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モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

満開のあんずの里。樹齢300年を超えると伝わるあんずの大木。在来種の古樹、レンギョウ、満開の興正寺の枝垂れ桜(妻女山里山通信)

2025-04-08 | アウトドア・ネイチャーフォト
 8日はあんず祭りの最終日。最高気温が20度。寒風もなく穏やかなお花見日和。昼過ぎから花曇りになりましたが、なんとか天気はもちました。平日ですが上平の駐車場はほぼ満車でした。

 樹齢300年を超えると伝わるあんずの古樹です。手前の栽培あんずと違って花の色もやや黄味がかったコーラルピンクです。

 前回トップに載せた在来種のあんずの花。

 その在来種の古樹。10年前に比べると樹勢が衰え花の数も少なくなりました。

 畑の斜面にこれも在来種。

 一番標高の高いあんずも満開になりました。麓とは100m以上の高低差があるので開花も遅れます。

 満開のレンギョウとあんずの花。鮮やかなコントラスト。

 禅透院の山門。山号は神龍山。在来種のあんずが何本か見られます。前回はサンシュユを紹介しました。

 興正寺の裏手からあんずの里を望む。1970年ぐらいまでは平屋の藁葺き屋根がほとんどで、屋敷に在来種のあんずの大木がたくさんあって家が見えないほどでした。集落内のあんずは本当に少なくなりました。

 興正寺山門と満開の枝垂れ桜。山門の諏訪立川流の子持ち龍については二つ前の記事をご覧ください。

 興正寺で出会った地元のおじさんは、高齢化であんずを止めてしまう家が増えていて困っていると言っていました。子供達はサラリーマンで週末にあんずをやるといっても、果樹は稲作と違って非常に手が掛かるのです。

 あんず畑から見る北アルプス。一番奥に見えているのは北アルプスの中腹です。あんず祭りが終わったら、あんずのスウィーツを買いに来ようかと思います。帰りに妻女山へ立ち寄ったら山歩きをしてきた植物の専門家の方と邂逅。面白い話ができました。


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