■21年間(私は19年間)続いたこのgooブログが、11月18日に閉鎖されることになりました。過去記事含めて完全にアクセスが不可能になります。 早速、FC2にこれまでの記事をすべて移しました。アーカイブスとして利用してください。こちらをクリックで見られます。「モリモリキッズ」。写真をクリックで大きくなりレンズマークをクリックで最大に。
27日(日)は、妻女山里山デザイン・プロジェクトの作業でした。晴天で寒かった前日とは異なり最高気温が27度の夏日。しかし山上は23度ぐらいで爽快でした。今日も貝母(ばいも)を見に2グループほどが。

陣場平の貝母もそろそろ終わりです。ただ探すとまだしぼんでいない花もあります。今年は3月が寒かったため咲くのが5〜7日ほど遅かったので27日でもなんとか見られました。例年の見頃は、10〜20日です。開花情報はブログでお知らせします。

このカットでもまだ開いている花が見つけられると思います。皆さんに貝母は咳止めや止血などの薬草ですが、成分は筋肉弛緩剤と同様でかなり強い危険な毒草と説明すると驚かれます。日本三毒草は トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギですが、他にも気をつけたい有毒植物はたくさんあります。
身近なところで、フクジュソウ、スイセン、スズラン、ヒガンバナ、ヨウシュヤマゴボウ、キョウチクトウ、チョウセンアサガオ、アジサイ、レンゲツツジ、イヌサフランなど。特にレンゲツツジは庭木として絶対に植えてはいけません。

貝母を管理する妻女山SDPの面々。今回はひとり体調不良で欠席。代わりに息子が来てくれました。私ともうひとりも自律神経失調症で半病人です。春は冬の疲れがどっと出ます。今日は最低気温が2度で最高気温が27度。そりゃあ体もぶっ壊れます。

陣場平の上の入り口から林道方面。木々が芽吹いてすっかり初夏の趣です。まもなくカッコウやホトトギスも鳴くでしょう。

我々が藪を切開ったことで昔あったアカネ(茜)も復活しました。根が赤いことからアカネ。古くから使われてきた染料です。日の丸の赤はこの染料を使います。
「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」大海人皇子が蒲生野で狩りをしたときに、額田王が詠んだ歌:万葉集
(あかね色をおびる、あの紫の草の野を行き、その御料地の野を行きながら、―野の番人は見ていないでしょうか。 あなたは袖をお振りになることよ)

堂平大塚古墳へ。腐ってしまったログハウスの階段をN氏が作ってくれました。現場で組み立てます。枝垂れ桜も葉桜になりました。

完成。強度も充分。持ち主の故Kさんも喜んでくれるでしょう。我々の活動を重機を出して手伝ってくれました。グループが古墳を見学に来たので私は抜けて説明をしました。古代科野のクニから中国の春秋戦国時代の呉越の話まで。

灌木の伐採と立ち枯れのセイタカアワダチソウを刈りました。

清々しました。遠く北アルプスが見えます。

仁科三山の爺ヶ岳。左に蓮華岳。

昼はパエリア。むき海老、ヤリイカ、モンゴイカ、アサリ、タラ、ピーマン、オリーブ。洗米2合を炒めて、別の鍋で具を炒めて合わせて炊き上げます。パエリアは蓋はしません。炊きあがりはアルデンテで。馬鹿旨でした。

A氏が描いた左は長野市松代の東条の杏の花。右は長野市山間部芋井地区泉平の素桜神社の神代桜。国指定の天然記念物で、推定樹齢1,200年のエドヒガンザクラ。スサノオノミコトが差した杖が大きくなったとの伝説があります。

古墳の下や陣場平でウワミズザクラが咲き始めました。東北地方では青い実を塩漬けして食べるそうです。とてもサクラに見えませんがひとつの花をアップにすると紛うことなきサクラの形です。初夏の爽風に花穂が揺れる様はそれは美しい。

帰りにひとりで再び陣場平へ。こんな風に探せばまだ開いている花もあります。4月30日までは気温が低めの予報なので、貝母の花も持つかもしれません。まだ見ていないという方はぜひおいでください。妻女山駐車場の奥の右の林道を登って15分。林道入口に地図があります。峠を左へ300mほどで陣場平。上の入り口と下の入口があります。時間は10時から午後2時までがお勧めです。
下っていく途中でなんと車の前に真っ青な美しいサンコウチョウが飛び出しました。思わずワーッ!と声をあげてしまいました。距離は2〜3mぐらい。こんなに間近で見たのは初めてです。本当に美しい青い鳥です。なにかいいことがありそう。幸せを運ぶ青いハチがナミルリモンハナバチ(ブルービー)ならサンコウチョウは幸せを運ぶ青い鳥です。絶滅危惧種のナミルリモンハナバチは昨年の8、9月の記事にアップしてあります。
●ナミルリモンハナバチの記事
●モリモリキッズ・スペシャルのブログで、最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介を始めました。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。注目作品ばかり。
■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄でお願い致します。コメント非公開希望の方はその旨を書いてください。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。お問い合わせください。
27日(日)は、妻女山里山デザイン・プロジェクトの作業でした。晴天で寒かった前日とは異なり最高気温が27度の夏日。しかし山上は23度ぐらいで爽快でした。今日も貝母(ばいも)を見に2グループほどが。

陣場平の貝母もそろそろ終わりです。ただ探すとまだしぼんでいない花もあります。今年は3月が寒かったため咲くのが5〜7日ほど遅かったので27日でもなんとか見られました。例年の見頃は、10〜20日です。開花情報はブログでお知らせします。

このカットでもまだ開いている花が見つけられると思います。皆さんに貝母は咳止めや止血などの薬草ですが、成分は筋肉弛緩剤と同様でかなり強い危険な毒草と説明すると驚かれます。日本三毒草は トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギですが、他にも気をつけたい有毒植物はたくさんあります。
身近なところで、フクジュソウ、スイセン、スズラン、ヒガンバナ、ヨウシュヤマゴボウ、キョウチクトウ、チョウセンアサガオ、アジサイ、レンゲツツジ、イヌサフランなど。特にレンゲツツジは庭木として絶対に植えてはいけません。

貝母を管理する妻女山SDPの面々。今回はひとり体調不良で欠席。代わりに息子が来てくれました。私ともうひとりも自律神経失調症で半病人です。春は冬の疲れがどっと出ます。今日は最低気温が2度で最高気温が27度。そりゃあ体もぶっ壊れます。

陣場平の上の入り口から林道方面。木々が芽吹いてすっかり初夏の趣です。まもなくカッコウやホトトギスも鳴くでしょう。

我々が藪を切開ったことで昔あったアカネ(茜)も復活しました。根が赤いことからアカネ。古くから使われてきた染料です。日の丸の赤はこの染料を使います。
「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」大海人皇子が蒲生野で狩りをしたときに、額田王が詠んだ歌:万葉集
(あかね色をおびる、あの紫の草の野を行き、その御料地の野を行きながら、―野の番人は見ていないでしょうか。 あなたは袖をお振りになることよ)

堂平大塚古墳へ。腐ってしまったログハウスの階段をN氏が作ってくれました。現場で組み立てます。枝垂れ桜も葉桜になりました。

完成。強度も充分。持ち主の故Kさんも喜んでくれるでしょう。我々の活動を重機を出して手伝ってくれました。グループが古墳を見学に来たので私は抜けて説明をしました。古代科野のクニから中国の春秋戦国時代の呉越の話まで。

灌木の伐採と立ち枯れのセイタカアワダチソウを刈りました。

清々しました。遠く北アルプスが見えます。

仁科三山の爺ヶ岳。左に蓮華岳。

昼はパエリア。むき海老、ヤリイカ、モンゴイカ、アサリ、タラ、ピーマン、オリーブ。洗米2合を炒めて、別の鍋で具を炒めて合わせて炊き上げます。パエリアは蓋はしません。炊きあがりはアルデンテで。馬鹿旨でした。

A氏が描いた左は長野市松代の東条の杏の花。右は長野市山間部芋井地区泉平の素桜神社の神代桜。国指定の天然記念物で、推定樹齢1,200年のエドヒガンザクラ。スサノオノミコトが差した杖が大きくなったとの伝説があります。

古墳の下や陣場平でウワミズザクラが咲き始めました。東北地方では青い実を塩漬けして食べるそうです。とてもサクラに見えませんがひとつの花をアップにすると紛うことなきサクラの形です。初夏の爽風に花穂が揺れる様はそれは美しい。

帰りにひとりで再び陣場平へ。こんな風に探せばまだ開いている花もあります。4月30日までは気温が低めの予報なので、貝母の花も持つかもしれません。まだ見ていないという方はぜひおいでください。妻女山駐車場の奥の右の林道を登って15分。林道入口に地図があります。峠を左へ300mほどで陣場平。上の入り口と下の入口があります。時間は10時から午後2時までがお勧めです。
下っていく途中でなんと車の前に真っ青な美しいサンコウチョウが飛び出しました。思わずワーッ!と声をあげてしまいました。距離は2〜3mぐらい。こんなに間近で見たのは初めてです。本当に美しい青い鳥です。なにかいいことがありそう。幸せを運ぶ青いハチがナミルリモンハナバチ(ブルービー)ならサンコウチョウは幸せを運ぶ青い鳥です。絶滅危惧種のナミルリモンハナバチは昨年の8、9月の記事にアップしてあります。
●ナミルリモンハナバチの記事
●モリモリキッズ・スペシャルのブログで、最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介を始めました。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。注目作品ばかり。
■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
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もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

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★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄でお願い致します。コメント非公開希望の方はその旨を書いてください。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。お問い合わせください。