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建築を旅する

ショーモンのお茶会

2013-11-26 17:58:14 | Weblog
4月から開催されていた、ショーモン国際ガーデンフェスティバル。
この11月で半年の展示も終了しました。

ガーデンショーはともすると、1~2週間程度の期間で解体されてしまうことも多いのですが、このように長期に渡るガーデンショーは一つの理想かも知れません。

雪の溶ける4月から晩秋の11月まで。
四季折々の姿をみせてこそガーデンショーの醍醐味があります。

自分は水田の庭で参加しました。

春はまだ水が張られているばかり。
5月の末にきれいな稲の幼猫を田植えし、夏に向けて青々と成長します。
実りの秋には、稲穂も実りその頭をもたげる姿に時の流れを実感する。

季節に応じて様々な感じ方の出来る庭を提案することが出来るのも、ショーモンのような長期に渡るガーデンショーならではの良さです。


10月にはお茶会を行いました。
日本からお茶の先生(佃一可先生)達に来て頂き、盛大に開催することができました。
奇麗な秋晴れに、野点のようなお茶会は、参加された方々も喜んでくださり、すばらしい思い出となりました。


フランスで稲穂も実をつけました。


ゲストを招いて煎茶と抹茶のお手前でおもてなし。


桟橋には沢山のギャラリーの方々が。真剣にお手前をみております。




穂垣も色が抜けて、自然な美しさをたたえています。


リラックスした風景。こういうのが作りたかった。

フランスと日本の自然な融合は、水田の庭の本懐を遂げたものでした。