蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

小布施町「北斎ホールシアター2020」始動!

2020年07月13日 12時42分47秒 | 日記

昨日、北斎ホールシアター2020のキックオフ会
並びに第1回ワークショップを開催!

参加できなかったキャストもいたけど
スタッフを入れると50人以上が参加。

入場前に全員検温し、制作側からファイルを渡された。

稽古日は朝体温を測り、会場入り前にも検温し
それをファイルに記入するようにとのこと。

ファイルには、コロナ感染症予防に関する
「県主催のイベント・行事の実施のための当面の判断基準」と
開催にあたっての留意事項が記載された用紙も入っている。

制作がしっかりと管理してくれるので有難い( ;∀;)

13:00 キックオフ会開始♪

司会は制作のドリーム・コンシェル杉本さん。

実行委員長で岩松院住職・渡辺氏の挨拶で始まった。

岩松院には福島正則公のお墓がある。

皆さま、小布施町にお越しの際は
ぜひお立ち寄りくださいねー

続いて、事務局長の永井氏から激励をいただき
私と劇団制作・ケンジが紹介され
演出・脚本の私から舞台概要を説明。

今年も戦国武将「福島正則」公を描く舞台だが
今回は「治水工事」がメインとなる。

広島城主だった正則公は
幕府の目論見で失脚、改易
小布施地域の領主となった。

小布施においては松川の治水工事を行い
今も川の土手沿いに千両堤(せんりょうつつみ)が残っている。

正則公の主君は豊臣秀吉公。

秀吉公は、戦国末期最初に天下人となった織田信長公の家臣だった。

その家臣時代から秀吉公に仕え
息子のようにかわいがられたのが正則公。

信長公が主君の時代に秀吉公のもとで
築城や治水に携わり、信長公亡き後は
秀吉公の側近の一人として戦で武勇を馳せ
「賤ケ岳の七本槍の一番槍」という異名を持つようになったが
築城術に長けた秀吉公のもとで
数多くの城の普請を手掛けている。

秀吉公亡き後は、徳川家康公の城持ち家臣として
やはり多くの城の普請を行ってきた。

築城は、城を立てるだけではない。

堀を掘って水路をつくり、場合によっては川もつくる。
整地して石垣、城、家臣の屋敷、城下町をつくることも含まれる。

人間は水と塩がなければ生きていけない。
もちろん作物も。

が、筆頭はやっぱり「水」

水は必要だけど、水害・飢饉に悩まされるのは今も昔も同じ。

なので、治水の歴史はまさに人間の歴史だ。

これまで私は正則公の生きざまを追ってきたが
築城術については僅かな知識しかなかった。

が、治水をメインにした芝居を製作するとなると
やはり築城術や治水工事について知る必要がある。

で、色々調べたが、正則公ラインで調査しても
なかなか情報が出てこない。

なので、治水で有名な武田信玄公の時代に遡り
信長~秀吉~秀吉家臣団まで手広く調査。

そんなわけで、調査にかなり時間がかかってしまった(^-^;

けど、おかげで戦国時代末期~江戸初期について
もっと詳しくなりました~(笑)

実行委員会から

 今年は何としても90分以内で!

と強く依頼されているので💦

どこから始めてどこをメインにすれば
お客様に楽しんでいただけるか、感動していただけるか
その選別に苦労したが、ようやく定まってきた。

というような内容を
参加者の皆さまにざっくりお伝えして
コロナ対策演出プランもチラッと説明し
みんなで協力し合って体調に気を付けながら
エネルギッシュなステージにしていきたいと伝えた。

制作サイドからコロナ対策を含む注意事項等を含む
これからの流れの説明があり
続いて一人ずつ自己紹介を兼ねた目標発表♪

最後に団員紹介♪

 

キャスト総数59名
うち夢幻団員20名

団員、増えたなー

特にキッズが多く、成長が著しい。

研修生は市民劇初参加が2人。

劇団員(研究生を含む)はもちろんのこと
市民劇経験のある研修生たちは
衣装・大道具・小道具づくりを担ってくれるので
本当に助かっている。

団員の皆さん、よろしくお願いしますm(__)m

参加者はみんなやる気十分‼

そして良き笑顔~~

これ、この感じ!!

市民劇の良さ、面白さを体感♪

リピーターも多くて嬉しかった~~

終了後、30分の休憩をはさみ
第1回の演劇基礎レッスンワークショップ開始。

 

メニューは

軽い運動→ゲーム→ストレッチ→スローモーション→筋トレ→呼吸法・発声法・滑舌→名前リレーゲーム

こんな感じ。

ゲームで大いに盛り上がり
スローでは体の発見や気づきもあったようで(^^♪

ずっと窓は開けっぱなし。

マスクをしているので、水分補給をこまめに入れながら
途中休憩もいれつつ進行したので
エチュードが出来なかったのが残念😢

最後の名前リレーは
一気に大勢の名前を覚えられる優れモノ。

何せ50人近くもいるので時間はかかったけど
全員が全員のニックネームを覚えました~~

今年も良いチームになりそう💛

これからが楽しみ~~♪♪

どんな舞台が生まれるか
皆さま、どうぞお楽しみに!!