マダム・クニコの映画解体新書

コピーライターが、現代思想とフェミニズムの視点で分析する、ひと味違う映画評。ネタバレ注意!

2003年度 ベストテン

2004-01-01 | 2003年度映画ベスト10
 テーマに興味を抱いた作品の中から、外国映画・日本映画各5本を選んだ。 ・シカゴ/ハリウッドのミュージカルは一種のカーニバルだ。そこでは善悪、男女などの規範が逆転。本作でも、抑圧されている女性達は連帯し、男性優位の文化に意義申し立てをする。女性陣のカッコ良さに乾杯! ・ト-ク.トゥー・ハー/2組の男女の生と死。“語る男と闘牛士の女”は死に、“語らない男とサイレント映画の好きな女”は生き残る。男 . . . 本文を読む