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建築を旅する

グリーンカーテン

2011-07-25 13:12:08 | Weblog
随分、グリーンカーテンらしくなってきた。


緑を見ていると、涼しげで、やっぱり気分がいいもんです。

毎日、どんどん変化していって、そういうのが嬉しい。

ゴーヤーもぞくぞくと。知らない間に、受粉しているのだった。

左官の現場

2011-07-20 16:47:00 | Weblog
お世話になっている、建築事務所の現場を見て来た。

既に、外装は仕上げの段階。
左官作業に入っていた。


一階の庇下。丁寧な仕事。荒らすのは剣山で行っている。色が良い。



銅板の水切と、木建具。 上部の塗りは乾いていて、下の濃い部分は塗り立て。


コーナー部のアップ。風合いがいい感じ。骨材も左官やさんがチョイスしているらしいけれど、適度なラフさがいい。


銅板で作った水切は風化しても美しいだろうな。ディテールが丁寧だと、嬉しくなる。

この建物は、内部もすべて荒らした珪砂漆喰の左官壁。
壁から、天井まで塗り回しで切れ目が無いため、数名で一気に仕上げるそうで大変だ。

左官の方に話を聞くと、最近は下塗り、中塗り、仕上げという感じに三段階ではなく、下塗りと中塗りを一緒にやって、最後に仕上げとする場合が多いらしい。


塗りの作業は、お盆までには完成する。

あとは、内部の木工工事がちょっと入って、秋には完成しそう。
楽しみだ。


ゴーヤー

2011-07-19 11:14:46 | Weblog
去年は、仕事場のガラス面からの輻射熱がすごくって、クーラーをかけても暑かった。

なので、ことしは、流行のゴーヤーでグリーンカーテンを作ってみる。

種から植えて、既に一ヶ月くらいが経ち、もう背丈より高くなって、七割くらいのグリーンカーテン。
どしどしと高いところに伸びて行って、横にあまり葉を繁らさない。
頭の部分を剪定してみたり、ツルを横にはわせたりしたら、すこしづつ葉の面も大きくなって来た。

いよいよゴーヤーらしきものが!


花芽もわさわさと沢山ついて、これから収穫が楽しみだ。



ツールドフランス開幕

2011-07-03 00:58:34 | Weblog
ツールドフランス開幕。

今日会ってた友達が、『今日は早めに帰宅しなくてはならない』って言うんで、理由を聞いたらツールドフランス開幕との事。

中学生の頃に初めてみて感動したツールドフランス。
サポートカーとかチームプレイが新鮮で、色々と驚いた。


アームストロングが活躍していた数年前に見ていたけれど、最近まじめに見てなかった。
ちなみに自分が乗ってるのは、saecoカラーのキャノンデール。
saecoなんて、今や懐かしい感じなんでしょうね。


久しぶりにじっくり観戦。



いやあ、実況通りジルベールの優勝、渋かった。


終盤まさかの集団落車…。

それにしても、やっぱり熱い、面白い。
おそるべしツール。

フィリップ・ジルベールおめでとう。

コンタドールはここからでもやってくれるでしょう。



背景は美しい牧歌的なフランスの景色。

十勝の山羊の庭でも使う、牧草のロールベールが沢山ころがっている景色が印象的だった。


これから3週間、熱い走りに注目。


今年のサーペンタイン ギャラリー

2011-07-02 09:16:00 | Weblog
今年のサーペンタインギャラリーは、ズントー。


仕上げがどんなものなのか、写真だけだと判りづらいけれど、今後情報が出てきたら確認できるでしょう。
アスファルトルーフィングをそのまま仕上げにしたりするのかな。下地は何だろうか。


回廊部分。マットな黒に当たる光が美しい。


それにしても、建築とナチュラルガーデンの融合は、自分の興味ともぴったりで、やはりズントー大好きだと思ってしまう。



このナチュラルガーデンの設計者は誰かというと、ドイツ系オランダ人のピート・オウドルフという人らしい。

自分は、知らなかったけれど、ランドスケープデザインが得意なガーデナーのようである。

ネットで調べたら、ドイツの伝統的な庭園の形に、イギリスのガートルード・ジェキルの植栽思想を採り入れた人物とのこと。
花壇を「光景」ととらえて、設計するそうです。

他の庭の写真をみても、確かに色彩豊かなガーデナーである。

ズントーのストイックな黒いマットな建築に対し、色彩が溢れる庭を作るガーデナーはぴったりなのかもしれない。