■21年間(私は19年間)続いたこのgooブログが、11月18日に閉鎖されることになりました。過去記事含めて完全にアクセスが不可能になります。 早速、FC2にこれまでの記事をすべて移しました。アーカイブスとして利用してください。こちらをクリックで見られます。「モリモリキッズ」。写真は別タブで開くと大きくなります。また、念のためもうひとつアーカイブスを作る予定です。
いずれにせよ新しいブログをゼロから始めることとなります。新しいブログのURLはまだ決まっていませんが、決まりましたらこちらでお知らせします。
やっと貝母(ばいも)が咲き始めました。12時すぎに訪れ3時頃までいましたが、その間にも次々と開いていきました。明日は冷たい雨になるので一休みですが、16日(水)からはいい天気が続くので見頃になります。来週末からはヤマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラも咲き始め桃源郷の様になるでしょう。
16日(水)は晴れでしたが強風でした。17日(木)は穏やかになるのでオススメ。22日(火)までは傘マークがないので絶好の貝母日和です。20日(日)は、長野マラソンのため岩野橋と赤坂橋が10:00〜13:00まで通行止めになります。松代大橋や篠ノ井橋に迂回してください。

貝母の花。和名は編笠百合といいますが、花びらの内側を見るとその理由が分かります。

上の入り口のベンチから。3月が寒かったので草丈が低めです。ヒオドシチョウとルリタテハも舞い始めました。来てくれたみなさんが気がついた様ですが、かなりの貝母の茎の上がありません。誰か持ち帰ったのかと思った方もおられた様ですが、ニホンカモシカの母子が食べたのです。貝母が芽吹く頃は他の植物がまだ芽吹かないので餌食になるのです。子供も2歳になったので食欲旺盛です。天然記念物ですから追い払うわけにもいかず。ただ摘み取られた貝母は花は咲きませんが、その分球根に栄養が回るので球根が大きくなります。今日はニホンカモシカに邂逅した方もおられた様で、まあ温かい目で見守ってやってください。しかし、かなり強い毒草なのになぜ大丈夫なのでしょう。若芽の頃は毒が少ないのでしょうか。不思議です。

日当たりのいい場所の貝母は60センチぐらいあります。まだ成長します。

貝母の花びらは6枚、雄しべは6本ですが、稀に7枚以上、最高で9枚の花びらもあります。

貝母の花は下から咲いていきます。一番上まで咲くまでには一週間ほどかかります。サンコウチョウも鳴くでしょう。

その慎ましい花姿から33種ある茶花に選ばれています。江戸時代はもっと一般的だったのでしょう。

現在は里山でこれだけの群生地があるのは国内でここだけだと思います。咳の薬ですが、かなり強い毒草であることも話しています。よって持ち帰りは厳禁です。

3時間の滞在中でもどんどん開いていきました。万葉集に一首詠まれているのですが、満開になったら紹介します。今日は12人ほど訪れてくれました。保全が大変なこともお話しています。ここまでになるのに15年かかっています。

ヒナスミレ(雛菫)の様です。画像検索でヒナスミレを見ると分かりますが、地方により変異が大きく、変種や交雑種もあるのでスミレの同定は大変です。

アリによって種を運んでもらって増えるアリ散布植物のひとつです。

カタクリやニリンソウもアリ散布植物で、日本には200種以上あります。アリさんは偉いのです。

小さな小さな群生地なので、注意して見ないと見つけられないと思います。

駐車場のソメイヨシノもあっという間に満開になりました。貝母の陣場平へは右の林道を登ります。林道入り口に地図があります。長坂峠と陣場平入り口に看板があるので見落とさないでください。約20〜40分で着きます。

ヤマブキ(山吹)も咲き始めました。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(箕)ひとつだに なきぞ悲しき」兼明親王(かねあきらしんのう)。太田道灌の逸話で有名です。
●モリモリキッズ・スペシャルのブログで、最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介を始めました。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。注目作品ばかり。
■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄でお願い致します。コメント非公開希望の方はその旨を書いてください。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。お問い合わせください。
いずれにせよ新しいブログをゼロから始めることとなります。新しいブログのURLはまだ決まっていませんが、決まりましたらこちらでお知らせします。
やっと貝母(ばいも)が咲き始めました。12時すぎに訪れ3時頃までいましたが、その間にも次々と開いていきました。明日は冷たい雨になるので一休みですが、16日(水)からはいい天気が続くので見頃になります。来週末からはヤマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラも咲き始め桃源郷の様になるでしょう。
16日(水)は晴れでしたが強風でした。17日(木)は穏やかになるのでオススメ。22日(火)までは傘マークがないので絶好の貝母日和です。20日(日)は、長野マラソンのため岩野橋と赤坂橋が10:00〜13:00まで通行止めになります。松代大橋や篠ノ井橋に迂回してください。

貝母の花。和名は編笠百合といいますが、花びらの内側を見るとその理由が分かります。

上の入り口のベンチから。3月が寒かったので草丈が低めです。ヒオドシチョウとルリタテハも舞い始めました。来てくれたみなさんが気がついた様ですが、かなりの貝母の茎の上がありません。誰か持ち帰ったのかと思った方もおられた様ですが、ニホンカモシカの母子が食べたのです。貝母が芽吹く頃は他の植物がまだ芽吹かないので餌食になるのです。子供も2歳になったので食欲旺盛です。天然記念物ですから追い払うわけにもいかず。ただ摘み取られた貝母は花は咲きませんが、その分球根に栄養が回るので球根が大きくなります。今日はニホンカモシカに邂逅した方もおられた様で、まあ温かい目で見守ってやってください。しかし、かなり強い毒草なのになぜ大丈夫なのでしょう。若芽の頃は毒が少ないのでしょうか。不思議です。

日当たりのいい場所の貝母は60センチぐらいあります。まだ成長します。

貝母の花びらは6枚、雄しべは6本ですが、稀に7枚以上、最高で9枚の花びらもあります。

貝母の花は下から咲いていきます。一番上まで咲くまでには一週間ほどかかります。サンコウチョウも鳴くでしょう。

その慎ましい花姿から33種ある茶花に選ばれています。江戸時代はもっと一般的だったのでしょう。

現在は里山でこれだけの群生地があるのは国内でここだけだと思います。咳の薬ですが、かなり強い毒草であることも話しています。よって持ち帰りは厳禁です。

3時間の滞在中でもどんどん開いていきました。万葉集に一首詠まれているのですが、満開になったら紹介します。今日は12人ほど訪れてくれました。保全が大変なこともお話しています。ここまでになるのに15年かかっています。

ヒナスミレ(雛菫)の様です。画像検索でヒナスミレを見ると分かりますが、地方により変異が大きく、変種や交雑種もあるのでスミレの同定は大変です。

アリによって種を運んでもらって増えるアリ散布植物のひとつです。

カタクリやニリンソウもアリ散布植物で、日本には200種以上あります。アリさんは偉いのです。

小さな小さな群生地なので、注意して見ないと見つけられないと思います。

駐車場のソメイヨシノもあっという間に満開になりました。貝母の陣場平へは右の林道を登ります。林道入り口に地図があります。長坂峠と陣場平入り口に看板があるので見落とさないでください。約20〜40分で着きます。

ヤマブキ(山吹)も咲き始めました。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(箕)ひとつだに なきぞ悲しき」兼明親王(かねあきらしんのう)。太田道灌の逸話で有名です。
●モリモリキッズ・スペシャルのブログで、最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介を始めました。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。注目作品ばかり。
■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
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もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
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★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄でお願い致します。コメント非公開希望の方はその旨を書いてください。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。お問い合わせください。