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iOSアプリ テストアプリ作成 その1

2018-05-06 14:55:30 | 活動内容(アプリ作成)
Visual Studio 2017 Xamarinを用いて、iOSアプリの作成からインストールまでの一連の手順を把握するために、簡単なiOSアプリを作成してみました。

はじめに
開発に使用するパソコン等を下図のように接続しておきます。


LANケーブル等を正しく接続すると、WindowsとMacのネットワークが確立します。 

以下、Mac側の操作には
Windows側の操作には
というアイコンを付加して記述します。

ネットワーク確立の確認方法

メニューバー左端の[アップルメニュー]-[システム環境設定]-[ネットワーク]を開きます。




状況が「接続済み」となっており、ネットワークに接続できています。
このときのIPアドレス「192.168.0.3」(★1)を確認しておきます。



デスクトップ左下の検索入力欄に「cmd」と入力します。
検索結果一覧より「cmd デスクトップアプリ」を起動します。


これは「コマンドプロンプト」というWindowsに搭載されているツールで、ネットワークの状態を調べたり、ファイル操作を行うことができます。


Macの電源をONにしておきます。MacのIPアドレスは「192.168.0.3」(★1)より「ping 192.168.0.3」と入力し、Enterキーを押します。


このように「0% の損失」と表示された場合は、WindowsとMacのネットワークが確立していることを意味します。


そうでない場合は、LANケーブルの接続や電源などを確認し、WindowsとMacのネットワークが確立するようにして下さい。


リモートログイン設定
開発作業はWindows側で行っていきますが、その過程でWindowsからMacにログインする必要があるため、Macでリモートログイン(特定のコンピューターに別のコンピューターからログインする)設定を行います。


メニューバー左端の[アップルメニュー]-[システム環境設定]-[共有]を開きます。




画面左側の[リモートログイン]にチェックを入れます。
[アクセスを許可]を[次のユーザのみ]にしておき、下部の[+]ボタンをクリックしてリモートログインに使用するユーザーを追加します。




ユーザーが追加されました。これにより、外部(今回はWindows)から指定ユーザー(★2)でMacにログインできるようになります。


Visual Studio 2017

Visual Studio 2017を起動し、新しいプロジェクトを作成します。
画面上部のツールバーより、[ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]を開きます。


今回は[インストール済]-[Visual C#]-[iOS]-[Universal]-[単一ビュー アプリ(iOS)]を選択し、名前を「TestiOS」としておきます。


Macに接続します。
画面上部のツールバーより、[ツール]-[iOS]-[Pair to Mac]を開きます。


この画面では、ネットワーク圏内にあるMacを自動的に検知して一覧表示します。
接続先のMac選択し、[接続]ボタンを押します。


Macのリモートログイン設定で追加したユーザー(★2)のユーザー名とパスワードを入力し、[Login]ボタンを押します。


接続に少し時間を要しますが、このような画面が表示されると接続成功です。


接続に失敗した場合は、ユーザー名とパスワードの入力文字列やWindowsとMacのネットワーク状態を確認して下さい。

この状態で、iOSアプリの開発を進めていきます。


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