ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

大澤真幸 自由という牢獄 責任・公共性・資本主義 岩波書店

2017-07-19 21:34:54 | エッセイ
 これは、私にとって、真正面の問題領域といっていい。まともに書こうとすると、大変なエネルギーを必要とすることになる。アマチュア、ディレッタントには手に余る、ということだ。  先日、國分功一郎氏の「中動態の世界」を読んでいたら、大澤真幸のこの本への言及があった、と思って、確認してみたが、なかなか見つからない。いま、補注(第6章32)に、大澤の別の本の言及を見つけたが、簡単にではあるが、もう少し、き . . . 本文を読む