モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

実は中森明菜の大ファンなんです! 集大成(妻女山里山通信)

2021-04-17 | ジャズ・BABYMETAL・JuiceJuice・アイドル・フォーク

 実は中森明菜が大好きなんです。学生時代はもちろん。アートディレクターになってからは、レコード会社からアイドルの試聴盤LPが送られてくるのですが、彼女のは自前で買っていました。当時は、無理やりアイドルというジャンルに閉じ込められていましたが、その歌唱力は今のMISIAなどと比べられるほどハイレベルでした。

★飾りじゃないのよ涙は 井上陽水 中森明菜 玉置浩二

22歳。井上陽水、玉置浩二をバックに、なんですかこの貫禄。この歌唱力。

★中森明菜 - DESIRE -情熱-

凄いですね。この歌唱力、表現力。聞き惚れます。

★中森明菜 スローモーション~少女A 1983

デビュー曲です。当時はこんな感じでした。ここから本人の才能と努力で急成長。

★中森明菜/セカンド・ラブ

可愛すぎて萌え死にそうです。

★中森明菜 - ミ・アモーレ-3-1

19歳ですか! ブラジルのカーニバルを実際に観て参加した私は感無量です。

★【中森明菜】 難破船 (cut version from 夜hit)

加藤登紀子作詞作曲の名曲。彼女の美しさと儚さ。

★中森明菜  十戒

曲の途中で彼女が笑ってしまうお宝映像です。

★中森明菜 Akina Nakamori 異邦人

大好きな久保田早紀さんのカバー。これも大好きです。

中森明菜はなぜ「かけがえのない存在」であり続けるのか 小倉ヲージ氏の証言とともにライブ映像を振り返る
 非常に深い洞察と分析です。関連動画も必見。

★中森明菜 人気曲 ♪♪♪ JPOP BEST ヒットメドレー ♪♪♪ 邦楽 最高の曲のリスト

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。

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妻女山陣場平の貝母は満開。オオヤマザクラにカスミザクラも満開です(妻女山里山通信)

2021-04-15 | アウトドア・ネイチャーフォト
 妻女山陣場平の貝母(編笠百合)は、満開です。たくさんの人が訪れてくれました。週末は雨模様ですが、貝母は雨では散りません。見頃は、20日過ぎまで続くでしょう。保全作業や撮影をしながら、案内もしています。来週の天気予報を見ると、最低気温が意外に低いので、25日ぐらいまでは十分に見頃が続くかもしれません。ウワミズザクラも咲き始めるかも知れません。お弁当を持ってハイキングに訪れてください。

 ほぼ無風で穏やかな貝母の群生地。貝母は下から咲いて行きますが、一番上のつぼみも咲き始めました。向こうのオオヤマザクラも満開です。時々、コゲラのドラミングが聞こえてきます。まもなくサンコウチョウも鳴き始めるでしょう。

 和名の編笠百合の名前は、花の中を見ると分かります。酷い藪の中で8畳ほどの群生地を見つけて、ここまでにするのに12年かかりましたと言うと皆さん驚かれます。そして、感謝してくださるので妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーもやりがいを感じているはずです。帰化植物やノイバラの除去は、毎年行わないといけません。ハルジオンも脅威です。

 セイヨウミツバチがたくさん吸蜜に訪れていました。たくさん受粉してくれるでしょう。昔は、ニホンミツバチもいたんですけれど。ラウンドアップなど、ネオニコチノイド系農薬で絶滅したのでしょう。次に絶滅するのは人間です。欧米では既に製造や販売が禁止されている国があります。当ブログでは、ネオニコチノイド系農薬の危険性を記した記事を何本もアップしています。必読です。

 満開のオオヤマザクラ(紅山桜)。貝母の群生地の周りに三本あります。この後、ウワミズザクラも咲きます。

 満開のカスミザクラ。カスミザクラとヤマザクラの区別は、本当に難しいですね。ヤマザクラの方が早く咲き、葉が赤みを帯びています。カスミザクラは、同じ様に若葉も同時に出ますが、緑です。遠くから見た様子が霞のように見えることに由来します。ただ、この二種は交雑することもあるようで、正確な同定は難しい様です。

(左)どちらでしょうね。赤みを帯びてヤマザクラにも見えますが、完全に開いた花は純白です。交雑種なのでしょうか。すぐ隣には、既に散ったヤマザクラがあります。(右)貝母の群生地の中に咲くヒメオドリコソウ。春の野草でお馴染みですが、ヨーロッパ原産の帰化植物です。

 今は亡き友人のログハウスがある堂平大塚古墳から望む鹿島槍ヶ岳と西山。眼下に千曲川の流れ。手前から、国道18号、しなの鉄道、北陸新幹線の橋です。

 若葉の頃は、樹種により葉の色が違うので美しい。最低気温が低いので、アントシアニンのせいで春紅葉も見られます。

 山吹も咲きました。本当に早いです。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(箕)ひとつだに なきぞ悲しき」兼明親王(かねあきらしんのう)。太田道灌の逸話で有名ですね。

 桃の花も満開です。奥の樹木がまばらなところは長坂峠。右が斎場山(旧妻女山)。山頂は、古代科野国の円墳で、川中島の戦いの時に最初に上杉謙信が本陣としたところと伝わっています。

 のらぼう菜越しに見る斎場山。のらぼう菜は、東京の奥多摩の伝統野菜で、オランダから伝わったといわれています。セイヨウアブラナの原種に近いといわれます。昔、奥多摩へフライフィッシングに通っていた時に知りました。苦味がなく甘く美味しいので、種を取り寄せ亡父が栽培してくれて種をとり、集落の人達に配りました。そのためあちこで栽培されています。秋の彼岸の頃に蒔き、春にとう立ちをポキっと折って食べます。おひたしや炒めもの、ボンゴレビアンコや中華炒めと応用が効く美味しい野菜です。

 今年は、山菜も早いです。天ぷらにしました。

 翌16日金曜日も、午前中は晴れていたので、大勢の方が訪れました。以前いらした松代の野草愛好会の方々も。以前、千曲市の野草愛好会の方たちも訪れてくれました。私は観ていませんが、テレビでも紹介された様で、来週も訪問者が多いでしょう。できる限り現地で案内や解説をしたいと思います。テングチョウが舞っています。春型のキアゲハも舞っているのですが、2頭いて縄張り争いをしているので撮れませんでした。

(左)下山途中に見つけたムラサキケマン。妻女山はシロバナが多いので、逆に貴重です。(右)登り口にある桜。植樹されたものでしょう。

 展望台の下にある桜。葉が赤っぽいのと花が赤みを帯びているのでヤマザクラでしょうか。

昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。2009年の整備途中のヤブだらけの写真は、現在とは全く異なる風景で、驚かれるでしょう。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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4月11日(日)。たくさんの人達を案内しました。妻女山陣場平の貝母の見頃は20日過ぎまで続くでしょう(妻女山里山通信)

2021-04-11 | アウトドア・ネイチャーフォト
 妻女山陣場平で、貝母(編笠百合)がほぼ満開になりました。前日より気温も上がったのでたくさんの人が訪れてくれました。10時過ぎから午後5時まで、保全作業や撮影をしながら案内をしました。今回は以前案内したことのある人達もたくさん。斎場山を知って初めてきた地元の男子高校生三人組とか。貝母を撮影して同級生の女子達を連れてくるといいよとアドバイス。インスタ映えしますしね。幼児連れの家族も。何も知らないで登ってきて看板を見て来た人も。12年ですからリピーターが多いですね。

 俯いて咲く慎ましやかな貝母三兄弟。撮影は風のない午前中が最適です。スマホの場合は自撮りモードでこういうカットが撮影できます。基本的には、雄しべ6本で、花びらも6枚なのですが、右の花は雄しべが7本、花びらも7枚ですね。9枚とかも探せば見つかります。

 林道から鉄の陣場平の看板の小道を歩いて、最初に目にする群生地の風景です。初めての方は、わー!凄いと言いますね。日本中で山中の群生地はここだけですから。2009年にひどい藪の中に小さな群生地を発見して、ここまでにするのに12年かかっています。ヨシやノイバラが繁茂したり、帰化植物に悩まされたり、それは大変でした。その戦いは今も続いています。

 ほぼ満開ですが、よく見るとてっぺんがまだ蕾ですね。これが開いて本当の満開になります。花期は長いので、見頃は20日過ぎまで続くでしょう。その頃には、カスミザクラやウワミズザクラも満開になるでしょう。昼は長男が来てくれたので案内。昼は東福寺のそば処安心で彼に引っ越し蕎麦をごちそうしました。二八蕎麦にくるみダレ、季節の天ぷらと小鉢もついて1600円。美味でした。地元で人気の店です。平日のランチはオススメ。その後戻って再び案内しました。

(左)群生地のほぼ真ん中にあるクマノミズキの樹液です。出るとすぐに発酵して樹液酵母になります。拙書のコラムでもエッセイがありますが、楓のシロップ(メープルシロップ)が有名です。これでパンを焼いたりビールを作ったりしています。(右)シロバナケマン。ムラサキケマンが有名ですが、妻女山山系はこれが主流です。6月に舞う氷河期の生き残りといわれるウスバシロチョウの食草です。

 ヤマエンゴサク(山延胡索)。陣場平の近くで群生地を見つけました。ケシ科キケマン属の多年草です。

 貝母の群生地からかなり離れたところにひっそりとあるサイハイラン(采配蘭)の慎ましい群生地。あちこちで絶滅危惧種になっています。菌類のコキララタケと共生関係にあるので、採取しても育ちません。移植技術と栽培技術も確立されていません。菌根菌と共生関係にあるギンラン、キンランとかも同様。園芸店で売られていたら全て盗掘品です。育ちません。ラン類は愛好者が多いのですが、本当に自然を愛する人は里山で見るだけで満足するでしょう。拙書でもたくさん野草を紹介していますが、盗掘される可能性のあるものは載せていません。

(左)今は亡き友人のログハウスがある堂平大塚古墳へ。彼が植えた花桃が咲き出しました。彼には里山整備や林道整備のために重機を出してもらって本当に助かりました。GWの頃には、彼が植えたたくさんのツツジが咲きます。猛毒のレンゲツツジや純白のリュウキュウツツジも。立入禁止とありますが、古墳を見学するのであれば入って構いません。弟さんが管理していますが、いたら見学させてくださいと言って下さい。(右)下山途中に邂逅したニホンカモシカ。拙書で載せているのは、シロというマダムの子供。これはその子のブランカの昨年生まれた子供だと思います。
 今年は春の移ろいが早すぎて、本当に大変です。次はどこに撮影に行くべきか迷います。花粉症と自立神経失調症で体はボロボロだし。でも季節は待ってくれません。気力で乗り切ります。17日は仲間と里山保全の活動もします。体が二つ欲しいです。

 昔オランダから入ったという奥多摩の伝統野菜のらぼう菜とハリギリ、タラの芽で、ホタルイカと釜揚げシラスで春のパスタ。馬鹿旨です。山菜がもの凄く早いです。

昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。現在と全く異なる風景です。本当にひどい藪でした。

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週末の妻女山陣場平の貝母はほぼ満開です。たくさんの人が訪れてくれました。明日もガイドをします(妻女山里山通信)

2021-04-10 | アウトドア・ネイチャーフォト
 妻女山陣場平で、貝母(編笠百合)がほぼ満開になりました。たくさんの人が訪れてくれましたが、タイムラグがあるので三密にはなりません。明日は日曜日。気温も上がるので今日以上に訪れるでしょう。長野市は、新型コロナで大変なことになっていますが、対策をしっかり行っていただければ、里山は大丈夫です。

 俯いて咲く慎ましやかな貝母。和名は編笠百合ですが、分かりますね。雄しべは6−8本、雌しべは先端が三つに別れ、基部に六角形の部分がありますが、これが種になります。スマホで撮影する時は、上に向けて自撮りモードで。なお、このカットは一眼レフのバリアングル液晶を使ってマクロレンズで撮影しています。

 貝母は、下部から咲き始め上に向かって咲いていきます。まだ最上部は蕾ですね。これが咲いたら本当の満開です。

 充分に見頃です。奥に咲くピンクの花はオオヤマザクラ(紅山桜)。カスミザクラも咲き始めました。

(左)群生地の中にアブラナ科のタネツケバナ。(右)これはサイハイラン(采配蘭)でしょうか。6月に来て花を確認しないといけませんね。コキララタケと共生関係にあります。移植や栽培法は確立していません。セリバオウレンは、結実しています。

(左)貝母の葉の先端は、くるっと巻いています。これで互いに結びつき、この時期訪れる爆弾低気圧の暴風雨から身を守っています。(右)ミヤマウグイスカグラも咲き出しました。

(左)ズミは満開です。昔はりんごの台木として使われました。(右)カスミザクラも咲き始めました。ウワミズザクラは、もう少し先。

 堂平大塚古墳のKさんのログハウス脇に咲く枝垂れ桜。完全に枝垂れではないので、接ぎ木なのでしょうか。桜は種類が多すぎて同定には困難を極めます。

 そこから望む仁科三山の鹿島槍ヶ岳。鹿島神宮との関係や、右の平家の落人が隠れ住んだというカクネ里。新発見の氷河など、興味あることが満載の岳です。
 明日も陣場平で作業やガイドをします。気軽に声をかけてください。若い人も来てくれています。貝母の慎ましやかな美しい群生を見られるのは、日本でここだけです。楽しんで下さい。癒やされてください。

昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。

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鮫ヶ尾城跡は春爛漫。カタクリ、オオイワカガミ、トキワイカリソウ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、コシノコバイモ(妻女山里山通信)

2021-04-08 | アウトドア・ネイチャーフォト
 貝母の陣場平で、鮫ヶ尾城のカタクリが満開ですという情報を得ました。昨年は同じ頃にコシノコバイモを撮影に行ったのですが、降雪がほとんどなく咲き終わっていました。今年はかなりの積雪があったので、まだ咲いているのではと出かけました。花粉症と激しい気温差で自立神経失調症と、体調は最悪でしたが、満開の花が癒やしてくれました。

 本郭東のすぐ下にある郭(くるわ)のカタクリの見事な群生地。遠く直江津の海、日本海が見えます。

 山頂(本郭)の四阿が見えます。桜は咲き初め。登山道脇にはずっとカタクリが咲いています。ギフチョウを三頭ほど目撃しましたが、風も強く止まって吸蜜してくれないので撮影できませんでした。昨年は撮影できたんですけどね。信州の里山にヒメギフチョウを求めて行きましょうか。

 オオイワカガミが咲き始めていました。満開になるのは一週間後ぐらいでしょうか。登山道のあちこちに群生地があります。光沢のある大きな丸い葉の上に鮮やかな花が咲き誇っていました。

 トキワイカリソウ(常磐碇草)。花時に越冬葉が残るのが、大きな特徴です。中国植物名は淫羊藿(いんようかく)といって、性ホルモンの分泌を盛んにする強壮剤として知られます。天然のバイアグラ。

 キクザキイチゲ(菊咲一華)キンポウゲ科イチリンソウ属。アズマイチゲですよと言われている方がいましたが、葉の切れ込みが深く垂れ下がっていないので、キクザキイチゲだと思います。

 白花のキクザキイチゲ。池の畔でわずかに見られました。

 ショウジョウバカマ(猩々袴)の残花。メランチウム科ショウジョウバカマ属。長野市の里山では、ピンク色ですが、ここのは白色です。

 山頂からの妙高山(2,454m)。妙高山は、フォッサマグナ(糸魚川ー静岡構造線)の東に位置する二重式火山で、北信五岳の一つです。火打山と活火山の焼山を合わせて、「頸城三山」といい、越後富士ともいわれ、信仰の山です。当ブログの関山神社の記事をお読み下さい。まだまだ冬山ですね。
関山神社の記事

 案内所からずっと下って、コシノコバイモ(越の小貝母)を撮影に行きました。群生地といえるほどのものではないので非常に貴重です。私が妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーと保護活動をしている中国原産の貝母と比べると草高が10センチと凄く小ぶりです。案内所は、10日にオープンします。

 昼は、道の駅あらいの新しい東側の売店で買った笹寿し。具が手作りで非常に美味でした。右は海鮮市場で買った茹で紅ズワイガニ(1500円)とノドグロ6匹(800円)。塩焼きにします。小さいけれど脂はのっています。夕食用にウニ・イクラ丼。

 妻女山陣場平の貝母の4月7日(水)の開花状況です。最高気温が20度近くの日が続いたので、開花も速いのでしょう。ただ水木金と寒気が来て冷えるので、やはり満開は週末以降になると思います。見頃は、20日位までと予想します。午後2時を過ぎると強風が吹き、砂嵐が起きるので、見学は午前中か午後1時位までが最適です。10日(土)11日(日)は、10時過ぎから1時過ぎまで現地にいて保全作業や案内をします。

 春の恵みを使ったパスタ二種。左は、ノドグロの塩焼きと妻女山のコゴミと原木栽培している椎茸のパスタ。味は本味醂と塩のみです。右は、旬のホタルイカととう立ちした野沢菜と椎茸のパスタ。野沢菜の苦味がデトックス効果。二つとも春の滋味です。

昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。

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妻女山陣場平の貝母は見頃です。妻女山展望台からの北アルプスの絶景(妻女山里山通信)

2021-04-06 | アウトドア・ネイチャーフォト
 妻女山陣場平の貝母の4月6日(火)の開花状況です。最高気温が20度近くの日が続いたので、開花も速いのでしょう。ただ水木金と寒気が来て冷えるので、やはり満開は週末以降になると思います。午後2時を過ぎると強風が吹き、砂嵐が起きるので、見学は午前中か午後1時位までが最適です。おにぎりを持ってピクニックもオススメです。

 林道から小道を歩いて最初に目にする群生地の風景です。撮影や観察のために群生地の中に入ることもかまいません。踏まないように気をつけて欲しいですが、誤って小さなものを踏んでしまってもそれで絶えてしまうほどやわな植物ではありません。そこの丸太のベンチでボーッとするのもオススメです。畑で薬用に作っている箇所はいくつか知っていますが、山中でこれだけの群生地は日本でここだけです。極めて貴重な群生地なので、妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーで保護活動をしています。

(左)林道から群生地への小道も草が生えてはっきりとしてきました。(右)山蕗の葉で休むこれはヤマトシジミでしょう。他にヒオドシチョウ、ルリシジミ、モンシロチョウ、春型のキアゲハが舞っていました。春型のキアゲハは、ヒメギフチョウと似ていますが、妻女山山系には食草がないのでいません。

 かなり上の方まで咲き出しました。花の中には和名の編笠百合の元になった網目模様があるので、寝転んで撮影するか、iPhoneなら自撮りモードで上に向けて撮影してください。

 淡い色でうつむいて咲くので鮮やかではありませんが、逆に静かな華やかさを感じます。その趣のある姿からか、4月の茶花としても親しまれています。

 妻女山展望台へ下りてきました。途中で貝母を見に行くご夫婦と邂逅。状況を説明しました。北に善光寺平。左に戸隠連峰。戸隠富士と呼ばれる高妻山の勇姿。右に飯縄権現を祀る飯綱神社がある長野市民の山、飯縄山。拙書では、その歴史を詳しく記しています。世界一登山者の多い東京の高尾山の薬王院は、飯縄権現を祀っています。手前の千曲川の堤防には、セイヨウアブラナが咲いています。

 展望台からソメイヨシノ越しに見る白馬三山。カスミザクラやウワミズザクラは、これからです。河川敷や堤防内の畑では、桃の花が咲いているのが分かるでしょうか。

 白馬三山を望遠レンズで。左から鹿島槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳。手前の右は崩壊した茶臼山南峰。左に信里小学校の校舎や農協の建物が見えます。

 仁科三山の名峰、鹿島槍ヶ岳。右に日本5番目の氷河と認定された、下に平家の落人が隠れ住んだといわれるかくね里があります。鹿島神宮とも深い関係があります。きれいな双耳峰なので、息子達が小さい頃は、トトロの山だよと言っていました(笑)。毎日北アルプスの絶景を見て暮らせる幸せ。これを求めて長野県に移住する人もいます。

 戊辰戦争以降の戦没者を祀った妻女山松城招魂社のソメイヨシノも満開で散り始めています。ここまで来る車道には、散った桜の花びらの絨毯が。

(左)妻女山展望台です。北アルプスや戸隠連峰、四阿山や根子岳、志賀高原の山々の素晴らしい展望が見られます。(右)もしやと思い某所にあるコゴミの群生地へ。出ていました。半月早いです。今年はうっかりしていると山菜を採りそこなってしまうかもしれません。超特急で走り去る信州の春です。
 明日は上越市の里山へ、カタクリとギフチョウを求めて旅をする予定です。

●昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。https://blog.goo.ne.jp/morimorikids/m/202004

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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妻女山陣場平の貝母が咲き出しました。満開は10日ごろから(妻女山里山通信)

2021-04-03 | アウトドア・ネイチャーフォト
 妻女山陣場平の貝母が咲き出しました。昨年より少し早いですね。満開は、10日頃でしょうか。20日頃までは充分に見頃が続くと思います。既に毎年訪れている方たちが何人も来ています。これだけの群生地は、日本中でここだけです。私が主宰する妻女山里山デザイン・プロジェクトでは、保護活動で球根や種の植え付けを行っており、群生地は現在の二倍ぐらいになる予定です。貝母が満開になると、カスミザクラ、オオヤマザクラ、ウワミズザクラ、ヤマザクラなども咲きます。

 陣場平入り口の小道の脇に咲く貝母。西日が当たるので、ここの貝母が毎年真っ先に咲きます。

 下から見ると和名の編笠百合という名前の意味が分かります。4月の茶花です。

「時々の 花は咲けども 何すれぞ 母とふ花の 咲き出来ずけむ」丈部(はせつかべ・はせべ)真麻呂(万葉集)
 これが貝母のことであるという説があります。丈部真麻呂は、遠江国山名郡(現在の静岡県袋井市)で徴兵され九州に派遣され国境警備にあたった兵士・防人(さきもり)でした。
 意味は、季節ごとに花は咲くのに、どうして母という花は咲かないのだろうか(咲くのだったら摘み取って共に行くのに)。防人というのは、21歳から60歳までの健康な男子が徴兵されました。任期は三年で、延長もされたそうです。食料・武器は自弁で帰郷は一人で帰るため、途中で野垂れ死ぬ者も少なくなかったとか。人民には重い負担になったようです。

 4日の日曜日は、花散らしの雨になりそうです。杏や桜は散るでしょうけれど、貝母は大丈夫です。ご覧のように日当たりの良い場所から咲き始めています。貝母は下の花から咲き始め、徐々に上に向かって咲いていきます。

 森の中の貝母は、日当たりが悪いのでまだつぼみです。時間差で咲くので長く楽しめるのです。

(左)枯れて種が飛ぶのは7月頃。その時に東風(こち)が吹くので、貝母は西へ西へと増えていきます。ただ増えていくのは、昔畑だったところだけです。(右)最高気温は20度。あまりの暖かさにアマガエルも出てきました。

(左)妻女山の駐車場から右の林道を15分ほど上り、長坂峠に出たら分岐を左へ。300mほど歩くと陣場平入り口へ。(右)この看板が目印です。小道を数十メートル歩くと貝母の群生地に出ます。

 妻女山松代招魂社のソメイヨシノも満開です。

 陣場平の分岐を右へ300m下ると堂平大塚古墳。その脇のログハウスにある枝垂れ桜も咲き始めました。

(左)陣場平下のズミも咲いていました。(右)タチツボスミレも咲いていました。

 高速のトンネルを抜けて妻女山へ。入り口の上杉謙信槍先の泉の上の桜も満開。薬師山トンネル入口のレンギョウも満開です。

 翌日の4日(日)の貝母です。たった一日ですが随分と開花が進みました。何組かの人たちが訪れてくれました。

 来週末の10日(土)、11日(日)には、間違いなく満開になっているでしょう。私は撮影や保護活動をします。訪れた方にはガイドもいたします。また、17日(土)には、妻女山里山デザイン・プロジェクトの保護活動を実施します。

(左・中)陣場平の看板の近くに毎年咲くスミレ。同定できていません。コスミレの仲間でしょうか。この株以外に近くに同じ花が見られないのも不思議です。スミレは日本に200種以上あるアリ散布植物です。トゲアリとか山のアリはたくさんいるのですが。(右)シロバナケマンも咲き出しました。6月に舞う、氷河期の生き残りといわれるウスバシロチョウの食草です。

昨年2020年4月の記事のアーカイブ。貝母の記事がいくつもあり、貝母の発見と、その保護活動の歴史がご覧いただけます。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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信州のあんずの里が満開です。桜も満開。こんなことは初めての杏源郷(妻女山里山通信)

2021-04-01 | アウトドア・ネイチャーフォト
 3月26日に杏の花が開花したのですが、ここのところの暖かさで一気に満開に。ついで桜も咲きだしてほぼ同時に満開になりました。帰郷して十数年になりますが、こんなことは初めてです。ただ、これを地球温暖化と結びつけるのはどうでしょう。ミランコビッチ・サイクルというものがあります。

 拙書『信州の里山トレッキング』東北信編:川辺書林の大峯山の記事で、ほぼ同じアングルでの写真を掲載しています。左の高い一群は杏ではなく桜です。杏と桜が同時に満開なんて初めてです。レンギョウやユキヤナギ、モクレンも満開です。樹下では、スイセンやクリスマスローズが咲いています。

 観龍寺の、これも桜です。ここには母方の祖先の絵師の絵が奉納されています。ここから大峯山への登山ルートは拙書で紹介しています。

 あんずの里の最上部の風景。もう上まで満開ですね。驚きです。例年なら7〜15日頃が満開なのですが。

 杏の花越しに雪を纏う白馬三山。左から尖った白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。

 樹齢300年を超えると伝わる杏の大木。森のアンズは、天和年間(1681~1683年)元禄時代、伊予宇和島藩主伊達宗利侯の息女豊姫が、松代藩主真田幸道侯に興し入れの際、故郷の春を忘れじとして国許よりアンズの苗木を取り寄せ、松代東条地区に植え付けたのが始まりとされるのですが、それ以前にも少しはあった可能性はあります。安永年間(1772~1780年)松代藩は、森村・倉科村・生萱村・石川村などへ苗木を配布し、栽培を奨励しました。

 毎年必ず撮影する在来種の杏の花。老木です。

 禅透院の鐘楼と在来種の杏の花。左奥はやはり満開のサンシュユ(山茱萸)。

 母方の祖母が眠る興正寺へ。山門越しに枝垂れ桜。このアングルは毎年撮影しますが、毎年少しずつ違います。外連味のある大胆な構図が好きです。

 その興正寺の山門にある「子持龍」は、天才・立川和四郎富昌の作。一見の価値があります。和四郎富昌は八幡の武水別神社の再建中でした。そこで、森出身の弟子・宮尾八百重を案内役に住職、世話人、名主らが建築現場に赴き建築を依頼。引き受けた富昌は三月頃から、父富棟が寛政二年(1789)に建築した善光寺大勧進の表御門形式を参考に絵図面を制作。四月には八百重の家に投宿し近くの薬師山に登って酒宴を催し、満開の杏花を愛でたといわれています。夜は篝火の下で鼓を鳴らし謡曲の「鞍馬天狗」を吟じ、見事な龍を描き上げ、村人や近郷近在の話題をさらい、村では日本一の宮大工が来たと喜んだそうです。興正寺は、浄土宗西京大谷知恩院の末派で、創立年は不詳。
 彼の木彫は、京都御所の建春門の「蟇股(かえるまた)の龍」、遠州の「秋葉神社」、諏訪の「諏訪大社下社拝殿」、善光寺大勧進御用門「江梁の龍」、松代町西条の白鳥神社の「神馬」などがあります。また、同市屋代の須々岐水神社にも富昌の作があります。左右にある波の彫刻は、葛飾北斎の影響を受けたものともいわれていますが見事です。

 興正寺の上からのあんずの里。私が屋代高校の頃に教室から見た景色は、藁葺き屋根が多く杏の花も在来種が多かったため、ピンク色というよりも、やや黄ばんだコーラルピンクの色でした。

 あんずの里スケッチパークを訪ねました。旧家の門構えを修復して、昔のあんずの里の原風景を再現しています。

(左)「信州大実」名前の通り身が大きく酸味が少なく生食用に向いています。有名な品種です。(右)「稲玉丸」古くから栽培されている、干し杏に適している小粒で酸味の強い品種です。干しあんずはつまみにもなります。あんずおこわも美味。

(左)「平和」主な品種のひとつで、花も美しく生食でも加工しても美味しいので、よく栽培されている品種。栽培にも手がかからないようです。(右)「昭和」酸味がやや強めですが、実がしまっておりシャキシャキ感が楽しめる杏です。

(左)「ハーコット」カナダ生まれ。酸味が少なく大実で生食すると美味しいあんず。在京時代に森の伯父がいつもこれと、酸味の強い在来種あんずの組み合わせを送ってくれました。生食用では、これが一番人気ですかね。花も美しい。(右)「楊貴妃」原産地は中国。かなり甘いあんずでジューシーな様です。楊貴妃は若さと美貌を保つために、全身に杏仁油を塗っていましたが、杏仁にはシアン化合物が含まれているんですが、中国のものにはないとか。保湿抗菌清浄作用があるそうなので果実を食べるだけでなく杏仁油も利用したのでしょうが、楊貴妃からはいつも杏仁の香りがしたのでしょうね。楊貴妃の体臭は杏仁豆腐の香りだったのでしょうか…。

 観賞用の花杏。

 スケッチパークのすぐ北の道にある在来種の木。

 その花のアップ。在来種は全てが同じではありません。花の色も実もそれぞれバラバラです。在来種は、集落の中で多く見られますが、昔に比べるとずいぶんと少なくなりました。

 杏の花で吸蜜するヒオドシチョウ。越冬して待ちに待った春を堪能しています。

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髻山のセリバオウレンは残花でした。老いの美。妻女山の貝母はすくすく(妻女山里山通信)

2021-03-27 | アウトドア・ネイチャーフォト
 髻山のセリバオウレンの幻の群生地へ行きました。幻というのは、登山道からも遠い藪山の中にあるからです。昨年の満開が今頃だったので訪れたのですが、既に残花でした。見頃は一週間前でしたね。今春は昨年より一週間早いです。陣場平の貝母の生育も昨年より早い。杏も咲き出しました。信州の春は短いのです。超特急で通り過ぎて行きます。

 セリバオウレンのこれは雄花です。セリバオウレンは、キンポウゲ科オウレン属の多年草。葉はすべて根生し、2回3出複葉。雄花と両性花があります。これは雄花。花びらのように見えるのは5枚の萼片で,その内側の淡い黄色の9枚が花弁なのですが、遠目に肉眼で見るとほぼ純白です。中央の赤紫のものは、退化した雌しべ。

 残花の証。風雨でとっちらかっていますね。

 両性花でしょう。内側に順に雄しべ,雌しべ。

 日当たりのいいところの両性花は、アントシアニンが少なく、緑がかっています。

 両性花。年によって雄花が多い年と、両性花が多い年があります。理由は分かりません。人知れず咲くセリバオウレン。地元の人も知らない群生地。セリバオウレンは薬草で消炎、止血、精神不安などの薬です。健胃(けんい)、健胃、整腸薬として消化不良や下痢止めにも用います。有効成分は、アルカロイド(ベルベリン)、パルマチン、コプチシンなどです。

 雄花。透明感のある萼や花弁が魅力的。内側の淡い黄色の花弁が分かると思います。芹葉黄連という名前の由来は、古代には、カクマグサ、ヤマクサと呼んでいたそうですが、中国名の黄連と、カクマグサ、ヤマクサと同じ植物と間違って、黄連の名をあてたといいます。「本草和名」や「和名妙」に記述があります。また、江戸時代の貝原益軒は「大和本草(1708)」で、「日本の黄連性よし。故に中華、朝鮮にも日本より多く渡る。中華の書に日本産黄連を良とす」と記しています。

 山蕗を採取。髻山の山蕗は大きくて味も濃いのです。今回は旬のアサリとボンゴレビアンコ風にします。右はタネツケバナの群生地。

 色々用事を済ませた後に妻女山陣場平の貝母の群生地へ。一週間で随分と成長しました。昨年の満開は、4月15日でしたが、今年はもっと早くなりそうです。17日に妻女山里山デザイン・プロジェクトの作業をする予定ですが、悪天候がなければ充分見頃だと思います。満開時はできるだけ現地でみなさんの案内をしたいと思います。貝母は奈良時代に中国からもたらされたといい、万葉集にもそれではないかという一首があります。昔は全国に薬草畑があった様ですが、現在これだけの群生地はここしかありません。

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久保田早紀 異邦人

2021-03-26 | ジャズ・BABYMETAL・JuiceJuice・アイドル・フォーク
 70年代国立(くにたち)駅を利用していたひとで彼女知らない人はいないでしょう。
 誰もがハッとする美少女でした。そして現在、介護施設をまわって歌う素敵な女性になっています。
 この「異邦人」の歌詞は筆舌に尽くしがたいほど秀逸です、あの若さでなんでこの様な歌詞が書けたのか。
 現在の彼女も熱烈に応援します。

久保田早紀 異邦人


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妻女山陣馬平の貝母はつぼみです。セリバオウレンとダンコウバイが咲きました(妻女山里山通信)

2021-03-22 | アウトドア・ネイチャーフォト
 妻女山奥の陣馬平の貝母(編笠百合)の生育状況を見に行きました。3月22日現在、蕾が膨らみ始めていました。

 けっこう膨らんでいますね。初めは満開は、4月15日頃と予想していましたが、もう少し早いかもしれませんね。千曲市森のあんずも、開花が26日頃。満開は、4月2日と早めの予想が出ています。

 昨日の雨で生き生きとしています。4月の茶花で薬草ですが、かなり強い毒草です。

 全体はこんな感じです。この左にも群生地があります。昨年、妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーで植え付けた球根も発芽しています。日本で山中の群生地はここだけです。貝母の開花状況は、当ブログでアップして行きます。

 陣馬平の片隅にひっそりと咲くセリバオウレン。清楚で可憐な花ですが、あまりに小さいので見つけられないかも知れません。

 これも薬草です。これは雄花です。

(左)陣場平へは、妻女山駐車場から右の林道を登り、長坂峠の三叉路を左へ300mほど登ると、この看板があります。(右)林道から看板の向こうに続く小道を50mほど進むと、貝母の群生地に出ます。

 妻女山山系では、あちこちでダンコウバイが咲いています。妻女山の春を告げる花です。

 帰りに妻女山展望台から望む戸隠連峰。千曲川の堤防には、オオイヌノフグリやホトケノザ、ヒメオドリコソウなどが咲いています。

 右に戸隠富士と呼ばれる高妻山。左奥に乙妻山。手前に戸隠山。

 東を見ると、左に根子岳。右に四阿山(あずまやさん)。両山とも拙書に載せています。

最近作った春の味覚二品です。左は牡蠣と菜花とブロッコリーのアンチョビーパスタ。右は市販のオイル漬けステーキに山蕗と菜花のオリーブオイル炒め。山蕗の苦味と菜花の甘味が絶妙のマッチング。味付けは岩塩のみ。仕上げにピリッとする本物のエクストラヴァージンオリーブオイルをかけています。

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「信州の鎌倉」といわれる塩田平に鎮座する「見返りの塔」と呼ばれる梅花が匂う大法寺の国宝三重塔(妻女山里山通信)

2021-03-19 | 歴史・地理・雑学

 その美しさから「見返りの塔」と呼ばれる大法寺の国宝三重塔。そろそろ光背の山に梅が咲いている頃かなと訪れました。「信州の鎌倉」といわれる塩田平は、平安時代までに新田開発が進み、鎌倉時代には米と麦の二毛作が行われ、相当に豊かでした。そして、北条氏の庇護を得てたくさんの寺院や塔が建立されました。子檀嶺岳の山麓にある国保大法寺三重塔は、そんな鎌倉時代の栄華を残す名塔であり、地元の宝です。

 塔は、大正9年の解体修理の際に発見された墨書により、鎌倉幕府滅亡の年である1333年(正慶二年)に建立されたことが分かっています。塔のある大法寺は、大宝年間(701~704)藤原鎌足の子上恵が開基し大宝寺と称したといわれ、平安初期の大同年間(801~810)に坂上田村麻呂の祈願で僧義真(初代天台座主)により再興されたと伝わっています。
 ここにこのような壮麗な塔が建ったのは、北条氏の庇護とともに、この麓を東山道が通り、浦野駅(うらのうまや)(古代に30里毎に置かれた人馬の施設)があったからなのです。大法寺はその駅寺(うまやでら)でした。
 三重塔の構造は、天王寺から来た工匠により造営が行われたということで、当時の都の洗練された美しさを今に伝えています。三層の屋根は桧皮葺で、高さは18.56m。相輪を備え、天頂部には美しい水煙があります。初重の組物は「二手先」、二層・三層は「三手先」で、裳階【もこし】(ひさしようなもの。あると四重の塔のように見える)がありません。裳階をつけずに初重内部を広くとるためだそうですが、そのため初層が大きく非常に安定感があり荘重、重厚な感じがあります。また、裳階がないためシルエットがシンプルで軽快感もあります。
 この造りは、他に奈良の興福寺三重塔(鎌倉時代初期)と石川県の那谷寺(なたでら)三重塔(江戸時代)だけといいます。内部には、金剛界大日如来坐像を安置しています。また、文化庁の調査の結果、国宝大法寺三重塔の一層内壁に壁画が描かれていたことが判明したそうです。これは興福寺の三重塔と同じです。また、長野市保科の阿弥陀山清水寺には、同様の三重塔がありましたが、大正時代の大火で消失。もし現存すれば間違いなく国宝だったでしょう。下の記事で、その在りし日の写真がご覧いただけます。大法寺三重塔とよく似ています。
長野市南部の保科に鎮座する牡丹と紅葉で有名な阿弥陀山清水寺へ(妻女山里山通信)

 塔の九輪の上にある水煙。合わせて相輪といいます。釈迦が荼毘に付された際に残された仏舎利を納めた塚であるストゥーパの上に重ねられた傘が起源とされます。本来は、荼毘の火焔なのですが、木造なので水煙という様になりました。

 屋根は檜皮葺(ひわだぶき)です。檜の樹皮を何層にも竹釘で止めていく非常に重厚で耐久性のある屋根です。檜皮を採取する技術者を『原皮師(もとかわし)』といい、樹齢50~60年の檜の樹皮を剥いで使います。その樹木を枯らさないように剥ぐのが高度な技術です。剥がれた樹皮は、8~10年で再生します。独特の鋭い曲線を描く屋根のライン。この屋根の反りについて、『日本美の特質』(鹿島出版会)の書の中で吉村卓司氏は、日本刀の反りと共通する日本人の独特な美意識について非常に深い洞察を述べておられます。

(左)三重塔の初層にある「庭照」の額。「庭を照らす」という意。「我々は仏の子であり、皆仏の庭で遊んでいる。その庭を照らしているのが仏の慈悲である」というようなことなのでしょうか。この額は後世にかけられたものの様です。(右)地塗りに用いられた白い胡粉(ごふん)の顔料が見られます。軒を支える肘木(ひじき)には 丹塗(にぬり)の赤い顔料が残っています。いずれも創建当時のものです。つまり往時は、朱色の壮麗豪華な三重塔だったわけです。探してみて下さい。

 梅林越しに望む相輪とその向こうにそびえる独鈷山。拙書でも紹介しています。里山ですが、非常に厳しい山です。同時に本当に面白い山なんです。地元の小学生が登るコースもあります。

 梅の花のアップ。日当たりの良いところは満開。日陰は三分咲き。全体では七分咲きでしょうか。境内の桜の見頃は4月10日頃かな。

 その下に咲く菫(すみれ)。日本に200種以上あるアリ散布植物です。アリがいないと増えられません。庭に植えた覚えがないのにスミレが咲いていたら、それはアリの仕事の結果なのです。右は本堂に登る石段の脇に咲く水仙。若葉はニラと似ているので要注意。

(左)大法寺裏の山道を登るとある看板。始めて見ました。これはいつか歩いてみたいですね。(右)見返りつつ大法事をあとにして道の駅あおきに向かいました。今回買い求めたもの。青木村で栽培されているタチアカネの生蕎麦。風味が豊かでとても美味でした。村内には提供する蕎麦屋が何軒もあります。左上は、クラフトチューハイのシナノリップ。リンゴ果汁が入っていて、やや発泡していてとても美味でした。右は伊那スズキヤの鹿ジン。何度か食べていますが、馬鹿旨のジビエです。4月の妻女山里山デザイン・プロジェクトのバーベキューに持っていきます。

 その道の駅あおきから見上げる子檀嶺岳。拙書の表紙の写真の山です。「こまゆみだけ」というルビがないと読めない山名ですね。拙書では、その名前の由来も詳しく記しています。山頂は狭く真田の山城の跡といわれますが、北面は断崖絶壁。非常に険しい山ですが、魅力ある里山です。この記事のページに、大法寺三重塔の写真を掲載しています。

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妻女山陣場平の貝母(編笠百合)の生育状況。絶品!山蕗とビタミンちくわのかき揚げ(妻女山里山通信)

2021-03-13 | 男の料理・グルメ
記事にメッセージ(ダイレクトメール)で、お問い合わせをいただくことも多いのですが、返信するとNOT FOUNDありませんと表示されることがあります。ご自身のメールアプリで、gmailがブロックされていないか確認をお願いします。個別の認可もできます。

 妻女山の陣場平へ貝母(編笠百合)の生育状況を見に行きました。今回は、たくさんの買い物や給油のついでだったので一眼レフではなくiPhoneでの撮影です。そのため画質はそれなりです。帰りには山蕗を採ってスギヨのビタミン竹輪とかき揚げにしました。めちゃうまです。

 陣場平。川中島の戦いで上杉謙信が陣城を築いたと伝わる場所で、陣場平という名称もそれにちなむものです。貝母の生育状況は、去年とほぼ同じですね。ということは、満開は4月15日前後ということでしょうか。見頃は10日間ぐらいです。

 奥は以前からの群生地。手前左は昨年、妻女山里山デザイン・プロジェクトのメンバーで球根を植えたところです。ちゃんと芽生えています。ここは元はヨシやノイバラの群生地でした。それらを全て根っこまで掘り出して除去したのです。それは大変な作業でした。今年も球根の植え付けをする予定です。群生地は現在の二倍ぐらいになるでしょう。

 最も生育が早い一株。これは開花も早そうですね。伸びると葉先が丸まっていきます。

 帰りに山蕗を採りました。山蕗は、スーパーや畑の蕗と違い味が濃いのです。蕗には雄株と雌株がありますが、これは雄株です。蕗はキク科なんですが、同花受粉を防ぐためにそう進化したらしいのですが、両性花があったりまだ進化の途中なのでしょうか。

 山蕗は半分に切って、信州人のソウルフードともいえる石川県七尾市のスギヨのビタミンちくわとかき揚げにしました。今回はそのまま食べても美味しい太ちくわ。衣には塩を入れます。春の滋味を堪能しました。春の苦味のある山菜は、デトックス効果があります。ニホンカモシカや冬眠明けのツキノワグマも食べます。次に山蕗を採ったら、旬の富山湾のホタルイカとアンチョビーでパスタにしようと思います。これから信州は山菜の季節。コゴミ、タラの芽、ハリギリ、コシアブラと楽しみがいっぱい。
スギヨ

 15日の妻女山。左に仁科三山の爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。右に白馬三山の白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。里山は徐々に春めいてきていますが、北アルプスはまだ完全に冬山です。

 山蕗、今回は旬の富山湾のホタルイカとアンチョビーでパスタにしました。信州須坂フルーツエール。原材料は、麦芽、りんご、ホップ。甘すぎずドライなのがいい。美味です。

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春の妖精、春の儚い命、節分草に会いに千曲市倉科の里山へ(妻女山里山通信)

2021-03-09 | アウトドア・ネイチャーフォト
 最高気温が9度の穏やかな日曜日の昼。千曲市倉科の節分草が満開だろうとでかけました。一時間ぐらい滞在しましたが、単独や家族連れが10台ぐらい来ていたでしょうか。何人かの人とお話しましたが、どうも毎年の私のブログを見て訪れている様です。左のバックナンバー2011年の記事では、雪中の節分草がご覧いただけます。

 可憐な節分草。早春に咲き、2、3ヵ月でその年の生活サイクルを終え消えてしまう植物は、スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral、春の妖精、春の儚い命)と呼ばれます。

 昔は雑木林に入って草刈りや灌木の除伐や薪拾いをしたので、明るい林床にセツブンソウがたくさん咲いたのだとか。カタクリと同様、人の暮らしと密接な関係にある植物だったのです。ですから、盗掘や自生地の環境が破壊されると真っ先に消える植物です(絶滅危惧植物II類)。

 逆光で見る節分草。節分草は、万葉集には詠われていませんが、平安時代の「本草和名」や「倭名類聚鈔」に「以倍仁礼(いえにれ)」という古名で登場します。

 セツブンソウの種は、アリが巣に運んで発芽する虫媒花。アリ散布植物です。石灰質の土壌を好み、晩秋から冬の間に、地中深くにある黒褐色の塊茎から発芽します。種子から開花まで3年以上かかるわけですから、林床の環境が良い状態で続かないと生育できません。

 花の直径は約2センチ(ここのは小さく、約1センチ)。花びらに見えるのは萼です。先が黄色く見えるのが退化して蜜腺になった花びらです。

 探すと八重の花や、一株から二輪咲いているものも発見できるかもです。

 入り口の案内看板。後ろ髪を引かれつつ下山しました。来週末は、妻女山陣馬平の貝母の成長状況を見に行きます。

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妻女山陣馬平の貝母の芽吹き。望遠レンズで見る北アルプス鹿島槍ヶ岳(妻女山里山通信)

2021-03-01 | アウトドア・ネイチャーフォト
 天気予報では、最高気温は13度でしたが実際は15度になった様です。妻女山陣馬平の貝母の芽吹きを確認に行きました。最近入手した望遠レンズの試写も。

 先週は芽が出たばかりでしたが、こんなに大きくなっていました。昨年のほうがもっと大きかったのですが、気象庁の発表でも、この春は早く訪れるそうです。昨年の貝母の満開は、4月15日でしたが、今年はもっと早いかもしれません。毎年の満開の様子は、左のアーカイブで御覧ください。

(左)それでもまだ早朝はマイナス気温なので、身を守るためにアントシアニンを形成するので赤紫が見られます。(右)西向きの日当たりの良い場所の貝母は青々としています。

 私が仲間と貝母(編笠百合)の保護活動をしている妻女山奥の陣馬平。川中島の戦いで上杉謙信が陣城を気づいたとされる所です。一見すると冬枯れの風景に見えますが、上の写真の様に貝母があちこちで芽生えています。マスコミでも紹介され、当ブログでも開花状況をお知らせしているので、毎年何百人ものかたが訪れます。コロナ対策をしておいで下さい。

 陣馬平の分岐から右へ下って堂平大塚古墳へ、斜面に咲く福寿草で吸蜜するセイヨウミツバチ。咲く花は少ないので、彼らの命をつなぐとても希少で大事な花です。ただかなり強い毒草でもあります。

 最近買い求めたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROと2倍のテレコンバーターで撮影した北アルプス仁科三山の鹿島槍ヶ岳。右に平家の落人伝説があるカクネ里の深い谷が見えます。Photoshopで明度、シャープネス、彩度の補正をしていますが、この描写力はとてもいいと思います。

 少し引いた画像です。手前の里山は、西山といい千曲市の集落があります。眼下は千曲川の流れ。寒風もなく早春の匂いがします。来週は、倉科のセツブンソウを見に行こうかと思っています。

(左)ログハウスのコンクリートで日向ぼっこする蛾。なかなか同定できなかったのですが、ニホンセセリモドキです(鱗翅目セセリモドキガ科。食草はクマツヅラ科のコムラサキなど)。初めて撮影しました。(右)オオイヌノフグリ。大きな犬の金玉というなんとも可憐で小さな花に相応しくない名前ですが、命名の元は花ではありません。まあしょうが無いかなという理由もあるのです。帰化植物です。

 山を下る途中で、落葉松の幹に染み出した樹液が固まったもの。美しい青色です。樹液は「ヤニ」と呼ばれる可燃性の油脂で、落葉松は燃やすと最も高温になります。

 妻女山(旧赤坂山)展望台からの戸隠連峰。右は戸隠富士の異名を持つ高妻山。

 右に飯縄山。拙書でも詳しく紹介していますが、山頂付近には飯縄権現を祀る飯縄神社があります。北信五岳のひとつで、長野市民の山。都民ならたいてい高尾山に登る様に、長野市民ならたいてい一度は登る山です。ちなみに高尾山薬王院は飯縄大権現を祀っています。飯縄権現は、古くから戦勝の神として信仰され、上杉謙信や武田信玄が信仰していたことでも知られています。多くの場合、神が烏天狗という形であることから、古くは秦(羽田)氏の様に徐福伝説や古代ユダヤとの関係も考えられます。

 下山して戸倉上山田温泉の万葉超音波温泉へ。途中で森将軍塚古墳に立ち寄りました。崇神天皇に任命された初代信濃國造の墓ともいわれています。当ブログでは、検証を重ねています。右上のブログ内検索で御覧ください。

 今回は、新しく買い求めたレンズを試写しました。ボディはOlympus OM-D E-M1 Mark III。付いているレンズは、ライカパナの標準ズーム。12-60mm。左下はマクロレンズ。右の銀色のは、40-150mmのズームレンズ。オールプラスチックで非常に軽いレンズです。その下の大きな望遠レンズが今回買い求めたもの。M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROに2倍のテレコンバーターを付けています。35ミリ換算で、600mmになります。全域でF2.8の明るさが非常に魅力的。カメラとレンズのファームウェアのアップデートに、アプリをインストールしたりと半日もかかったのはご愛嬌。あとはこの道具をどう使いこなすかです。

 左は「牡蠣とウドのアンチョビパスタ」。ウドをニンニクで香り付けしたオリーブ油で炒め、ダイソーのアンチョビの缶詰ひとつをみじん切りにしてオイルごと入れ炒めます。牡蠣を加えてパスタの茹で汁を少し加えてあおって乳化させます。火が通ったら出来上がり。パスタと和えて、春の恵みをいただきました。右は、「簡単ふかひれラーメン」マルちゃんのフカヒレスープを熱して、とき卵二個で閉じます。ラーメンスープとしてはパンチがないので、ヒガシマル醤油の牡蠣だし醤油を少し加えました。麺は、A-COOPのストレート乾麺「野菜と食べる醤油ラーメン」を使用。どちらもバカウマでした。

Midori plays Bach - Chaconne, Partita No. 2

彼女のバイオリンは、大胆かつ繊細。長い信州の冬を超えて、春の訪れに高揚する心を癒やしてくれます。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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