熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

九州ツーリング (Day8 仙厳園見学~指宿スカイライン経由薩摩半島一周)

2022-04-03 21:04:09 | ツーリング・バイク全般
今日は午前中に薩摩藩主島津家別邸の仙厳園を見学、その後九州の人気ツーリングコースのひとつ、指宿スカイライン経由で薩摩半島内を走り、今晩の滞在地、出水市まで走行。

仙厳園は島津家19代光久によって築かれた別邸で、大河ドラマ「西郷どん」の撮影地になった場所です。

現存する今の御殿は1884年に改築された建物が主体。


一番大きな部屋は「謁見の間」


天井の照明は明治の頃から使われていた物で、水力発電で電気を供給していたそうです。100年以上前の日本にあってはお洒落なシャンデリアです。


届いた贈り物をお披露目する時に使われた部屋「御小座(披露の間)」


島津家29代忠義が1日の大半を過ごしたと言う「御居間」からの眺め。
この景色を眺めながら、書類の決裁や昼食を摂っていたそうです。


他に寝室や着替えに使われていた部屋や中庭など公開されています。

庭園の向こうには桜島。


仙厳園に隣接する建物は、「尚古集成館」
島津家28代斉彬が近代化と工業化を目指すべく設置した日本最古の洋式機械工場。
島津家800年の歴史や文化を紹介する展示館も兼ねています。


観光の後は今日の目玉、指宿スカイラインへ。
指宿スカイラインは、鹿児島市と指宿市を結ぶ全長約37キロの有料道路ですが、有料とは言え大半の区間が無料化されていて、通行料金はバイクの場合、僅か100円。

薩摩半島の高所を縦断しているので所々眺望が楽しめます。




全線を通じて適度なワインディングロード、直線部分は僅か。


最も視界が開けたポイントにて。


指宿スカイラインを走り終えた後は、海沿いを走る226号線へ。枕崎の手前から内陸部を抜けて出水市へ。

薩摩富士と呼ばれる開聞岳(924m)が見えて来ました。




太平洋を眺めながらの快適走行。ただ、海を望める区間は限られています。


薩摩半島中南部はお茶の生育に適していて、日本有数の茶の産地として有名だそうです。


走行距離210キロ、今日も天気にも恵まれ、快適なツーリングを楽しむことができました。

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九州ツーリング (Day7 霧島経由鹿児島へ)

2022-04-02 20:51:48 | ツーリング・バイク全般
今日のルートは、高千穂から東九州自動車道で宮崎まで、そこからは一般道で霧島経由鹿児島市まで約250キロ。
新燃岳の噴火警戒レベル引き上げにより、えびのスカイラインなど楽しみにしていた区間を断念せざるを得ず、今日は単調な1日でした。

高千穂を出発して約4時間、前方に霧島山(新燃岳を含む20の火山群の総称)が見えて来ました。


時間があったので霧島神宮に参拝。




御神木、樹齢800年、高さ38m。


神宮に通じる道路沿いの並木は既に新緑。九州が暖かいことが分かります。


鹿児島と言えば、桜島(?)


明日は薩摩半島の予定です。
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九州ツーリング (Day6 やまなみハイウェイ~阿蘇周辺を快走)

2022-04-01 20:32:48 | ツーリング・バイク全般
今日は朝から晴れ間が広がり、別府で一日待機した甲斐がありました。


今日のコースは、九州ツーリングのハイライト、やまなみハイウェイから阿蘇周辺を走って、今晩の滞在地、高千穂まで200キロ弱。
別府から湯布院までは県道11号線、別名「日田往還」で1時間弱。途中、由布岳山麓を通過。




湯布院の町中を抜けると今回ツーリングで一番期待の高い「やまなみハイウェイ」がスタート。
大分県の湯布院と熊本県の阿蘇を結ぶ、全長約58キロの山岳道路。絶景ルートとして全国ランキング上位の道です。
湯布院からスタートして暫くは樹林帯を走行。


樹林帯を抜けた辺り朝日台付近にて九重連山を望む。


更に進んで行くと、飯田高原に入った辺りから一気に視界が開けます。






やまなみハイウェイを走り終えた後は、ミルクロードに入り、大観峰へ。
ミルクロードは、道路沿いに牧場が点在することから付けられた愛称で、この道も人気の絶景ルート。


大観峰は標高1000m弱の阿蘇北外輪山の最高峰。
阿蘇の中央火口丘である阿蘇五岳や九重連山を一望することができる人気スポット。
駐車場の向こうは九重連山。


反対側には阿蘇五岳。


360度雄大な光景が楽しめます。


大観峰で絶景を満喫した後は、阿蘇パノラマラインへ。






高度を上げていくと阿蘇山頂を間近に見ることができます。
噴煙を上げる中岳


烏帽子岳の麓に広がる「草千里ヶ浜」緑に覆われるこれからの季節が良さそうです。


阿蘇パノラマインを走り終えた後は、少し寄り道して熊本県内の桜名所としてはランキング1、2位に争う「一心行の大桜」を見物。樹齢400年以上。
昭和初期の落雷により幹が6本に裂けて成長し、横に広がる今の形になったようです。


やまなみハイウェイと阿蘇周辺の絶景ツーリングを満喫した後は、高千穂の宿へ。
チェックイン前に高千穂峡を散策。




やや気温が低く風が強かったものの、天気に恵まれ実に快適なツーリングでした。

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