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寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

羽毛ふとんのリフォームをするにあたって  

2009-03-20 13:12:47 | 羽毛ふとん

羽毛ふとんもその普及率は100%を超えたとか・・・。そろそろリフォームを考えられている方も多いのではないでしょうか?

 

その前に、羽毛ふとんに欠点はないのか?

 

いろいろあります。主に次の二点かな・・・

①生地のダウンプルーフ加工(羽毛の吹き出しを防ぐ加工)による「音」があります。

②あまり皆さんは意識されないと思いますが、私が思う最も大きな問題点は、「蒸れ」だと思います。

 

吸湿性が良い羽毛ふとんというふれ込みなので、蒸れないと錯覚している方が多いようです。冬、普通に使用している時の話。普段はシーツやパジャマなどで十分吸湿してくれますが、裸でお休みになると意外にべとつき感があるものです。

 

その訳は、羽毛ふとんは短時間での吸湿性に弱点があるようです。

 

例え話で申し上げます。

普段は何の問題もない道路ですが、大雨の度に、水掃けが悪いと冠水します。大きな川にすぐさま流れてしまえば良いのですが、長い距離狭い側溝を水は流れます。交通渋滞も同じですね。

雨水の渋滞(道路にあふれる)の原因は、側溝が小さいとか、傾斜が少ないなど勢いよく流れない事が考えられます。

大きな側溝が必要ですね。

 

北海道では冬にタオルケットがたくさん売れるそうです。ストーブを24時間付けっ放しで暖かくして就寝します。だからこそ、湿気(汗)を素早く吸湿してくれるタオルケットが重宝なのです。

 

羽毛は吸湿性に優れていますが、湿気(汗)が通過するのを阻害するのがダウンプルーフ加工の生地です。ダウンプルーフのために言わば、側溝が小さい状態になっているのです。

 

大きな側溝にあたるのが「ゴアラミネート加工」です。

   

       ゴアラミネートの模式図                 下げラベル(図案は他にもあります)

 

喘息などアレルギー体質で「埃」が苦手な方にも最適商品です。

 

綿100%ゴアラミネート加工でリフォームできますよ!52,500円(S/L)

羽毛ふとんもどんどん進化しています。

 

リフォームであっても、一人ひとりに最適な寝具をお届けしたいから……

気持良く  なさい。

コメント (2)
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