妻女山上の陣場平で、久しぶりにニホンカモシカのクロと出会いました。といっても、こちらは立ち枯れの除伐をしていて気づかなかったのですが、クロは私の作業を薮の向こう側でずっと見ていたようでした。作業の途中でふと何かの気配に気づいてそちらを見るとクロがいたという次第です。こちらから探そうと思っていない限りは、こういう出会い方が普通です。
ウシ科のニホンカモシカは非常に好奇心が強いので、他の動物の様にすぐに逃げるという事をしません。もっとも、野うさぎや山鳥も足下の薮に潜んでいて、近づくと突然飛び出して、こちらがドキッとすることもままありますが、それは好奇心というより、通り過ぎたらそのままやり過ごそうと思っていたのに、予想より近くに来てしまったためです。シマヘビなどは山道で突然出会うとびっくりして、ニョロニョロ這うのではなく、丸まってゴロゴロと斜面を転がって逃げて行くこともあります。
クロはすっかり冬毛になっていて、夏よりひとまわり大きく見えます。そして冬の方が、近づける限界距離が夏よりも長くなります。夏だと場合によっては5mぐらいまで寄れるのが、冬だとその2倍ぐらいという感じです。理由はよく分かりませんが、林内の見通しがよくなって隠れにくいことや、食料が少なくなって食べ物が少ないことも関係しているのかもしれません。
冬の食べ物ですが、檜や杉の葉、シダ類、藻類、ヒラタケ、エノキタケ、笹の葉、樹皮、枯葉などです。後をつけて観察した時に彼らが実際に食べていたもので、非常に多岐に渡っています。いわゆる「ばっかり食い」をしないのです。ほぼ一日中、採食歩行と採食を繰り返し、満腹になると反芻に入るわけです。夏場は林内の安全な場所で座ってするのですが、積雪期は立ったまま2時間ぐらいジッとして反芻します。これを「アオの寒立ち」といいます。
クロは、毛が黒いので夏冬あまり変わりませんが、妹のシロは夏毛と冬毛で別個体の様に色が変わるのですぐに生え変わりが分かります。「夏毛のシロ(抜け落ちた冬毛の写真あり)」と「冬毛のシロ」を見てもらうと一目瞭然です。ちょっと気がかりなのは、この2頭の母親の姿が最近見られないことです。いつかも、糞場の近くにクロとシロの2頭でいましたが、母親の姿はありませんでした。子離れして、奥へ移ったのならいいのですが。2年ぐらい前に父親と見られる遺骸が清野の倉科坂の谷間で目撃されたので少し心配です。
信州もやっと積雪がありました。雪が積もるとアニマル・トラッキングのシーズンです。足跡から動物達の色々な生態が分かります。そういえば、降雪の前日に上杉謙信槍尻の泉で、丸々と太った狸が水を飲んでいました。集落内に棲んでいる狸と違って毛の艶もよく健康そうでした。人家の中に棲む狸は、残飯等をあさるせいでしょうか、毛艶が悪く皮膚病になったものも見かけます。人間の食べているものの方が、添加物や環境ホルモンなどで汚染されているからでしょうか。数年前には善光寺平周辺の山で狸の病気が流行ったようで、何カ所かで狸の遺骸を見つけました。
この辺りは線量が低いので大丈夫だと思いますが、福島や関東の山地では、今後野生動物の病気や奇形などが次々に発見されるのではないでしょうか。被曝した動物の情報が次々に入って来ています。内部被曝の治療法がないように、その動物達を救う手だてはないということです。キノコと同様に野生獣の食肉には充分注意が必要です。
原発=核は生物学的に最も反動的なもので、いかなる理由があろうとも許されるべきものではありません。単にお湯を沸かすのに人類を滅亡に追いやる危険きわまりないものを使うのは全く馬鹿げています。
★Youtubeスライドショー
■【必見!拡散希望】~首都圏・健康調査へのご協力お願い~こどもと未来をつなぐ会・町田「拡散希望!…コピペでメール転送大歓迎!」おびただしい数の症状が既に出ています。
■3号機はプルトニウムを大空に吹き上げた! 使用済み燃料プールは、多弾頭ロケット・ランチャー:燃料棒の破片があちこちで見つかっている。プルトニウムの半減期は、24000年。飯館村には24000年戻れない。東京は24000年奇麗にならない。
■収束宣言の大嘘! カバーをした1号機から12月になっても毎時1000万ベクレル、1ヶ月で72億ベクレル。フクイチ全体では毎時6000万ベクレル。 1日で14億4千万ベクレル。 1週間で約100億8千万ベクレル。フレッシュな放射性物質が毎日北風にのって千葉・東京・横浜にやってくる。
●エビダンス、エビダンスと喚く医者や科学者達は、海老とダンスでも踊っていればよい。エビデンスなど待っている時間はない。怪しいものは全て疑い排除や避難しないと生き残れない。チェルノブイリでは、気にしない、気にしてもしょうがないという人から病気になり死んで行ったという証言がある。
●プルトニウムはα線、ストロンチウムはβ線、プルトニウム粒子「ホット・パーティクル」の毒性 は極めて強く、吸収されにくいのでほとんどは排出されるが微粉末1、2個が入るだけで肺ガンを起こす。4月に東京の人は1日当たり10個吸い込んだ計算。琉球大学名誉教授・矢ヶ崎克馬教授
★放射能の少ない食べ物の情報サイト OK FOOD
★食品の放射能汚染問題で、子供たちの為に何を買ったらいいか判らなくなっているお母さん達のためのお買い物支援事業「ベクまる」
ウシ科のニホンカモシカは非常に好奇心が強いので、他の動物の様にすぐに逃げるという事をしません。もっとも、野うさぎや山鳥も足下の薮に潜んでいて、近づくと突然飛び出して、こちらがドキッとすることもままありますが、それは好奇心というより、通り過ぎたらそのままやり過ごそうと思っていたのに、予想より近くに来てしまったためです。シマヘビなどは山道で突然出会うとびっくりして、ニョロニョロ這うのではなく、丸まってゴロゴロと斜面を転がって逃げて行くこともあります。
クロはすっかり冬毛になっていて、夏よりひとまわり大きく見えます。そして冬の方が、近づける限界距離が夏よりも長くなります。夏だと場合によっては5mぐらいまで寄れるのが、冬だとその2倍ぐらいという感じです。理由はよく分かりませんが、林内の見通しがよくなって隠れにくいことや、食料が少なくなって食べ物が少ないことも関係しているのかもしれません。
冬の食べ物ですが、檜や杉の葉、シダ類、藻類、ヒラタケ、エノキタケ、笹の葉、樹皮、枯葉などです。後をつけて観察した時に彼らが実際に食べていたもので、非常に多岐に渡っています。いわゆる「ばっかり食い」をしないのです。ほぼ一日中、採食歩行と採食を繰り返し、満腹になると反芻に入るわけです。夏場は林内の安全な場所で座ってするのですが、積雪期は立ったまま2時間ぐらいジッとして反芻します。これを「アオの寒立ち」といいます。
クロは、毛が黒いので夏冬あまり変わりませんが、妹のシロは夏毛と冬毛で別個体の様に色が変わるのですぐに生え変わりが分かります。「夏毛のシロ(抜け落ちた冬毛の写真あり)」と「冬毛のシロ」を見てもらうと一目瞭然です。ちょっと気がかりなのは、この2頭の母親の姿が最近見られないことです。いつかも、糞場の近くにクロとシロの2頭でいましたが、母親の姿はありませんでした。子離れして、奥へ移ったのならいいのですが。2年ぐらい前に父親と見られる遺骸が清野の倉科坂の谷間で目撃されたので少し心配です。
信州もやっと積雪がありました。雪が積もるとアニマル・トラッキングのシーズンです。足跡から動物達の色々な生態が分かります。そういえば、降雪の前日に上杉謙信槍尻の泉で、丸々と太った狸が水を飲んでいました。集落内に棲んでいる狸と違って毛の艶もよく健康そうでした。人家の中に棲む狸は、残飯等をあさるせいでしょうか、毛艶が悪く皮膚病になったものも見かけます。人間の食べているものの方が、添加物や環境ホルモンなどで汚染されているからでしょうか。数年前には善光寺平周辺の山で狸の病気が流行ったようで、何カ所かで狸の遺骸を見つけました。
この辺りは線量が低いので大丈夫だと思いますが、福島や関東の山地では、今後野生動物の病気や奇形などが次々に発見されるのではないでしょうか。被曝した動物の情報が次々に入って来ています。内部被曝の治療法がないように、その動物達を救う手だてはないということです。キノコと同様に野生獣の食肉には充分注意が必要です。
原発=核は生物学的に最も反動的なもので、いかなる理由があろうとも許されるべきものではありません。単にお湯を沸かすのに人類を滅亡に追いやる危険きわまりないものを使うのは全く馬鹿げています。
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■【必見!拡散希望】~首都圏・健康調査へのご協力お願い~こどもと未来をつなぐ会・町田「拡散希望!…コピペでメール転送大歓迎!」おびただしい数の症状が既に出ています。
■3号機はプルトニウムを大空に吹き上げた! 使用済み燃料プールは、多弾頭ロケット・ランチャー:燃料棒の破片があちこちで見つかっている。プルトニウムの半減期は、24000年。飯館村には24000年戻れない。東京は24000年奇麗にならない。
■収束宣言の大嘘! カバーをした1号機から12月になっても毎時1000万ベクレル、1ヶ月で72億ベクレル。フクイチ全体では毎時6000万ベクレル。 1日で14億4千万ベクレル。 1週間で約100億8千万ベクレル。フレッシュな放射性物質が毎日北風にのって千葉・東京・横浜にやってくる。
●エビダンス、エビダンスと喚く医者や科学者達は、海老とダンスでも踊っていればよい。エビデンスなど待っている時間はない。怪しいものは全て疑い排除や避難しないと生き残れない。チェルノブイリでは、気にしない、気にしてもしょうがないという人から病気になり死んで行ったという証言がある。
●プルトニウムはα線、ストロンチウムはβ線、プルトニウム粒子「ホット・パーティクル」の毒性 は極めて強く、吸収されにくいのでほとんどは排出されるが微粉末1、2個が入るだけで肺ガンを起こす。4月に東京の人は1日当たり10個吸い込んだ計算。琉球大学名誉教授・矢ヶ崎克馬教授
★放射能の少ない食べ物の情報サイト OK FOOD
★食品の放射能汚染問題で、子供たちの為に何を買ったらいいか判らなくなっているお母さん達のためのお買い物支援事業「ベクまる」