先日の土曜日に、三鷹市の、星と森と絵本の家の庭造りに参加してきました。
国立天文台の敷地内にある、小さな日本家屋を改装して、絵本の家にしてます。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ehon/
当日は、参加者の顔合わせで、レクチャーがあったのですが、思った以上に参加者が多く、特にお子さん連れのお母さんの参加がありました。
多分、総勢30~40名位。
今はまだ、更地の状態ですが、すこしづつ手を入れていきます。
まずは、井戸とビオトープ作り。
井戸は既にスタッフの方の尽力で、8メートルくらい掘削されています。
ジョイント式で、10メートル以上繋げる、長い棒の先に爪のような歯が付いた掘削機をぐりぐりと人力で回して、ひたすら掘る形。
8メートルくらいとなると、結構、拳大の石が出てきて、苦戦していました。
池は、実は子供が遊びで勝手に掘った穴をベースに作るみたい。
こちらは、シャベルなどで、次回以降、掘り進めます。
池は、新聞紙にロウをしみ込ませたものを使って、池の底を固めるとのこと。自然に負荷を与えるものは、極力無くすように作ります。
水はそのままだと、汚れと蒸発などもあるので、雨水を利用し、一度、大きなドイツ製の雨水タンクに貯めます。
そこから、アメリカ京セラの太陽光発電機で、水をポンプで池に送ります。池の中には、ブイを使ったスイッチがあり、水が無くなると供給する形となっていて、常に一定の水位を保つ予定。
レクチャーしてくれた方は、シップスレインワールドって会社の方で、主に雨水利用や地下水利用などに関する機材をレクチャーしたり、輸入販売等してます。
ガーデニングで水やりを考えると、雨水利用はいい事。
手押しのポンプなどもあり、これは、なかなか面白い。
http://www.rainworld.jp/
太陽光でお湯なんかを沸かせる、ソーラークッカーも扱っていて、絵本の家にも一台設置。
焼き芋なんかも作れる!
以下、別の日のものですが、映像あり。
http://blog.goo.ne.jp/rainworld/e/00bb1f7dc612b5a96c3aad9d3c24f93b
ソーラークッカーは、アフリカなどで、柴を確保する重労働から解放する為にドイツの会社が作ったらしく、太陽光で、料理を作る事ができます。
先日は、椎名誠さんと、ソーラークッカーで料理をしたって話をされてました。
寒い中でしたが、楽しいひとときでした。
久しぶりに見た、霜柱。
次回は、穴堀。これからが本番です。
庭には、ニガクサ エビヅル アマチャヅル アケビ ホウチャクソウ ジャノヒゲ カラスビシャクが植えてあるようで、目印の名前が書いてありました。
こどもはいいですねえ。