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建築を旅する

ipod touch

2007-09-06 10:32:28 | Weblog
ipod touchって方法があったのか。ソニーのPSPに近い感覚。
携帯にしてると、日本で売るのは遥か先だろうしな。
iphoneもそれほど売れてなかったのは、携帯電話はハードに使いたいし、iphoneだと使いにくい(っていうか、落っことして壊しそう)っていうのもあったのかもしれない。
8GBモデルと16GBモデル。もっと、容量がアップすれば、買おうかな。
それより、ipod classicのほうが実際はいいかも。
すでにハードユーザーは曲数も数千曲とかあたりまえだと思うから、検索がビジュアルになっているのはありがたい。

与論島へ

2007-09-05 01:06:10 | Weblog
与論島。
『与論島(よろんじま)は、奄美諸島に属する鹿児島県最南端の島。人口約6000人。「よろんとう」ともよばれるが、正式名称は「よろんじま」。「与論」という名前はかつて「ユンヌ」と呼ばれていたものが変化したもの。』Wikipediaより

義父が与論島へ仕事の関係で行く様になって、すっかり気に入ってしまい、今や現地の方と家族同然。数年で既に13回目らしい。
与論はいいぞいいぞと言われており、与論献奉も有泉も、人のあったかさ(というより、一度行くと親戚みたいになってしまう、超がつく密接度)も、行く前からあれこれとイメージしてなんとなく判っていたけれど、実際行くと全部吹っ飛んだ。
とにかく、南国、全てが違う。パーンと弾ける開放感がやはり、南国らしく、これは、すごい。



8月9日から、4泊5日。
羽田からは、那覇へ一度飛んで、そこから与論へプロペラ機で約30分くらいか。
那覇が随分都会に感じるくらい、時間が止まってるというか、田舎のバスターミナルみたいな空港に到着。
早速、『歓迎!○○先生ご夫妻、お嬢様ご夫妻!!』という横断幕を皆で掲げて歓迎してくださった。
正直、びっくり。テレビとかではこういう風景観た事あるけど、大歓迎っぷりに驚いた。ありがたや。義父の人徳か。

与論の道は、高いものが何も無く、ずっとサトウキビ畑という感じ。
ざわわざわわとまさに揺れており、たまにある南国の花をアクセントに、惹き付けられる風景。
ああ、南国だ。空も抜けるようで。

初日は、行きつけの民宿で落ち着いて、ゆっくり夕食。
ちょっと散歩。

夕焼けがまた美しい。空気が違うし、随分涼しい。
日差しは強烈だけれども、日中も32度を超えたりあまりしないみたいで、東京なんかより全然涼しく、避暑地に南国ってありかもしれない。夜などは、ちょっと肌寒く感じるくらい。亜熱帯東京より来ましたよ。










銀座スウォッチ

2007-09-03 11:11:01 | Weblog
Swatch Boutique 銀座。
ニコラス・G・ハイエック センター。
設計は、坂茂氏(坂茂建築設計)

出来てからしばらくして近寄ってみる。


一番最下層は自由通路のようになっていて、表の大通りと裏の道を繋ぐ都市動線になっている。
「アベニュー・ドゥ・タン」って言うらしい。
油圧エレベーターが上下して上階のショップへ行くのだけれど、これが、エレベーター自体がショーウィンドーになっており、ショーウィンドーを見つつ、そのまま部屋が移動するようにエレベーターが登って行く。
すべてのブランドを一気にみれるのがいい。

床が動くって、アイデアとしては考えても、こうきっちり出来ているのが面白いと思うし、昔考えていた、いわゆる未来を感じる。



大開口は、坂氏お得意のシャッターにて開閉する。気持ちいい風が吹き抜け、銀座を忘れる感じ。
それに、『ブレゲ』や『ブランパン』、『グラスヒュッテ・オリジナル』、『オメガ』、なんかの高級ラインもあるけれど、たてもの自体はスウォッチらしい開放的なイメージ。

ただ、実際のところ、高級店にエレベーターで上がる、超目的性の高い導線となるので、一般の冷やかし的な入店は、非常に困難になっているだろうなあ。自分も結局地下へ向かって降りる油圧エレベーターしか使ってないし。(行き先は『スウォッチ』)まあ、銀座だからいいのかしらん。行ったら買うしかない感じだなあ。
上がって行ったら、『いらっしゃいませ』と、頭をさげて待っていそうで、ちょっとどきどきします。

商業施設の常識をあえて無視したような新しいアクセスで、これはこれで新鮮で、全ての階がヒエラルキーを持たず、均等に扱えるのは、すごいと思う。

14階建てで、上層階もいくつかのフロアーごとに同じ様なアトリウム空間があり、それぞれに植栽を配した壁面がある。
これは、単なる、エコロジカルなイメージなのか(まあそんな単純なことではないでしょうが)、それとも、なにかビルに冷却効果とかあるんだろうか?
働く人たちが癒されることは間違いない。

坂茂氏『僕は、紙もそうだが何かを発明するわけではなく、既存の材料や技術の読み替え作業を得意としている。2002年に三島につくった「ペーパーアートミュージアム」では、ドイツ製のグラスファイバーの二重のシャッターを使った。シャッターが開くと美術館が開く。部屋の間も全部ガラスの引き戸でできているので、それも開けると空間が平面的に連続するようになっている。』

三宅 理一氏が語っていた坂氏の特徴に、エンジニアとのコラボレーションをとてもきちんとしている事がある。
『おそらく坂先生は、日常的にさまざまな材料の原理を素直に見つめ、ヒントを求めているのだと思う。ただ、それだけでは何も始まらない。使えると思ったヒントをエンジニアと一緒に実際にアプリケーションにしていくことが必要なのだが、その作業を非常にきちんとやっておられる。そして決してあきらめない。何年かかっても絶対に実現するという頑固さ、信念の強さが、成功の秘訣だろう。』

なるほど、やはり坂氏はある方向で世界最高峰だなと感じました。

余談だけど、アトリウムの自由通路の床面に、天井から時計型の赤い光が落ちていた。
もしかしたらと思って、腕にあててみたら、ちょうどぴったり腕時計のサイズに!
いいねえ、こういうの。