豪雨には要注意が必要です。
昨年の福島原発事故から“想定外”という言葉が出ました。今回も“これまでに経験したことのない豪雨”という表現は、まさに“想定外”を指しているものです。
しかし、自然災害と人的災害の区別をしっかり検証しなければ対策はとれません。計画停電の情報がようやく手に入りました。何度読み返しても、計画停電しなければならないのか理解出来ませんし、何故地域によってバラバラなのか?まさに、“原発再稼働ありき”の誘導策?と考えてしまいます。
“脱原発”・“原発再稼働反対”の首相官邸前での定例抗議行動には何万人の方々が集まったのか?ネットでも現時点では判りませんが・・・。週ごとに“一致点での共同”が多数派になっていますネ。