蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

「〇〇さんの強み」プレゼンテーション #職業訓練講座

2020年08月20日 23時29分28秒 | 日記

今日は一か月ぶりに中野市の職業訓練センターへ。

先月下旬に中野市で新型コロナ感染者が確認され
公共施設は全て閉鎖💦

センターでの訓練も一時中止。

私の就職支援講座は全4回。

サポートはケンジ。

3回目のエチュード(即興劇)グループ発表を終え
最後のプレゼンを残すのみだったが
その直前にお休みとなってしまった。

一か月もあいてしまったので少々心配だったけど
受講生の皆さんの笑顔を見て
そんな心配は一気に吹き飛んだ(^^♪

全4回の講座を通じて一人の欠席者もなく
「なぜ職業訓練センターで演劇??」と
疑問を抱いていた方々もレクチャーを通じて
目的をご理解をいただいたようで
全員が楽しみながら、身体を動かし
表現を楽しんでくださるようになった。

いつもどおりケンジによるストレッチ&筋トレをスタート。

スクワットは60回を楽々クリア!

お休み中、ご自宅でストレッチや筋トレをしていたという方も♪

継続は力なり♪

これからもぜひご継続くださいm(__)m

次に発声と滑舌。

プレゼン前のウォーミングアップとして
2チーム分かれ簡単なエチュードづくり。

私がエチュードづくりに使用させていただく文章の一つに
夏目漱石氏の「吾輩は猫である」の冒頭文がある。

 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
 どこで生れたかとんと見当けんとうがつかぬ。
 何でも薄暗いじめじめした所で
 ニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

短かくて情景を想像しやすく
すぐに覚えられるというのも利点の一つ。

人間って、普段やらないことに対して
とても抵抗を感じるものだけど
被り物を着用すると不思議なもので
面白がってできちゃったりするんだよねー

このエチュードは被り物を着るわけじゃないけど
全員が猫に扮するというところがミソなのです♪

要するに “ごっこ遊び” ♪♪

子どもの頃、何かに扮して遊んだ経験って
みんなあるんじゃないかなー

童心に返って、皆さんに猫に扮していただくんだけど
その前にグループでそれぞれのキャラ設定と
5W1Hを考えていただき、最後に発表するという流れ。

今回も面白い即興劇ができました~

休憩時間に受講生が

 前回のエチュードもそうですけど
 この「猫」も一生忘れないと思います!

とニコニコしながら言ってました。

そう♪

忘れて欲しくないことは舞台化すると
記憶にとどめられる確率が高いのだ。

これをもっと教育現場や職場でも
活用してくれたらいいのになぁー

そして、最後の仕上げは
「〇〇さんの強み」プレゼンテーション❣

これは・・・

ペアになって、相手の生い立ちや
趣味、特技などをヒアリング。
自分なりに整理して、他の受講生に向けて
相手の強みを紹介するプレゼン。

これは他者理解、自己肯定に繋がる
優れモノのプレゼン♪

人前で話すのが苦手だと言っていた人も
最初は蚊の鳴くような声しか出せなかった人も
笑顔で堂々と大きな声で発表してくれました!

皆さん、素晴らしかった!

そして全員がこの講座を評価してくれたのも嬉しかった💛

私たちも毎回異なる方々との出会いを通じて
様々な価値観や対応を学ばせていただいている。

ありがとうございますm(__)m

この講座、受講生の評判が非常に良くて
かなり成果をあげているんだよねー

広がって行かないのが勿体ないな~

・・・私が宣伝しないせいか・・・(~_~;)



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