モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

今年の信州のキノコは読めない。栗茸城にウスヒラタケ、わずかにジコボウ(ハナイグチ)。今頃ザラエノハラタケ(妻女山里山通信)

2020-10-24 | アウトドア・ネイチャーフォト
 雨がそこそこ降ったのでキノコが出ているかなと妻女山山系へ。しかし、不作です。松茸も不作とか。長雨の梅雨と猛暑。秋になっても最低気温が下がらず、9月上旬に出るウラベニホテイシメジや天然舞茸は全滅でした。

 雨後の林道を登ります。上信越自動車道の松代パーキングエリアが眼下に。左に千曲川、右に長野ロイヤルホテル。

(左)ザラエノハラタケ。例年なら9月上旬に出るキノコです。この後にウラベニホテイシメジやマイタケが出ます。やはり変です。(右)山栗は豊作に近い出来だった様です。野生動物が食べた痕跡があります。

(左)そうは見えないと思いますが、林道なんです。歩きます。ツキノワグマは下りてこないでしょうけど熊鈴を鳴らします。(右)マルバフジバカマの残花。やはり秋の訪れは遅い。

(左)林道の崖にコナラの倒木。やがてキノコが大発生するでしょう。(右)ウメノキゴケ。環境の変化に敏感。排気ガスなので汚染されれば真っ先に消えます。

 林道を小一時間歩いてから藪山に入ります。栗茸城を発見。ここは何年も前から知っているシロなんですが、枯れ木は倒れてしまいました。裏側にもたくさんあります。似ている猛毒のニガクリタケとの同定は完全に行わないといけません。死亡例もあります。

(左)噛んでみて苦ければニガクリタケ。(右)クリタケは軸の白い部分までが食べられます。よってハサミで切ります。クリタケの細胞は球形なので頑丈。旨味を引き出すためには、一度冷凍すること。ということで、洗ってほとんどを冷凍しました。残りは、ジコボウ、ウスヒラタケと里芋の親芋とエビ、ゲソ、ホタテと煮物にしました。馬鹿旨でした。冷凍したクリタケはいずれ炊き込みご飯にします。

(左)キクラゲ(木耳)。(右)かなり大きなウスヒラタケ。和風中華洋風にも合います。

(左)ビョウタケですね。(右)猛毒のヤマトリカブト。若葉は山菜のニリンソウと似ているので要注意。

(左)なんでしょうね。キシメジ科でしょうけど。同定ができなかったので採取しませんでした。(右)不老不死のキノコといわれる霊芝(マンネンタケ)。抗癌作用があるといわれ極めて貴重です。これは雨でカビていたので採りませんでした。以前採取したものをコフキサルノコシカケやマタタビや黄精などと焼酎漬けにしてあります。

 やっとジコボウ(時候坊)ハナイグチを見つけました、本来なら全盛期なのに。出ない理由は最低気温。8度以下にならないと出ないのです。ここのところ暖かくて出る条件が整っていませんでした。来週末に期待。

 三人兄弟ゲット。登りには気づかなかった林道脇に大きなジコボウ。虫もあまり入っていない上物でした。

(左)山椒の実もやっと赤くなってきました。(右)クサギ(臭木)の実。

(左)陣馬平のノコンギク。ありふれた花ですが、最も秋を感じさせる野草です。(右)セリバオウレン。周囲の草花が枯れたときに、ニホンカモシカの食害に遭います。ネットをかぶせるとか、なにか対策が必要と思っています。

(左)クヌギのドングリがたくさん落ちていました。コナラのどんぐりは長細い。潰してアク抜きしてクッキーにすると美味。(右)マムシグサの実。誤って口にすると口内が酷くただれます。

(左)コバノガマズミの実。この秋はガマズミのリキュールを作り損ないました。抗酸化作用がありルビー色の美しいお酒が作れます。(右)ヤクシソウ。妻女山展望台の登り口に群生地があります。

 その妻女山展望台からの北方の善光寺平の眺め。日の当たる飯縄山の紅葉が始まっていますね。千曲川手前は長芋畑で収穫が始まっています。来月上旬には講演会もあるので、その準備もします。仲間とのトレッキングや里山保全の作業と納会もあります。紅葉を求めてどこに撮影に行こうか思案中です。今年は季節の移ろいが異常なので難しいです。11月は暖かく、冬は突然に訪れて厳冬になりそうです。
 
絶唱!伝説の歌手 藤圭子 スペシャル

若い人は、宇多田ヒカルのお母さんというイメージだろうけれど、私にとっては美空ひばりや大好きな石川さゆりを遥かに凌ぐ大歌手だと思っています。当時はQUEENとかウェザーリポートとか村上春樹さんのジャズ喫茶でアルバイトしていたのでハードバップのジャズを聴いていたのですが、藤圭子だけは別格でした。こんな可愛い愛すべき女性がいるんだなと思いました。こんな凄い歌手は今までもこれからも出ないかもしれません。なので宇多田ヒカルがデビューした時の衝撃は忘れられません。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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キナーレ現代美術館の朝。飯山の道の駅千曲川で休憩と美味しい買い物。雨の苗名の滝。旅のグルメ(妻女山里山通信)

2020-10-18 | アウトドア・ネイチャーフォト
 豪雨の松代町での車中泊を諦めて十日町へ移動して車中泊。豪雨ではないものの雨が降り続き、1時間毎に目が覚めてしまうというヤレヤレの夜でした。予定では、津南町、栄村から秋山郷へ行き、奥志賀へ抜けるつもりでしたが、台風14号で中止にしました。遭難しそうですものね。

 十日町市のキナーレ現代美術館の朝。内部と作品は、7つ前の記事で紹介しています。動画もアップ。一度は訪れたい美術館です。

(左)117号を飯山へ。道の駅栄で休憩。山菜やキノコ、ジビエなども。(右)道の駅野沢温泉でまた休憩。

(左)飯山の道の駅千曲川で休憩と買い物。店の前には大量の野沢菜が置いてありました。野沢菜漬けを買うときは、必ず無添加の本漬けを!(右)左上から右回りに。ガレット用蕎麦粉。少し粒が粗目です。天然キノコと自家製ベーコンでガレットを作るつもりです。里芋の親芋100円。安くて美味しいのです。道の駅あらいで買った12個500円のサザエと煮物にしました。馬鹿旨。ゴールデンデリシャスとあかねを交配して生まれたシナノピッコロ。まるかじりリンゴで美味です。地元のおばさんが作ったシナモンロール。素朴で美味しい。種無し巨峰。お安いです。きのこカレー。まだ食べてませんが美味しいでしょう。

(左)雨の中を292号へ。山を超えて新潟県の上越市へ向かいます。(右)国道18号を挟んで向かい側にできた新しい道の駅。まだ知られていなくて訪れる人は少ないのですが、トイレが綺麗。屋根付きの駐車スペースがあるので、雨や雪の日にいいでしょう。

(左)新しい道の駅から見上げる妙高山。(右)国道の向こう側には、既存の道の駅あらい。ほぼ満車ですね。きときと寿しや土産物屋、鮮魚センターがあります。鮮魚好きの信州人であふれています。

 苗名の湯に行こううと登る途中にコスモス(秋桜)。そういえば昨年もここで撮影しました。なぜか季節外れの紫陽花も咲いていました。雨に濡れるコスモス。山口百恵の歌が脳内を流れ思わず口ずさみました。

 ところが、苗名の湯は男湯の湯温が上がらないとかで入れません。検索して10分の赤倉温泉へ行くことに。途中のいもり池の始まった紅葉。向こうに雲に包まれた黒姫山。

(左)池の畔にある与謝野晶子の歌碑。私は旅順口包圍軍の中に在る弟を歎いた「君死にたまふことなかれ」を思います。「あゝをとうとよ、君を泣く、 君死にたまふことなかれ、 末に生れし君なれば親のなさけはまさりしも、 親は刃(やいば)をにぎらせて人を殺せとをしへしや、 人を殺して死ねよとて二十四までをそだてしや。」戦争の最中に、戦争に反対する気持ちを詩に表した彼女の強い想い。戦争を企てる輩は、絶対に自らは戦場に行かない政治家と、戦争で儲かる輩です。(右)苗名の滝へ。雨具に着替えて出発。

(左)色づき始めた森。(右)赤く染まった山葡萄。

 だれもいません。独り占め。水は豪雨で茶色く握っています。

 そぼ降る雨に滝の轟音だけが響きます。人はなぜ滝に惹かれるのでしょうね。静かに見ているとなぜか心が浄化される気がします。なぜでしょうね。

(左)誰にも遭わないだろうなと思ったら、欧米系の若い女性二人に邂逅。滑るから気をつけてねと言ったらありがとうございますとニッコリ。観光客か日本在住かはなんとなく分かります。(右)今夜は道の駅しなので。車中泊は10台ぐらい。雨の中、ユキ・ラインハートのA.O.R.を聴きながら道の駅あらいで買った寿司を食べながら晩酌。

■苗名の滝 2020.10.08



(左)今回入った温泉。十日町のJR東日本信濃川発電所近くのミオンなかさと。褐色の柔らかい温泉です。(右)赤倉野天風呂・滝の湯。最高の泉質の野天風呂。話好きな地元の方と邂逅。色々面白い話ができました。なんでも夏は外国人の方がたくさん訪れるそうで、滑り台とかあって目の保養になるとか(笑)。源泉かけ流しのため、冬季は湯音が下がってしまうため営業していません。

(左)前後しますが、今回食べたもの。道の駅あらいの鮮魚センターで。カニ丼。大きなカキフライ。上はサバのフライを挟んだサンドウィッチ。(右)ウニイクラ丼。1500円。醤油がついてきますが、イクラに塩味があるので不要ですね。

(左)十日町の「そらや」の無化調ラーメン。体にやさしい美味しいラーメンです。(右)旅に出る前にタイ人のおば様からいただいた手作りのグリーンカレー。里芋みたいなのは、かまぼこ。辛いけど美味です。

 最終日は、鮫ヶ尾城へ植物の撮影に行ったのですが、端境期で見るものはありませんでした。案内所の女性と色々話をしていたら、関山神社の宝蔵院跡地が整備中で結構できてるからぜひ寄っていってというので訪れました。妙高山信仰の関山神社は、二度訪れていて記事にしていますが、ここは初めて訪れました。来年3月完成だそうです。台風のためにメチャクチャになった旅でしたが、それなりに素敵な出会いもありました。なので旅を止められません。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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JR東日本信濃川発電所・東京電力信濃川発電所。都民はこれがないと通勤通学も生活もできません(妻女山里山通信)

2020-10-16 | 歴史・地理・雑学
 清津峡渓谷トンネルをたっぷりと鑑賞してから十日町に戻り、「そらや」で無化調の美味しいラーメンを食べてから、JR東日本信濃川発電所と東京電力信濃川発電所に向かいました。

 信濃川発電所の起点となる宮中ダム。高さ16.4mの重力式コンクリートダムです。1920年(大正9年)、下流に建設した千手発電所(せんじゅはつでんしょ)の取水ダムとして建設を開始し、1938年(昭和13年)に18年の歳月を掛けて完成しました。 ただこのダムのために、長野県の千曲川まで遡上していた鮭が来なくなりました。現在は魚道が作られ、放流もしているので戻ってきた様です。

「信濃川発電所管内鳥瞰図」。宮中ダムは、一番左上です。大規模な施設ということが分かります。この電力で、山手線や中央線、京浜東北線や新幹線が動いています。それらを利用している都民でこのことを知っている人はどれくらいいるでしょう。訪れたことがある人は数少ないでしょうね。

 ダム湖。元田中康夫県知事の時代に、脱ダム宣言も行われましたが、確かにゼネコンが暴利を貪るための不要なダムもありました。ただ必要なダムもあるのです。なにより人類を滅亡に招きかねない核のゴミが出る原発よりはるかに安全なクリーンエネルギーです。

 轟音を立てて放水中。橋も震えていて少し緊張します。

 魚道。魚の大きさに合わせて三種類の魚道があります。白鷺が魚を求めて集まっていました。

 魚道観察室。残念ながら鮭の遡上は見られませんでした。

 魚道越しに観る宮中ダム。水門は4つ開けられていました。曇り空でなんだかディストピア(暗黒郷)の様な景色ですが、都民を支えるダムです。しばらく佇んで見ていましたが、自分も40年の東京ぐらしでこのダムのお世話におなっていたのだなと染み染み感慨にふけりました。

 宮中取水口。水は浅河原調整池へ。そこから千手発電所へ向かいます。ダムカードが欲しかったのですが、小千谷発電所まで行かないと入手できない様で諦めました。ダムマニアではないのですが、行くとダムカードを集めています。河川は日本の本当に大切な宝です。災害も引き起こしますが、恩恵のほうがずっと多いのです。

 近くのミオンなかさとで温泉に入り、松代(まつだい)町へ向かうために県道353へ。そこからの宮中ダム。ここから東京電力信濃川発電所までの道が狭く信濃川の崖上で大変なところでした。

 東京電力信濃川発電所。上流にある西大滝ダム(長野県飯山市:通ったのですが撮影できず)で取水し、約21kmの導水路で水をここまで運んで発電しています。昭和14年に運転を開始したそうで歴史があります。鉄管の太さは4m近くで迫力があります。ダムのある長野県民や、発電所のある新潟県民は、おそらく1ワットも使っていないのではないでしょうか。で、松代町の道の駅で車中泊すべきと向かったのですが、豪雨。山間部より十日町の方がいいだろうと下りました。台風14号の影響で予定はめちゃくちゃでした。続きは次の記事で。

■信濃川発電所 ドローン空撮映像 Dronevideo at Shinanogawa power station


JR東日本信濃川発電所(千手発電所、小千谷発電所、小千谷第二発電所の3発電所の総称)

JR東日本信濃川発電所の不正取水問題:都民ならずともこの不祥事は知っておかなければいけないことです。但し、河川や海は、国土交通省のものではありません。国民のものです。国交省に管理を任せているだけ。国交省の官僚はそのことを心すべし。

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清津峡渓谷トンネル Tunnel of Light マ・ヤンソン/MADアーキテクツ(妻女山里山通信)

2020-10-10 | 展覧会・イベント・コンサート
 4つ前の記事で、新潟県の十日町にあるキナーレ現代美術館を紹介しましたが、それは清津峡渓谷トンネル を観るためのリサーチでもありました。今回そのチャンスが得られたので訪れました。それは素晴らしいものでした。もの凄い人気で、平日でも混雑します。週末や連休、これからの紅葉の時期は、交通規制や入場規制もあります。訪れる最適な時期は最後に記します。参考にしてください。

 750mの最後に観られるパノラマステーション。【TUNNEL OF LIGHT. 】トンネルの内側にはステンレスが貼られ峡谷を映し水面は揺らぎながら景色を映します。龍安寺の石庭を思わす、自然を借景として取り入れる高度な環境芸術です。下の人がいないカットを観ていただくとわかると思いますが、この作品は人がいることで輝き、自らの存在理由(レーゾンデートル)が浮かび上がるのです。「東洋的自然観を基に現代社会における新しい建築の在り方の発展に取組み、人々の感情を中心に据えた未来都市「山水都市」のコンセプトを核とし、人と都市と環境との新たな関係性の創出に専心している。」

 赤ちゃんを抱っこしたお母さん。この子が物心ついたときに再び訪れて欲しい。この写真を未来ある赤ちゃんに捧げます。右は母親と訪れた娘さんでしょうか。長いトンネルを抜けて観るこの景色は、命の尊さや人は自然に抱かれて生きているのだということを感じさせてくれます。

 水面は端は歩くことができます。ただ布の靴はだめです。人が歩くと水面が揺れて美しい波紋が見られます。小さな女の子が恐る恐るお母さんの後をついて行くのがとても可愛らしかった。

 普通に撮影していたらつまらないので探しました。二つのトンネルが現れます。鏡像の不思議。確かに私は見たということの不確定さ。視覚の揺らぎ。

 ひとがいない「清津峡渓谷トンネル Tunnel obo Light」。誰もいないと水面は鏡面と化し風景を鮮明に映し出します。これはこれで貴重なカットです。愛の渇望。不在の不安。

 清津峡渓谷トンネルの入り口。このカットを載せている人がいないので載せました。真ん中は水深15センチ。黒い線の外側の両サイドは、布の靴でなければ歩けます。

 何を感じるか、何を思うか、どう反応するか。それはあなたの生きてきた人生の鏡なのです。

 水面(みなも)に映る清津峡の柱状節理。黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる信濃川の支流である清津川が形成した峡谷です。日本列島創生の痕跡が見られる峡谷でもあります。
清津峡

 第二見晴所の「見えない泡」。トイレです。

 そのトイレの内側から見える風景。白い点が銀河の様。揺らぎ。

 第三見晴所「しずく」。私はナウシカを思いました。危うい柏崎原発。

 しずくの映ることの安定と不安。

 赤いトンネル。心が高揚し揺らぐ。

 青いトンネルを行き交う人々。それぞれに人生がある。何を感じ、何を思い日常に帰るのでしょう。車椅子の方も何人かいました。トンネル内は緩い坂道がありますが介助の方がいれば大丈夫です。

■清津峡渓谷トンネル Tunnel obo Light マ・ヤンソン/MADアーキテクツ

パンしてたらおばさんにぶつかった。それも一興。

■清津峡渓谷トンネル Tunnel of Light

短いですが観客が映っています。


(左)第二駐車場。(中)第一駐車場の先にある温泉街を振り返ったところ。ここに泊まるのもいいでしょう。(右)渓谷沿いのプロムナードを進むとエントランス施設。

(左)一階はカフェとショップ。二階には無料の足湯。(中)抗道入り口。入ってすぐ右にチケット売り場。(右)N-079「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の番号。

(左)渓谷沿いに咲く花たち。シュウメイギク(秋明菊)。(中)キツリフネ(黄釣船)。(右)ミゾソバ(溝蕎麦)。

平日でこの賑わいです。11時に着きましたが、第一駐車場はすでに満車。第二駐車場は4台ほどでしたが、12時半に出てくるとほぼ満車になっていました。開抗時間は8時30分から17時(最終入抗は16時30分)です。午前中の早い時間か午後3時以降がおすすめと案内所の女性がアドバイスしてくれました。入抗料金は、大人が800円。小中学生が400円。
マ・ヤンソン/MADアーキテクツ
 MAD Architectsは2004年に中国出身の建築家、マ・ヤンソンによって設立され、ダン・チュン(中国人)と早野洋介(日本人)の3名にて運営される建築事務所。北京、ロサンゼルス、ニューヨーク、ローマに事務所を構える。東洋的自然観を基に現代社会における新しい建築の在り方の発展に取組み、人々の感情を中心に据えた未来都市「山水都市」のコンセプトを核とし、人と都市と環境との新たな関係性の創出に専心している。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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コシヒカリともち麦の稲刈りに明け暮れた秋の週末。米作りは縄文末期・弥生からの大切な文化(妻女山里山通信)

2020-10-03 | 男の料理・グルメ
 週末は仲間の田んぼで稲刈りでした。ご褒美は、籾米30キロともち米を。年明けはまた味噌作りもします。その前に妻女山里山デザイン・プロジェクトの里山保全の作業と納会もあります。この秋は猛暑の名残で暖かいのですが、この冬は厳冬になるとの予報。豪雪がないといいのですが。

 田んぼは住宅街の中にあります。左には小さな子供がいる若い夫婦が住む家が三軒ほど。休日にお騒がせして申し訳ないのですが、幼女の姉妹が出てきて手を振って応援してくれました。この田んぼがあるから、家の前が開けて清々としているというのもあります。稲の成長を見られるし、カエルやコオロギの鳴き声とか情操教育にもなるでしょうね。

(左)コンバインが刈ることができない四角を手刈りします。米作りは日本人と日本に住む外国人のエネルギーの元です。(右)コンバインで刈り取り。コシヒカリです。

(左)タンクがいっぱいになったら袋に入れます。約30キロ。(右)手刈りした稲を脱穀します。

(左)持ち帰って乾燥機に入れます。(右)本当は天日干しがいいのですが。これは脱穀した後の藁(わら)を干すところ。果樹園や畑に撒きます。石灰で固くなった土を柔らかくします。キノコの培地を撒くとその必要はありません。土を固くしない牡蠣の貝殻の有機石灰というのもあります。

(左)ハゼに掛けきれないわらは、5束づつ束ねて立てます。(右)夕食は昨年採ったクリタケとワラビと豚バラ肉で煮込みうどん。

(左)翌日はもち麦の刈り取りをしました。作業を終了してコンバインをトラックに積み込みますが、これが非常に危険な作業です。(右)無事に積載できました。農業機械での事故は、建築現場より多いのです。

(左)降ろす作業は、乗せるよりも危険です。(右)なんとか無事に作業は終了。ヤレヤレです。曇り空だったので、大量の汗をかくこともなく終えました。温泉に入って帰宅です。帰ってあいみょんの歌を聴きながらビールを飲みながらブログの更新です。さて水曜日からは5連休なので放浪の旅に出ます。どこへ行きましょう。

あいみょん「恋をしたから」Studio Recording Scene

「恋をしたから明日が大好きだった」:せつなく、でも未来も感じる歌。

あいみょん – 裸の心 【short movie】

「この恋が実りますように 少しだけ少しだけ そう思わせて 今、私 恋をしている 裸の心 抱えて」
:ひとりで頑張る小さな彼女を幸せにしてあげたいな。

高木紗友希 x 小田さくら「逢いたくていま」カバー

息を呑むような素晴らしいデュエット。ハロプロの二大歌姫の共演。

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糸魚川市青海のラベンダー海岸で翡翠探し。道の駅あらいへ。のどぐろの寿司、幻魚とホタルイカの干物(妻女山里山通信)

2020-09-27 | 男の料理・グルメ

 マリンドリーム能生の朝。車中泊の車やキャンピングカーがたくさん。手前の右にも大きな駐車場があり、そこにも多くの車が。右は24時間使えるトイレ。ビル内のトイレは、コンビニが開いている朝6時から、夜9時まで使えます。これから信州に戻るには早すぎるので、親不知から来る途中で気になったラベンダービーチへ行くことにしました。

 青海のラベンダービーチ。向こうに見えるのは親不知。投釣りをする人や、翡翠探しの人、散歩する近所の人など。名前の由来は、ラベンダー色の翡翠が見つかるからとのこと。

 砂浜でも磯でもなく砂利海岸です。波は静かですが、濡れているところまでは波が来ることがあるので、翡翠探しに夢中になりすぎると濡れます。

新潟県糸魚川市の青海のラベンダー海岸:引波の時に砂利が崩れて戻っていく音が結構大きい。音量に注意して再生してください。


 奴奈川姫(ぬなかわひめ)の像。大国主の命が略奪婚をしたという奴奈川姫。もとは土豪の妻で、翡翠に象徴される姫だったという言い伝えも。大国主の命との間に諏訪大社の祭神の建御名方命を授かったのですが、夫婦生活は不遇だったのか、この地に戻り自害したと伝えられています。親不知ピアパークにある「翡翠ふるさと館」には、奴奈川姫に関する伝説がいくつか書かれています。

 その前にある公園の石碑の銘板。

 ラベンダビーチの案内。翡翠の見つけ方や翡翠の写真も。探す前にこれを見るといいでしょう。

 ハマゴウ(浜栲)で吸蜜するウラナミシジミ。縄張り争いか、ずいぶんと翅が傷んでいます。食草を求めて北上し、冬の訪れとともに死に絶える彷徨えるゼフィルス。私も北上し、道の駅あらいを目指します。

(左)道の駅あらい。国道18号を挟んで向かいには道の駅妙高ができました。あらいの吉祥で肉味噌ラーメンを。私が大好きな牡蠣ラーメンは、11月からだそうです。(右)鮮魚センターへ。

(左)結構いい形ののどぐろが1000円。(右)のどぐろの刺し身。アジは半身でなく一匹分で500円。イカも肉厚で美味しそう。

(左)私が好きなウニ・イクラ丼は、1500円。THEまぐろ丼は、なんと500円。(右)今回は、トロとのどぐろ入りの寿司1000円を買いました。幻魚の干物とホタルイカの干物も。

(左)メギスの唐揚げ300円も買いました。(右)国道18号を南下し信州へ。古間で北信五岳道路へ。道沿いにはりんごの直売所があり、沢山の人が買い求めていました。安いし高品質なので、箱買いする人が多い様です。地元の温泉に入って帰宅しました。

 鉱物好きの私のコレクション。左は今までに拾い集めた石。左の袋入は本物の翡翠。上のピンク色は、ローズクォーツ。愛と美の神アフロディーテの石。直径7センチで500グラムあります。その下は透明なクリスタルボール。直径4センチで、風景が上下左右反転するので撮影に使います。その下の青いのは、キャッツアイオパール。その下の二つは、サソリの入った琥珀。その下の小さなのは、天然水晶レインボーチタンクラスターミネラル標本。右の箱は、30年以上前にブラジルで買った鉱物と宝石のサンプル。

 週末は、妻女山の奥山へキノコ狩りに行ったのですが、まだ地温が高いためか食菌はほとんど見られませんでした。がっかりして獣道を帰ろうとするとニホンカモシカが休んでいました。お互い驚きましたが、待って!というと止まって振り向いてくれました。まだ子供ですね。

Alice Sara Ott - Mussorgsky - Pictures at an Exhibition (Trailer) 展覧会の絵

今回、美術館や展覧会を訪れたので、ムソグルスキーの『展覧会の絵』を聴きたくなりました。ピアノ界のジャンヌ・ダルクといわれるアリスの素晴らしいピアノ演奏。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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新潟県松代町の大地の芸術祭へ。草間彌生の《花咲ける妻有》。蒲生泥火山。マリンドリーム能生でカニ三昧。夕映え(妻女山里山通信)

2020-09-27 | 展覧会・イベント・コンサート
 キナーレ現代美術館の建物内にある明石の湯に入って長いトンネルを抜けて、松代町(まつだいまち)へ。最初は十日町の道の駅クロス10で車中泊するつもりでしたが、狭いのとあまりにも街の中なので、もっと静かでひなびた所が良いなと。まつだいふるさと会館が道の駅で、ほくほく線の松代駅が併設されています。24時間営業のコンビニもあり便利です。
大地の芸術祭:公式サイト 作品は、十日町市と松代町のあちこちにあって、とても観きれません。公式サイトで観たい作品を選んで回るのがいいでしょう。

 《花咲ける妻有》草間彌生。世界的な前衛芸術家、草間彌生の作品です。これを観るために訪れたといっても過言ではありません。彼女自身も最も好きな作品だそうです。明け方にかなり激しい雨が降りました。連休で人影もほとんどない朝7時半から鑑賞の散歩にでかけました。左奥に見える農舞台もまだ開いていません。雨後の真夏のそれとは異なる草いきれ。

 どこから撮影しても電線とか建物や街の風景が入ってしまいます。このカットは、電線をフォトショップで消してあります。90歳を過ぎてなお制作の情熱を失わず創り続ける彼女には感服します。

 あえて電線や街の風景を入れてみました。真後ろに見えるビルがまつだいふるさと会館。芸術と俗のコントラスト。芸術は分かりやすい必要はありません。マスメディアや大量消費、大衆文化の隆盛で、分かりやすいものが溢れています。しかし、芸術はそうでなくていいのです。大衆に迎合したらレベルは堕ちます。政治もテレビも、本も入門書ばかりで、日本の文化レベルは地に落ちています。分かりやすいものは必要ですが、それだけではいけない。高度なものは絶対に必要です。分からなくても可能性を信じて、それに投資する金持ちや政府があったから芸術も科学も伸びたのです。すぐに役に立つものだけでは、人類の進歩はありません。

 《棚田》イリヤ&エミリア・カバコフ(ロシア/アメリカ)。

 《リバース・シティー》パスカル・マルティン・タイユー(カメルーン/ベルギー):一本一本には世界の国々の名前が書かれています。

 見上げると山城が。松代城跡。行きましょう。しかし、なかなか辿り着けませんでした。最後は舗装路ですが、かなりの急登。

 《人生のアーチ》イリヤ&エミリア・カバコフ(ロシア/アメリカ)。:かなりペシミスティックな人生観。松代城跡へ行く途中にあります。

 日本三大薬湯の松之山温泉へ行く途中から山を下って美しいブナ林の「美人林」へ。解説には樹齢100年ほどと書かれていましたが、それにしては随分と細いですね。豪雪地帯だからでしょうか。ブナ林では、息子たちとよく登った山梨県の牛ノ寝通り、鶴寝山のブナの巨木を思い出します。
牛ノ寝通り(山沢)・大トチと鶴寝山・大ブナ:私のサイトです。樹高30mを超える巨木は、神々しく感動します。クリックすると大きなカットがご覧いただけます。
 
(左)再び長いトンネルを抜けて蒲生泥火山へと向かいましたが、通り過ぎてしまいました。理由は、蒲生の信号が三ヶ月前に撤去されてしまったからです。でも地元のおじいさんに聞いてやっと辿り着けました。(右)この藪の向こうにあるのですが、これではとても行けません。泥火山て何!?と思われた方は、下のリンクをクリックしてください。
蒲生泥火山

 その足元の小さな流れに石油みたいなものが。これは拙書でも「みすずかる信濃の国の鉄バクテリアがずくを出す」というエッセイで紹介している鉄バクテリアです。古代日本では、この死骸を集めて製鉄をしていました。

(左)山間部を抜けて、国道253号を上越市へと向かいます。左右にはコシヒカリの広大な水田地帯。(右)上越市で大渋滞にはまり、首都圏ナンバーの車が多いことに気づき、マリンドリーム能生も大渋滞大混雑と予想し、高速に乗り親不知ピアパークへ。しかし、ここも満車。やっと入れましたが、人が多すぎて何もできず。下路をすごすごとマリンドリーム能生へ戻ったのは2時過ぎでした。

(左)いつもの海富丸へ。7回目のスタンプを押してもらいました。回転が早すぎて解凍が間に合わないのよ。ゆっくり食べてねと。(右)三密を避けて裏の海岸べりの芝生へ。ここも満員でしたが空いてる場所をなんとか確保。大おまけしてもらってズワイガニ三杯。お腹いっぱいになりました。

 いつもの長者温泉に入り5時過ぎにマリンドリーム能生に戻りました。観光客はもういませんが、車中泊の車やキャンピングカーが30台以上います。こんなことは初めてです。夕日。防波堤の上には、夜釣りをする人々。狙いはキジハタかチヌでしょうか。雲の濃淡のグラデーションが、ため息が出るほど美しい。

 太陽が落ちて。夕映えの空。鴇色(ときいろ)の空。濃い雲は、紺青(こんじょう)やら紅掛空色(べにかけそらいろ)とか藤色とか。やや黄色がかった部分は鳥の子色か。和色名には灰色の色名が非常に多いのです。紺色も多い。カシミールで絨毯を織る女性たちは、赤だけで100種類以上見分けができます。水平線と防波堤の上の線をあえて揃えてみました。さて、翌日は信州へと戻ります。
和色大辞典

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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国宝「火焔型土器」など展示の十日町市博物館と千手観音と国登録有形文化財の西永寺(妻女山里山通信)

2020-09-25 | 歴史・地理・雑学
 十日町市への旅。午後はキナーレ現代美術館からほくほく線を挟んですぐ北にある十日町市博物館へ。国宝の火焔型土器がいくつも観られます。日本人の原点が見られる非常に魅力ある博物館でした。2020年6月にリニューアルオープンしたばかりでプロジェクションマッピングなど、子供達も楽しめる分かりやすい楽しめる展示がいいですね。
十日町市博物館公式サイト

 国宝の火焔型土器が並んでいます。現代から見ると装飾過多に見えますが、それは我々がデザインされた人工物ばかりに囲まれて暮らしているからです。現代になるほどデザインがシンプルになるのはそのためです。それと大量生産の時代になりモノに対する呪術的な思い入れが希薄になったことが挙げられます。代わりに可愛いなど精神の枯渇を埋める商品が溢れています。
 
(左)十日町市博物館の外観。「雪と織物と信濃川」がテーマ。(右)縄文時代は、約1万2~3千年前に始まり、約2千3百年前までをいいます。世界史的に見ても稀有な長い時代といえます。土器と弓矢の発明、定住化と竪穴式住居の普及、貝塚の形成など、高度な技術や精神文化、交易のネットワークも持っていました。決して未開の原始時代ではありません。学校では、この後の移民で形成された弥生時代と共にあまりにも軽くみられ、ほとんど教えられていません。

(左)後の弥生時代に出雲族の諏訪大社の祭神、建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)の妻の奴奈川姫の印である翡翠が既に縄文時代からあったということ。そして勾玉(まがたま)。勾玉の語源は色々あります。語の初出は『記紀』で、『古事記』には「曲玉」、『日本書紀』には「勾玉」の表記が見られます。三種の神器の一つ『八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)』にもあり、魔除けや厄除けといった呪的な意味で身につけられてきました。(右)黒曜石。信州の和田峠近辺で採掘され、古代から全国に流通していました。翡翠と共に日本の古代史では非常に重要な鉱物で、両方ともに諏訪大社のお守りにもあり、秋宮のお守りを私はいつも携帯しています。

(左)磨石(すりいし)。稲作はまだ始まっていないので、木の実や野生の穀物などを磨り潰したのでしょう。(右)細かな美しい細工も見事ですが、上の小さなものはともかく、下のものは直径5センチはあります。こんなものを本当に耳にぶら下げていたのでしょうか。

(左)石棒。男根です。古代においては出産と死は、最も不思議で大切なことだったと思われます。命を生むのは女性ですが、それには男性が必要です。乳幼児の死亡率が高かった昔。各地に男根女陰の石像があります。少子化は村の滅亡を意味していたからです。(右)土偶の移り変わり。土偶は女性です。縄文のビーナスや仮面の女神が有名です。長野県立歴史館で開催された国宝の土偶展は圧巻でした。
特別企画「土偶展」国宝土偶と中部高地の土偶。女性を崇めた縄文時代の人々(妻女山里山通信)
土偶

(左)縄文時代の暮らしの再現。(右)家の中。昭和時代の田舎の暮らしとそう変わらないですね。

(左)縄文人の男性。平均身長は158センチ。私より10センチ以上低いですが、むちゃくちゃ体力あったんでしょうね。右にプロジェクションマッピングがあります。ここで自分の顔を登録すると。(右)こんな風に自分が縄文人になって土器を焼いたり、調理をしたりと動きます。これ子供達にバカウケでしょう。

(左)三角形土偶。小さいです。何に使われたのでしょう。(右)古代の着物。色々な繊維や織物も展示されています。シンプルですが、お洒落ですね。

 国宝の火焔型土器。レプリカで持てるものもあります。けっこう重いものです。土器を組み立てるパズルもあります。火焔型土器といいますが、私は火と共に水も表しているのではないかと思っています。水流の渦と思われる文様が見られるからです。火と水は人類にとって最も大切なものですから。

(左)坂上田村麻呂が北国遠征の祈りに安置した守り本尊と伝えられている白雲山長徳寺(千手観音堂)。(右)これは前立本尊でしょう。

 1727年(享保12年)創建の真宗大谷派の寺院。焼失後、1848年(嘉永元年)に再建されました。棟梁は篠田總吉(柏崎)。本堂を含む5棟が国登録有形文化財に指定されています。

 見事な龍の宮彫り。

 木鼻には唐獅子と貘。象は大きな耳が垂れていて笑っているのがほとんど。貘は想像上の動物で耳が立ち毛が荒ぶっています。

 激流を遡る鯉。

 見事ですね。鯉の激流上りは、すぐ後の北村喜代松に通じるものを感じるのですがどうでしょう。

 本堂の内部。欄間の木彫に圧倒されます。雪深い十日町の歴史に感嘆視し堪能し、キナーレ現代美術館に戻り明石の湯に入って長いトンネルを抜けて松代町(まつだいまち)へと向かいました。大地の芸術祭の展示。草間彌生の作品が見どころです。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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新潟県十日町市の越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]と道の駅クロステン。充実の日(妻女山里山通信)

2020-09-24 | 展覧会・イベント・コンサート
 4連休の日曜日に、新潟県の十日町市と松代町(まつだいまち)へ、美術館と博物館への鑑賞の旅にでかけました。松代(まつしろ)の長野インターから上信越自動車道に乗り、豊田飯山で下り国道117号を千曲川沿いに北上します。県境を超えると信濃川になり、2時間ほどで十日町に着きました。織物で栄えた十日町の歴史と文化レベルの高さに驚かされました。来年行く予定の清津峡トンネルの情報収集もしました。
大地の芸術祭:公式サイト

 美術館は、京都駅や札幌ドームで知られる建築家・原広司氏の設計で2階建てで□型。一回には入り口やカフェ、明石の湯があります。中庭にはなんだこれの不思議な絵。レアンドロ・エルリッヒ(アルゼンチン)の《Palimpsest: 空の池》:ある地点から見ると完全に鏡像が一致します。探してみてください。
越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]

 一階の入り口から。中庭は浅いプールになっています。

 幼子が二人、お兄ちゃんの後を恐る恐る歩いていく妹。たまらなく可愛い。素敵で不思議な体験をしています。記憶に残るでしょうね。

 山本浩二《フロギストン》越後妻有地域の多様な植物相をサンプリングし、地域内の各所から様々な樹木を入手し、彫刻を施した後に炭化させた彫刻群。:オリジナルの樹木と炭化した作品の対比が面白い。炭焼きは大切な文化であると同時に、里山の豊かさと里山保全の大切さも教えてくれます。

 レアンドロ・エルリッヒ《トンネル》越後に多いトンネルを題材とした作品。:右の写真で分かる様に、実際は先へ行くほど小さくなっているのです。その向こうのトンネルは写真。錯視を上手く利用しています。単なるアイデア一発のトリックアートではありません。

(左)エルムグリーン&ドラッグセット《POWERLESS STRUCTURES, FIG.429》鑑賞者がこの不安定さに積み上がった「架空のギャラリー」内部で何が起こって居るのか想像して欲しい。:想像力が試されます。(右)カルロス・ガライコア《浮遊》都市に見られる無名の建物の形と越後妻有に見られる家屋の形をリサーチし、幾つかの類型を導き、小さな銀色の紙に切り抜いたものが大量に巨大なガラスケースの中でキラキラと粉雪のように乱舞する作品。:儚さと美しさ。

 クワクボリョウタ《LOST #6》ゆっくりと動く光源が床に置かれた様々なモノの影を大きく壁に投影しながら移ろい、まるでこの地域を旅する車窓からの風景をみるようなあるいは映画をみているような魅力的な世界がうつしだされる。床に展開するのは十日町を特徴する織物器具など、この地域を使用されてきた用具など。人々の営みを支えた繊細な道具に地域の風景が重ねあわせられている。:ずっと観ていたい作品。心が落ち着く。畏れと郷愁と孤独と懐かしさ。失われていくもの。サウダージ。

 時間によって水の色やきらめきが変わります。周囲のベンチで和む家族やカップルがたくさん。

 映る揺らめく景色は变化し同じものはないのです。泡沫(うたかた)の現(うつつ)。無常なり。

 カールステン・ヘラー《Rolling Cylinder, 2012》赤白青の螺旋模様が回転するトンネルを通り抜け、平衡感覚が揺さぶられる作品。:床屋の赤と青のアイコンは動脈と静脈の比喩。血液に紛れ込んだウィルスの気分? 前後には永遠に続く合わせ鏡が。楽しい反面、底なし沼の不安も。存在はヴィトゲンシュタインが言った様にスパイラル、回転することで安定しています。回る回る。回って上昇し下降する。宇宙も銀河も太陽系も。そして我々も回って回って回る。それが人生。

 Rolling Cylinder,2012/カールステン・ヘラー:越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]

タイトルをクリックすると、YouTubeでハイビジョンでご覧いただけます。
 これら以外にもいい作品があります。場外にも。機会があったらぜひ訪れてみてください。


 隣の道の駅「クロス10」へ。ギネスに収録の大きなつるし雛。

 ひとつひとつに、人々の喜びや願いや祈りや夢が込められています。

(左)昼はクロス10のつまり食堂で天ぷらへぎ蕎麦を。喉越しと腰があります。ただ布海苔入なので、蕎麦粉本来の風味や味はありません。天ぷらが美味でした。(右)「クロス10」で買い求めたエチゴビールと魚沼酒造の純米大吟醸酒・天神囃子。ふくよかで甘み酸味苦味のバランスが良く美味です。つまみには道の駅あらいで買った幻魚の干物とホタルイカの干物を軽く炙って。そして、ピスタチオの入った猪肉のハム。これは翌晩にコノスールのフルボディと共にマリンドリーム能生でいただきました。さて、午後は、縄文の展示が充実している6月に開館したばかりの十日町市博物館へと向かいました。素晴らしい展示でした。次の記事で。そして、旅はマリンドリーム能生のやれやれでしたのカニ三昧へと続きます。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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初秋の茶臼山へ。毒キノコ・ツマグロヒョウモン・ミドリヒョウモン・ワレモコウ揺れる里山(妻女山里山通信)

2020-09-18 | アウトドア・ネイチャーフォト
 水曜日の午前中だけなんとか天気も良さそうということで、久しぶりに茶臼山へ。気温は22度でしたが湿度が高く、蝶など昆虫は全く見られません。クロメマトイが煩く纏わりつくばかり。そこで、すぐ下の茶臼山自然植物園へ。たくさんのツマグロヒョウモンやミドリヒョウモンと出会えました。夏の終わりを感じる少しセンチメンタルな信州の里山です。
 この夏は里山の昆虫たちにとって非常に厳しいものでした。オオムラサキも梅雨明けにオス・メス一頭ずつ見ただけ。カブトムシもほとんど見られませんでした。

 茶臼山山頂から登山道へ下ってすぐの北アルプス展望台。眼下には山布施の里と色づいた稲穂。心洗われる里山の原風景です。右奥は神話の山、虫倉山。もちろん拙書でも載せています。晴れていれば左奥に白馬三山が望めるのですが。

そこから北へ300mほど登山道を下ると、善光寺平展望台。川中島の町並み。右のマンション群は、冬季長野オリンピックで選手村になったところです。

(左)一本で7,8人分の致死量がある猛毒のキノコ、ドクツルタケ。西洋では死の天使といわれます。7月と9月に里山で大発生します。(右)ヤマドリタケモドキに似ているのですが、完全に同定できません。妻女山山系のものは、もう少し茶色がかっています。ポルチーニ、セップと同系統のキノコなんですが、たくさんありましたが同定できず。ニガイグチの一種かも知れません。

(左)妖艶なツリフネソウ(釣船草)。こういう花を見ると、そうか花は植物の性器なんだねと思います。(右)オトコエシ(男郎花)。黄色のオミナエシ(女郎花)と対で飾られることも多い彼岸花。

(左)30センチぐらいの幼木に虫こぶ(虫えい・ゴール)。葉がすべて食べられていたので虫こぶの名前と作った虫が不明です。(右)ジョロウグモ(女郎蜘蛛・上臈蜘蛛)。昔の遊郭の女性、女郎と大奥の高級女官「上臈(じょうろう)」が由来という説があります。この大きいのはメス。オスは1センチ前後で、メスに食べられてしまうこともあります。

 真っ黄色のキノコ。裏を見ると菅孔に黄色い膜があります。破ってみると網状。間違いなくイグチ科ですね。キイロイグチ(黄色猪口)かも知れません。触ると指に黄色の粉がたくさん付きました。食べられるそうですが不味いそうです。

 めぼしい昆虫がいないので、自然植物園へ下りました。帰化植物や外来の園芸種が植えられています。

 ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)のメス。昔はいませんでしたが、今では我が家の庭にも飛んできます。温暖化の影響ですね。

(左)盛んに吸蜜していました。(右)アカツメクサで吸蜜のツバメシジミ。

 乱舞するミドリヒョウモン(緑豹紋)。

 青い花に吸蜜する黄色いミドリヒョウモン。補色のコントラストが美しい。

(左)ツマグロヒョウモンのオス。(右)秋の里山を彩るノコンギク。

(左)ワレモコウ(吾亦紅)。吾亦紅の揺れる草原は秋のもっとも好きな景色かも知れません。(右)清楚なコバノギボウシ。

あいみょん – 裸の心 【short movie】

だれもが愛を探し、愛を見つけられない現代。自分を偽って裸の心を見せられない時代。そんなうちに自分の本当の気持ちも分からなくなってしまう。まずは自分の心と対話を。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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芸術の秋に行きたい美術館。おうちで信州の美術館を旅しよう! 無言館(妻女山里山通信)

2020-09-13 | 展覧会・イベント・コンサート
 芸術の秋といえば、美術館巡りがあります。一人で、好きな人と、家族で、友人達と。ミュージアムショップで売られているグッズも魅力的です。

ホキ美術館 画家の眼がとらえた美


ホキ美術館 オリジナル動画

 写実絵画の美術館。写実絵画については、作家が色々述べているのでそれを聴くといいでしょう。写実絵画の歴史は古く、その欲求と衝動は単なるリアリズムの追求だけではありません。もちろん写真の代わりではありません。よって写真みたいは褒め言葉になりません。よく鑑賞し感じれば見えてくるでしょう。

おうちで信州の美術館を旅しよう!

9/19からアルフォンス・ミュシャ展が行われる松本市美術館(いつも頑張っている小さな彼女を連れて行ってあげたい)や、美術館の宝庫といわれる軽井沢もおすすめ。
松本市美術館:公式サイト
軽井沢ニューアートミュージアム:公式サイト
軽井沢現代美術館:公式サイト
前衛芸術家 草間彌生の「魂のおきどころ」を観に松本市美術館へ。感動と充実の日でした(妻女山里山通信)
軽井沢ニュー・アート・ミュージアムへ草間彌生を観に。素晴らしい展覧会と美術館でした(妻女山里山通信)

無言館 『詩の朗読とバイオリンの演奏』Vol.2 ~バイオリンの演奏 天満敦子~

戦没画学生慰霊美術館 無言館:公式サイト  一度は必ず訪れて欲しい美術館。

夏の美ヶ原高原美術館 Utukushi-gahara Open-Air Museum

美ヶ原高原美術館:公式サイト

【2021年春オープン新美術館】ランドスケープ・ミュージアム 〜開かれた美術館として〜


「ライトケープ」大地の芸術祭2018

日本三大峡谷 清津峡:公式サイト  必ず行きたいアートトンネルですが、この4連休は大混雑で無理でしょう。いつか小さな彼女と観に行けたらいいな。

北アルプス国際芸術祭2017 Japan Alps Art Festival 超絶オススメ!(妻女山里山通信) :今年は新型コロナウィルスで中止になりましたが、2017年の芸術祭はそれは素晴らしいものでした。国際的なアーティストの感動ものの作品をアップしてあります。ぜひ御覧ください。次回の開催を心から楽しみにしています。
新会期:2021年8月21日(土)~10月10日(日) 51日間

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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今聴きたい曲。テレビでは聴けない珠玉の歌唱集-その3(妻女山里山通信)

2020-09-12 | ジャズ・BABYMETAL・JuiceJuice・アイドル・フォーク
「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」#04

:『素直に甘えて』。彼女には期待しか無い。

【ハロ!ステ#339】Hello! Project 2020 Summer COVERS ~The Ballad~ ソロ歌唱映像!ハロー!キッチン再開! MC:岸本ゆめの&前田こころ

:4分35秒からのJuice=Juiceリーダー金澤朋子の『Jupiter』は必聴。凄い!

℃-ute『人生はSTEP!』(℃-ute[Life is STEP!]) (Promotion Edit)

:℃-uteがあったからこそ、今のJuice=Juiceがある。

【ハロ!ステ#340】Hello! Project 2020 Summer COVERS ~The Ballad~ ソロパフォーマンス映像!ハロー!キッチン MC:秋山眞緒&島倉りか

:4分45秒からの井上玲音の『糸』、26分からの岡村ほまれの『M』。ロリコンではないけれど、ほまたんの歌には萌え死にますね。この子は大成すると思います。

あいみょん - 裸の心【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

:今、私恋をしてる裸の心抱えて〜。裸の心伝えに行くから受け止めて〜。:染み染みと心に響く歌だな。「裸の心を伝える」それはいくつになっても大切なこと。

Queen - Full Concert Live Aid 1985 - FullHD 60p

わが青春のQueen。1977年ロンドンで暮らした5週間。フレディ・マーキュリーよ永遠に。英国人が1000年で最高のグループと選んだ。

BABYMETAL DA DA DANCE - Live compilation【HD】

:なにも言うことはない。素晴らしい!

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姨捨伝説の晒菜升麻が咲く冠着山へ。ゴイシシジミに会いに再び聖山へ。それぞれの素晴らしい展望も特筆(妻女山里山通信)

2020-09-08 | アウトドア・ネイチャーフォト
 週末は姨捨伝説の冠着山(姨捨山)へ。標高は1252.2m。サラシナショウマが咲き始めていましたが、昆虫は思いの外少なく、次いで標高1447.2mの聖山へ再び向かいました。ゴイシシジミと再開するためでしたが、前日午後の雷雨のためかあまり見られませんでした。それでも今回も新しい発見や出会いもありました。

 拙書でも3コース紹介の冠着山は、他にも色々な登山コースがありますが、今回はもっとも楽ちんな鳥居平からのルート。30分で登れます。今回も小学生を連れたお父さんに出会いました。その山頂直下の北アルプス展望所。残念ながら雲の中でしたが、下りでは麻績から来た若い夫婦と邂逅。奥様は欧米系の方で、お父さんは10ヶ月の女の子をおんぶしていましたが、熟睡していました。笑顔を見たかったな。聖山や京ヶ倉の話もしました。

 山頂の北側直下には、サラシナショウマ(晒菜升麻)の群生地があり咲き始めていました。まだ蕾のものも多く、満開になったらそれは見事です。初秋の風に揺れる花穂(かすい)は一見の価値ありです。晒菜と書くように若葉は山菜です。

(左)サラシナショウマの花穂。(右)そのアップ。小さなアリがたくさん吸蜜に来ています。

 その群落の彼方に見える風景。スイッチバックで有名な姨捨駅は、姨捨サービスエリアの向こうの下にあります。歌川広重の浮世絵や松尾芭蕉や小林一茶の俳句で有名な棚田は、稲が色づき始め頭を垂れていました。
姥捨山スライドショー。(妻女山里山通信):佐良志奈神社コース

 右へ目を向けると、私のホームフィールドの斎場山(旧妻女山)。この山を詳しく載せているのは拙書だけだと思います。斎場山の名前の由来や歴史、妻女山についても詳しく記しています。自分の棲家をこんな風に俯瞰するのも、暮らしを客観的に観られていいものです。カタクリとセリバオウレンで有名な髻山も拙書に掲載。当ブログでも紹介しています。

(左)目の前でホバリングしていたハナアブを撮影。ヨコジマオオヒラタアブっぽいのですが、どうでしょう。(右)ゲンノショウコ(現証拠)フウロソウ科フウロソウ属。優れた健胃整腸剤として民間薬として用いられてきました。

(左)ガマズミかなと思いましたが、実がつく枝まで赤い。ガマズミはこうなりません。ということでこれはオオカメノキ(ムシカリ)ですね。完熟すると黒くなります。(右)ヤマボウシ(山法師・山帽子)の実がひとつ落ちていました。熊やオオスズメバチの好物です。熟れた実は甘くジャムになります。

(左)キツリフネ(黄釣船)。妻女山にも群生地があります。(右)幅が1センチあるかないかの小花。記憶の底にあるのですが思い出せません。イカリソウ属に見えますがこんな種はありません。なんでしょう。大発見の新種だったりして。

 聖湖に戻って聖山へ。冠着山同様に歴史の山です。山頂から南の眺め。旧麻績村と筑北村が俯瞰できます。麻績と書くように古くは大麻の産地で、朝廷にも献上していました。左は修那羅峠から塩田平へ続く谷。拙書の表紙の子檀嶺岳が見えます。

 ゴイシシジミとの再開。しかし、前日の激しい雷雨のためか、笹の葉の裏にアブラムシがいません。

 アブラムシを探して笹の葉の裏を必死に探す一頭がいましたが、いません。疲れて葉の上で休憩中。

 こちらは、わずかにいたアブラムシを見つけて分泌液を吸うラッキーな一頭。幼虫はアブラムシを食べて成長します。

 聖山の素晴らしいところは、長野盆地と松本盆地の両方が見えること。見えているのは安曇野辺りです。長野盆地の景色は、2つ前の記事を御覧ください。

 吸蜜中のミドリヒョウモン。蜜が少なく吸蜜時間が極端に短いので、撮影は困難を極めました。

(左)聖山パノラマホテル上の、旧スキー場のリフト降り場からの山頂。ここから20〜30分で山頂です。(右)シシウド。聖山のシシウドは、場所によっては3m以上になります。

 聖湖から403号を下る途中。アラレちゃんコーナーの上から望む冠着山。左の尾根は、拙書でも紹介の佐良志奈神社コース。3時間40分と長いコースですが、それだけの価値はあります。車を2台用意して、坊城平にも車を置くと下りが楽になります。

 この夏最後の信州丸茄子のおやき。粉は伊賀築オレゴン。信州麹味噌は自家製。そこへ5年ものの焼き青唐辛子の醤油麹漬けを和えたピリ辛。市販品の様に砂糖やふくらし粉は入れません。自然の旨味を活かします。また、市販のものは小さく薄くて丸茄子の味が足りません。伝統野菜の丸茄子は水に沈むほど緻密で味が濃く美味でした。残念ながらそんな丸茄子はもう売られていません。苗も手に入りません。ところどころ茄子の皮が見えているのは、私が下手だから。名人だった祖母が見たら笑うでしょう。
信州丸ナスのおやき:オリジナルレシピ

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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今聴きたい曲。テレビでは聴けない珠玉の歌唱集-その2(妻女山里山通信)

2020-09-06 | ジャズ・BABYMETAL・JuiceJuice・アイドル・フォーク
高木紗友希 x 小田さくら「逢いたくていま」カバー

カバーとは思えない完成度。歌詞部分もいいけど最後のフェイクが最高。鳥肌が立つ。ハロプロの二大歌姫。個々のバージョンもアップされていて必聴です。

池田エライザ sweet memories (松田聖子) リハーサル

不思議な魅力を持った歌手。惹き込まれる。ブルースを感じる。なんという才能。ゾクソクする。大好き!

Elaiza Ikeda Cover "Canaria"

アンニュイなハスキーボイス。類稀なる才能を持ったモデルで女優です。カバーアルバムをぜひ出してほしい。絶対に買います。

池田エライザ Instagramライブ | 池田依来沙 Instagram现场直播 | Elaiza Ikeda Instagram Live

池田エライザ 歌 covers

あいみょん - 裸の心【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 人気ドラマ『私の家政婦ナギサさん』の主題歌。あいみょんは『マリーゴールド』も好き。70年代のフォークを正当に歌っているのは彼女。亡き妻はイラストレーターだったので、若い頃は週末は子育てと料理をしてナギサさん状態でした。二度目のナギサさんもあるかも。この恋が実ります様にと私も思う。小さくて真面目で優しくて気遣いのできる彼女が好きです。ちょっと働きすぎかな。一緒に展覧会とか博物館とか密かに咲く野草の群落とかに行きたいひとです。
【Aimyon】CDTV あいみょん - 「裸の心」 Hadaka No Kokoro

 好きな人がいたら絶対に告白すべきです。ダメ元でいいのです。相手は星の数ほどいます。ただ、結婚を考えるなら恋愛から入らないほうがいい。なんでも話せる異性、心易い人。自分を見てくれている人。話を聞いてくれる人。そして、この人となら新しい世界が見られるかも、新しい私になれるかもと思える人。友達から入る。誰にも優しい人。尊敬できる人。成人なら年齢差は無関係。ただ全面依存はしない。あくまで対等。恋愛はそこからいつでもできます。結婚してからでもできます。
 大切なことはひとつ。人に嘘をつくことは、時に悲しくも必要な時があります、しかし、自分に嘘をつくことは絶対にしてはいけません。自分の本当の想いには正直であるべきです。以前、有名な政財界人が入院するホスピスの記事を作った時に、もっと自分の気持ち、本心に忠実に生きるべきだったという言質を得たことがあります。そんな人生で終焉を迎えないよう、自分の心を探索しましょう。生き切るために。死んでも死にきれないのは、生ききれていないからです。生き切る人生を。

君に逢いたくなったら - ZAR

彼女が素晴らしいと思い聴くようになったのは、実は彼女が亡くなった後。この曲を聴くと色々な想いが駆け巡る。

フルアルバム 竹内まりや ベストヒット Mariya Takeuchi 2020 -Plastic Love

「告白」「シングル・アゲイン」「駅」は、大人の愛を知り尽くした歌。今聴くなら「セプテンバー」かな。懐かしいジャパニーズポップスは、外国の方にも人気の様です。

BABYMETAL - NO RAIN, NO RAINBOW 【Live Blu-ray/DVD 「LEGEND - S - BAPTISM XX -」】

邦題は「やまない雨」。絶望さえも光になる。SU-METALの澄んだ歌声は、心に沁みる。車にBABYMETALのステッカーを貼っています。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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360度の大展望の聖山へ。出会ったハイカーがほとんど顔見知りという奇遇(妻女山里山通信)

2020-08-30 | アウトドア・ネイチャーフォト
 最高気温が35度という長野市。標高1447.2mの聖山へ。ヒメギフチョウを撮影した5月下旬以来です。日陰では25度と涼しく、山頂の日向では30度でしたが、直射日光が痛い。今回、地元のご婦人のグループと邂逅。妻女山で貝母を案内したことがある方たちでした。静岡から来られた三人組。ご婦人が私の読者でした。著者に会えるなんてと感激されていました。もうひとり蝶を撮影していた男性は、やはり妻女山山系で出会ったことがある方。こんな奇遇があるのですね。

 聖山山頂からの善光寺平。少し右の山頂に光が見えるのが斎場山(旧妻女山)。光はその向こうの西寺尾あたりの屋根の反射なのですが、まるで古代科野国の古墳がある斎場山が光っている様です。奇跡の一枚です。

(左)山頂。通信会社各社のアンテナがあるので善光寺平からも同定しやすいのです。拙書では歴史も詳しく記しています。奥に見えるのは、上田塩田平の子檀嶺岳や独鈷山。(右)山頂から西へ少し下った広場からの展望。雲がなければ北アルプスの絶景が見られます。手前の地肌が見えている下の谷には、長野と松本を結ぶ国道19号線と犀川があります。

(左)山葡萄の葉に奇妙なつぶつぶ。これは、ヤマブドウハコブフシという虫えい(虫こぶ・ゴール)です。作ったのは、ブドウトックリタマバエです。(右)山頂の片隅に咲くジャコウソウの残花。ただ蕾も見られたので、これからも楽しめるでしょう。

 なにかを撮影していた男性に、なにがいるんですかと聞いたら、ゴイシシジミですと。笹の葉裏にいるアブラムシの分泌液を吸っているのです。幼虫は肉食で、アブラムシを食べます。

 お腹いっぱいで休憩中かな。触覚のオレンジが可愛い。

 翅の裏は、碁石を散りばめた様。それが名前の由来の様です。

(左)オトコエシ(男郎花)。オミナエシ(女郎花)と対になって盆花で見られますね。(右)ヤマハハコ(山母子)。若葉は山菜。

 コウゾリナ(髪剃菜・顔剃菜)の群落に、たくさんコチャバネセセリがいました。茎や総包(ソウホウ)に、赤褐色の剛毛が生えていますが、顔を剃ることはできません。

 コチャバネセセリ(小茶羽挵)の幼虫の食草は、タケ科の植物です。イチモンジセセリやオオチャバネセセリなどに似ていて、同定が難しいのですが、形態や生息地、中脚の棘などからコチャバネセセリとしたのですが、どうでしょう。終齢幼虫で越冬し、幼虫は食草となる葉の表面を内側にして巻き、巣をつくってその中で摂食や蛹化をする習性があります。

 聖山パノラマホテルから三和峠へ戻る途中で見られる白樺の森。下界は35度ですが、ここは25度。ブナの森を歩く散策コースもあります。途中には湧き水もあります。

(左)三和峠(みつわとうげ)から聖湖へ下る途中にあるかくれくぼ(隠窪)の案内。(右)サラシナショウマ(晒菜升麻)が咲き始めていました。9月になると林下に咲き乱れ、風に揺れる花穂が本当に美しい。白や薄紫のノコンギクも咲き誇ります。

 聖湖から少し麻績に下ると、403号から少し入ったところにある廃墟。聖山迎賓荘の入り口にあるモニュメントです。聖山迎賓荘は、昭和40年代に開業。10年ほど運営された後に閉業したそうです。このモニュメントを使ってアーティスティックなモデル撮影をしたいですね。

 聖湖畔から望む三峯山。へらぶな釣りの太公望がたくさん。ここから姨捨駅経由で戸倉上山田温泉へ。ひと風呂浴びて帰りました。

 こんな酷暑が続くと食欲も減退します。そこで簡単な冷や汁を紹介します。材料は、サバの水煮缶詰、キュウリ、ワカメ、オクラ、ゴーヤ、紫蘇、煎りゴマ、生姜、信州糀味噌、水です。材料は好みでアレンジを。みんな混ぜて冷蔵庫で冷やして、麦入りご飯にぶっかけていただきます。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
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