昨日は終戦の日・・・
天皇陛下がポツダム宣言に受諾し
武器を置くことを国民に向けて
ラジオで「玉音放送」をした日を
日本では終戦の日としているが
実際に降伏調印したのは9/2・・・
戦争の情勢を知らされておらず
日本の勝利を信じていた国民は
天皇陛下の「玉音放送」により
大きな衝撃を受けたことだろう。
国家統制により言論の自由を奪われ
嘘の報道を信じるしかなかった時代・・・
情報が発達した現代でも
未だ同様の事件が発覚し
愕然とすることがあるが・・・
国家とは何のためにあるのか。
権力者が私腹を凝らすような国であってはならない。
第二次世界大戦後、日本国憲法が新たに制定され
戦争放棄、国民の権利と義務が明記されたが
戦後70年を過ぎて憲法改正論議が
盛んに行われるようになった・・・
戦前に比べれば、今は言論弾圧も軽くなったが
無くなったわけではない。
昨年勃発した愛知トリエンナーレ展示中止は
衝撃的な出来事だった・・・
昨日のBlogに記載しそびれたので少々追記。
昨日は稽古の最初に「終戦の日」について
少し話させていただいた。
福島正則公が生きた時代は戦国末期~江戸初期。
なぜ人は戦争をするのか。
なぜ人は戦争をせずにはいられないのか。
この作品に参加するということは
歴史から学ぶ良き機会でもある。
戦国は、農民が天下人になれる下剋上の時代。
信長→秀吉→家康
3人は天下を取るために次々と戦争をした。
なぜ天下を取ろうとしたのか。
権力欲?
ではなぜ権力が欲しいのか。
自分が思う理想の国をつくるため。
理想の国とは?
大義名分と私利私欲が見え隠れする。
それが権力者の姿なのか・・・
多くの民は戦争を好まない。
平和を望む、はずなのだ。
みんなに、家に帰ったら家族と
戦争について話し考えてみてほしいと伝える。
終戦の日は、戦争に関するニュースや
ドキュメンタリーも放送される。
日本が戦争に突き進むことがないように
私たち国民が政府や政治の動向を
注視していく必要があるのだ。
国会議員は国民の代表。
議員を選挙で選んでいるのは
私たちであることを忘れてはならない。
投票に行かないということは
権利の放棄なんだよね。
若者たちの胸に響いたかどうか・・・
若者が政治に関心がないのは
親や周囲の大人の責任だと私は思う。
大人の背を見て子は育つのです。
大人が政治に強い関心を抱いていれば
子どもも自ずと関心を抱くようになるはず。
戦国物語は、政治や戦争、国の在り方を考えるのに
とても役立つ題材。
教育現場でも、年号を覚えさせる教育ではなく
年表の裏側に潜む出来事を学べる教育なら
歴史を好きになる子どもが増えるんだろうに・・・
さて・・・
今日はお盆の集中稽古、最終日でもあります!
午前中はキッズのみの抜き稽古。
基礎練習、ダンス復習の後、芝居の稽古に突入!(^^)!
キッズ練習の時間だが、シーンの都合上
中学生3人も参加している。
中学生は午後の稽古も参加しなければならない。
昨日までの疲れもあるだろうし大丈夫かな?
と思ったけど、そんな心配はすぐに吹っ飛んだ。
キッズたちのシーンは「明るく楽しく元気よく」
これが一番!
子どもたちの元気な姿は大人を元気にしてくれる。
演技が初めての子たちも、徐々に元気が出来てきた。
舞台は危険な箇所がたくさんあるため
ルールが必要だけど、あまり縛り過ぎると
子どもたちの良さが消える。
ルールと自由さ
このバランスの「良き加減」を探しながら
稽古を進めていく。
キッズはお昼で解散。
13:00~17:00は中学生以上の稽古。
いつも通り基礎訓練を行い、新たなシーンの稽古に入る。
そのシーンに出演していない人たちは
各自自主練をしてもらった。
流石に3日目で疲れているせいか
休んでいる人の姿も目立つ。
自主練習を効率的に進めるには
何らかの手法が必要だな・・・
と思いつつも、私は舞の振り付けを進めていく。
その後、別シーンのダンス振り付け。
この振り付け考案はケンジに頼んだ。
これで、5つのダンスシーンの振り付けが完了!
時計はちょうど17:00
熱中症や体調不良で倒れる人も現れず
無事終えることができて良かった!
あ、これ、昨日の夜のオモシロPhoto(笑)
誰も何も言ってないのに
あうんの呼吸で次々と寝転がる~
いいよねーこういうの~~(笑)
皆さん、本当にお疲れ様でした❣
保護者の皆さま、連日お手伝いいただき
誠にありがとうございましたm(__)m
夜はMAプログラム。
うひょーっ!
キッズたちが大勢来てるぅ~
みんな元気だね~
今日は殺陣・声優・表現の3講座。
毎週日曜の夜は、一般向けのワークショップを開催中。
時間帯は18:00~20:10
様々な表現が体験できます!
未経験者大歓迎❣
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ご興味のある方は、劇団事務局にご一報くださいねー