10/2まで東京都現代美術館で開催されていた、フレデリックバック展。
それが好評のため、10/3(月)まで一日延びたよとの情報を得て、最終日、急遽行ってみた。
最近の現美は、ジブリと長谷川さんのキュレーションのテレコテレコって感じだけれど、今回はジブリ系。
正直、フレデリックバックは、『木を植えた男』を五年かけて1人で描いて、アカデミー賞をもらった人。ってイメージしかなかった。
展示会では、『木を植えた男』をインスタレーション的に上映していたけれど、それも初めてまともに観た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a5/80265a91cd122be007a3b4a350924dcd.jpg)
思った以上に、長編(といっても30分程度の短編映画)で思った以上に良かった。
小説を読んだ後のような、なんというか、輪郭の定まらない光の映像が、イメージの世界がそのまま映像化したような、夢を見ているかのような、不思議な幸せな時間であった。
てっきり、木を植えた男が主人公かと思っていたけれど、旅人の目線で客観的な自分が見つめ続けた『羊飼いの男』の話だった。
ストレートに気持ちに染み入る様な作品で、これは、宮崎駿も虜になるわなあと思った。
展示は、それから怒濤の質量で迫ってくるものだった。
幼少からの画家としての一面、青年時代の絵を生業とした時代、そして、テレビなどのメディアへの貢献。
そこから、アニメーターとしての開花といった構成で、どれもこれも、恐ろしくクオリティーとエネルギーを感じるもので、おおよそ1人の人間の仕事と思えない様なものであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/df/faca88c4736f77a3e22c1946ed4ede58.jpg)
若い頃のスケッチがとても良くて、好きになった。
達者で地道で誠実な感じがした。
目線が愛情深く、非常に美しくもあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/55/f0169b2aa3aad586caae02512206b3d3.jpg)
非常に感銘を受けたし、とても高揚感を覚えた。
しかし、あまりの仕事量に、閉館時間とあいなり、最後は駆け足での鑑賞となってしまった。
次は札幌芸術の森美術館で来春の巡回らしいので、もう一度見たいなあと思う様な、素晴らしい展示会でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/36/b82bf22c8a6987fa7d35fc10231a56b0.jpg)
フレデリックバック。格闘の人生、尊敬します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c3/6b12700e793f9869baa515fd3b5f58c0.jpg)
注染の手ぬぐいがあったので、思わず購入して退館。
最近の現美はいいなあ。
それが好評のため、10/3(月)まで一日延びたよとの情報を得て、最終日、急遽行ってみた。
最近の現美は、ジブリと長谷川さんのキュレーションのテレコテレコって感じだけれど、今回はジブリ系。
正直、フレデリックバックは、『木を植えた男』を五年かけて1人で描いて、アカデミー賞をもらった人。ってイメージしかなかった。
展示会では、『木を植えた男』をインスタレーション的に上映していたけれど、それも初めてまともに観た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a5/80265a91cd122be007a3b4a350924dcd.jpg)
思った以上に、長編(といっても30分程度の短編映画)で思った以上に良かった。
小説を読んだ後のような、なんというか、輪郭の定まらない光の映像が、イメージの世界がそのまま映像化したような、夢を見ているかのような、不思議な幸せな時間であった。
てっきり、木を植えた男が主人公かと思っていたけれど、旅人の目線で客観的な自分が見つめ続けた『羊飼いの男』の話だった。
ストレートに気持ちに染み入る様な作品で、これは、宮崎駿も虜になるわなあと思った。
展示は、それから怒濤の質量で迫ってくるものだった。
幼少からの画家としての一面、青年時代の絵を生業とした時代、そして、テレビなどのメディアへの貢献。
そこから、アニメーターとしての開花といった構成で、どれもこれも、恐ろしくクオリティーとエネルギーを感じるもので、おおよそ1人の人間の仕事と思えない様なものであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/df/faca88c4736f77a3e22c1946ed4ede58.jpg)
若い頃のスケッチがとても良くて、好きになった。
達者で地道で誠実な感じがした。
目線が愛情深く、非常に美しくもあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/55/f0169b2aa3aad586caae02512206b3d3.jpg)
非常に感銘を受けたし、とても高揚感を覚えた。
しかし、あまりの仕事量に、閉館時間とあいなり、最後は駆け足での鑑賞となってしまった。
次は札幌芸術の森美術館で来春の巡回らしいので、もう一度見たいなあと思う様な、素晴らしい展示会でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/36/b82bf22c8a6987fa7d35fc10231a56b0.jpg)
フレデリックバック。格闘の人生、尊敬します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/c3/6b12700e793f9869baa515fd3b5f58c0.jpg)
注染の手ぬぐいがあったので、思わず購入して退館。
最近の現美はいいなあ。
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