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吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

フェリーの検疫検査でのハプニング

2009-05-28 23:13:06 | 安全・健康・衛生問題情報
本日マカオへ行く際、往復ともフェリーを使用しました。そのときの体験を報告します。往きは中国を出るときもマカオの通関側も厳しい検疫検査を受けることなく、通常の健康申請書の提出と体温センサの前を通るだけでOKでした。しかし蛇口側の出発は、時間になってもなかなかフェリーに乗ることができず結局30分遅れでの出発でした。理由は、蛇口に着いた船の中で、中国衛生局による乗客一人一人の検疫が船の中でなされていたからです。

これを知って帰りはどうやって帰ろうか悩みましたが、フェリー以外の方法はやっぱり面倒なので最終的にフェリーを選択しました。しかしやっぱりいざこざが発生しました。

マカオ側でフェリーに乗る際は、船会社の乗務員による体温検査が一人一人に対して乗船口で行われました。こちらは無事皆通過できました。

蛇口に着いたときも、朝の状況と同じように検疫官が船に入り込んできて、一人一人健康申請書の内容をチェックし、体温を測っていきました。しかしここは中国、お客さんは検疫官の指示にきちんと従うことなく勝手にどんどん席を離れて船を出ようとするので、誰がどこの席に座っていたのかわからなくなり、健康申請書の数が2枚足りない、そして1枚の健康申請書の書いてある内容に不備があるとのことで、検疫官が「これらが全部揃うまで、あなた達は皆外に出れません。」と言ったものだから大変。

出口付近に早々と陣取っていたVIPらしきおじさんの一人が、大きな声で検疫官をどやし始めました。聞こえてくる話では「お前ら自分たちのミスなのに何故我々が拘束されるのか?」「俺が誰だかわかっているのか?」「早く出せ!」「検疫官は一体この仕事を何日やっているんだ。こんな手際の悪い仕事しかできないのか?」と、だんだん怒鳴り声に変わっていきました。これにつられて他のお客さんも同調し始めたから大変。時間が経過していく中で辺りはまさに暴動が起きそうな雰囲気に変わっていきました。

そうこうしているうちに、足りなかった健康申請書も見つかり、また不備申告していたお客も見つかったとのことで、20分ほどで皆解放されましたが、何とも後味の悪い船旅となりました。

こういうお互いの対応をみても、中国だなあと感じてしまいます。私などは中国語が大分聞き取れるようになってきましたので何が起きているのか内容がわかって冷静さを保てましたが、英語の説明は皆無でしたので、たくさん乗っていた西洋人は一体何が起きているのか不安だったでしょう。

ということで、しばらくは(今後ずっとか?)可能なら船は避けた方が良さそうです。マカオも珠海経由が良いと思います。

板藍根

2009-05-27 23:51:25 | 安全・健康・衛生問題情報
知人からの紹介ですが、中国には古くから「板藍根」という漢方薬が存在していて、多くの家庭での常備薬になっているようです。この薬、タイセイ、あるいはホソバタイセイというアバラナ科の植物の根を乾燥させた生薬で、清熱解毒、涼血利咽の薬能を持つ生薬とされています。

清熱解毒とは、細菌やウイルスによる感染や炎症に伴う発熱、腫脹、疼痛などを抑える働き、涼血利咽とは、のぼせや発赤、紅斑、鼻血、充血などの症状やのどの症状を抑える働きを示すそうです。

板藍根の使い方ですが、中国では、風邪やインフルエンザの予防や、発熱やのどの痛みなどの症状に、煎じ液をお茶代わりに飲むなどの方法で、広く利用されています。煎じ液でうがいをすることもウイルスや細菌の感染予防に役立つとのこと。

板藍根の安全性については、中国では、安全な生薬として幅広い年代層に使用されていて、重篤な副作用は報告されていないとのこと。でも解熱作用がありますので、発熱を伴わない体調不良や、体質や体調によってまれに体に合わない場合があるようですので、その場合は服用を中止し、医師、薬剤師に相談されるといいでしょうとのこと。

写真は先日近くの薬屋さんで買った板藍根ですが、こういった板藍根や板藍茶が色々山積みされて売られていました。これを見ると家庭の常備薬であるとの話は納得できます。前にこのブログで紹介しましたが、ここ蛇口に住んでいますとしょっちゅう喉が痛くなりますので、うがい薬代わりに使うのも良い方法と感じます。

豚流感も第二、第三の波が来るとも言われていますし、近い将来鳥流感もやってくるでしょう。こういった漢方薬も準備しておくと重宝するかもしれません。

蛇口埠頭で日本人豚インフルエンザ疑惑

2009-05-13 21:34:20 | 安全・健康・衛生問題情報
ときどき
日本では報道されていないでしょうが、本日会社の中で1つの情報が飛び交いました。それは昨日香港空港から蛇口埠頭に到着した日本人の1人が熱を出し、豚インフルエンザに似た症状を呈していたことから、その日本人と仲間の3人が病院(東湖医院)に隔離され、同じ船に乗っていた乗客40人あまりの乗客がレジャー村(龍崗坪山山海農場度假村)に隔離されたとのこと。蛇口埠頭と船が完全消毒されたみたいですね。
http://hk.news.yahoo.com/article/090512/3/c5eo.html

しかしその後豚インフルエンザでないことがわかり、全員解放されたとのこと。この解放されたニュースの方には日本人3名の名前が出てしまっています。中国ですね。今回の教訓は、風邪気味の人の出張は避けるべきということですね。
http://news.ifeng.com/world/special/zhuliugan/zuixinbaodao/200905/0513_6347_1154341.shtml

中国入出境での健康申請&検疫

2009-05-10 23:02:12 | 安全・健康・衛生問題情報
最近深センから外へ出ていませんでしたが、まだ香港は怖いので、昨日久しぶりにマカオにマスク持参で行ってみました。マカオなのでフェリーでしたが、まず蛇口での中国出境場所にたくさんの健康申請表が置かれていました。出るときも書かないといけないのかと思い、慌てて記載しましたが、中国出境時は誰も申請表をチェックしたり回収する人はいませんでした。写真右側がその申請表ですが、香港・深セン出入境と書かれているように香港と共通の申請表のようで、香港入境時に提出すれば良いようです。

一方、マカオでは新しく写真左側の健康申請表の提出が必要になっていました。この申請表はフェリーの中で渡してくれました。

フェリーやマカオ通関場所はガラガラでしたね。5月連休明けということもあるのでしょうが、やっぱり豚インフルエンザを心配した旅行者が当面外出を避けているのでしょう。マカオ通関カウンターはどの列も並んでいる人は3人程度で、あっという間に入れました。

帰りもマカオの出境はガラガラ、非常に快適でした。最後に蛇口での入境ですが、ここでは健康申請表の提出が必要となっていました。申請表は写真右側のものか、あるいはフェリーの中で配っていたもう少し小さいカードのどちらかで良いようです。
申請表以外には、蛇口の検疫官と通関係員の対応は以前と全く異なっていました。検疫官は一人一人健康申請表の中身をチェックし、パスポートと申請表の名前やIDナンバーが合っているか確認していました。
また通関では、外国人は中国人と異なるカウンターでの通関が必要になっていました。外国人は危ないということで、一人一人じっくりパスポート検査等を行っていました。隣りの中国人カウンターは検査は簡単でガラガラでしたが、外国人は一切寄せ付けない雰囲気でした。従って外国人の通関にはかなりの待ち時間が必要でした。

最後にマスクですが、中国~マカオ出入境、そしてマカオ市内でマスクをしている旅行者は皆無に等しい状況でした。通関係員もマスクをしていない人がいましたし・・・。

豚流感 日本でも発生

2009-05-09 22:42:08 | 安全・健康・衛生問題情報
いよいよ発生しましたね。未だに中国で発生していないのは謎です。報告されていないだけで実際は発生している可能性がありますね・・・。
ところで、最近漢方薬の「麻黄湯」が新流感に効果がありそう、とのニュースが流れています。麻黄湯には麻黄、杏仁、桂枝、甘草が入っているようです。麻黄には発汗作用 鎮咳作用があるようです。いずれにしてもタミフルがない方はこの漢方薬を常備しておくと良いかもしれません。私は近々中薬売り場に行って買っておこうと思っています。タミフルは自殺しそうで怖いですからね。

アジア初 香港で豚インフルエンザ発生

2009-05-02 00:42:09 | 安全・健康・衛生問題情報

いよいよ出てしまいました。香港で発生です。しかし患者はメキシコから来たメキシコ人と聞いて少し迷惑な話だなあと感じてしまいます。今香港のテレビはこの話題で一色です。彼が宿泊していたメトロパーク湾仔は私が好きでよく泊まっていた安くて良いホテルだったので残念に思います。ニュースではこのホテルは完全に隔離された映像が報道されています。5月連休は混むのと、豚インフルエンザもあって香港へ行くのを控えていましたが、暫く様子を見る必要がありますね。

私の会社は5月は3連休で、香港・マカオも含めて遠くに行かず、明日車で行ける某宿泊施設に1泊してくる予定ですが、暫くこのニュースは注視する必要がありそうです。鳥インフルエンザどころではなくなりました。

お酒には注意を!

2009-04-13 22:09:38 | 安全・健康・衛生問題情報
ときどき
本日の深セン日報に、珠海に取材に来られたNHKの方が、ホテルで冷たくなっていたとのニュースが出ていました。まだ31歳であったようです。前の晩に大量のお酒を飲んでいたとか。(名前まで出てしまっていることろが中国ですね。)中国に来て亡くなる理由の1つがやっぱり強いお酒による急性アルコール中毒です。中国経験の浅い人は、白酒で何杯も乾杯することなど絶対やめましょう。
http://paper.sznews.com/szdaily/20090413/ca2911812.htm

手口足病流行

2009-04-01 20:55:42 | 安全・健康・衛生問題情報
ときどき
小さいお子様がいらっしゃるご家族は要注意です。中国疾病予防センターによれば本年1月1日から3月26日までにチベットを除く中国全土で報告を受けた手口足病の感染例は、4万2千件近くに上っており、重症感染は94例とのこと。また死亡例も18例あるとのこと。感染拡大の兆しがあるとのことで、注意しましょう。

深セン宝安日系企業で暴動発生

2009-03-09 23:03:19 | 安全・健康・衛生問題情報
ときどき
3/6付けのNNAアジアに出ていましたが、3/3の午後宝安の日系企業で給料や雇用に絡む問題で暴動が起き、日本人総経理が怪我を負って香港の病院に入院されたそうです。怪我の状況等詳細は不明ですが、今の時期給与改定の時期にあたる会社も多く、注意が必要です。広東省では2009年の賃金UP率はかなり抑える予定との情報が流れておりますし、会社の倒産でかなり人が余ってきていて、今後色々な問題が発生することが予想されます。皆様も注意しましょう。

見出ししかご覧いただけないと思いますが、サイトを紹介しておきます。
http://news.nna.jp/free/news/20090306cny004A_lead.html

東方紅のど飴

2009-03-08 22:05:00 | 安全・健康・衛生問題情報
まだまだ深センは寒い日が続いていてあちこちで咳をしている姿を見かけます。かなり前に私が愛用しているのど飴の話題を挙げましたが、先日香港でより強力なのど飴を発見しました。

たまたま入った東方紅という漢方薬のチェーン店で、店員さんから何気に宣伝されたのど飴を買ってみました。これ、かなり薄荷が利いていてスーッとします。喉が荒れていたりイガイガしているときには1発でスッキリします。お試しあれ。