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建築を旅する

北海道ガーデンショー♯4

2012-06-14 12:21:01 | Weblog
やぎの遊びの庭のキンダーガーデン。

今年生まれたばかりの子やぎたち。



初登頂! やぎの旗を打ち立て、やぎの国設立。
なかなか怖がって登らなかったけれど、1人の勇者が登ると、あとは、押すな押すな。

ぽこぽこ山?だったか、この丘の上にベイルを乗せて、どう登らせるかがちょっとした難題でした。
斜めにきっちり階段を組むのは難しいので、橋桁をかけるように、徐々に上がる形にしました。
助言もらったボランティアさんに感謝。

横から見ると、なかなかいい感じ。



ひらひらとたなびく青い旗は、やぎの顔の絵をブルーの染料で染め抜いたもの。
かみさんに染めてもらいました。


われもわれも。

押し合い、へし合い。

朝イチで、原っぱに放たれた子やぎ達は、みんな一目散に山の頂上のベイルに登るそうです。
やっぱり高いとこが好きなんだな。


子やぎもベイルをもそもそと味見。
ここのタンポポは、短いタイプ。


こちらも、点景にベイルと植栽。
奥は、木肌の奇麗なシラカバ(ジャクモンティ)を植えているんだけど、やはり風もあり根付くのが難しいのか調子が悪いみたいで、だいじょうかな…。


近くには、ヤナギバチョウジソウやマツムシソウ、ブロンズフェンネルなんかの植栽ベイル。

板の色は、白とナチュラルのボーダー。白は、拭き取り仕上げにしました。
因に板は、荷物を固定するラッシングベルトで巻き付けています。
板は、紆余曲折あった末、ベイルを10月までの期間中、風雨とヤギ(!)から守る為に設置しました。
結果、とてもいいアクセントに。

隙間からは、ヤギがつまみ食い。


山頂のものは、旗に合わせてブルーに。

子やぎにぴったり。


おおきくなれよ。






北海道ガーデンショー♯3

2012-06-14 10:35:40 | Weblog
いろいろと苦労して作った山羊(やぎ)の庭。

山羊が初めて登ったときは、なんというか、感無量でした。


イメージ通り、列をなして登ってくれる山羊たち。


山羊は『山の羊』と書くだけあって、険しい山間もものともせず、なんと木に登る山羊も結構います。

不安定な足場大好き、面白い感触大好きなので、思った以上に自ら進んで登ってます。


でも意外だったのは、羊(ひつじ)も登ってくれた事。
山羊の担当の方も羊も登らせたいと話されていたけれど、とても臆病な羊が登るとは思ってなかったので、嬉しい誤算でした。

さすがに大人の羊は新緑の牧草を食べるのに夢中で登ってこないけれど、子羊は一度登ると、何度も登ってくれる様になりました。

やっぱり、子羊がかわいい。







北海道ガーデンショー♯2

2012-06-08 11:53:59 | Weblog
北海道ガーデンショー。

明日6月9日(土)は、現地にてトークイベントがあるそうです。

■茂木健一郎氏×木村秋則氏

『茂木健一郎さんが迫る、これからの自然栽培
-木村秋則さんと木村塾の試み-』


『自然栽培の第一人者・木村秋則氏による「農業」と「食育」がテーマのレクチャーやトークセッション、野菜テイスティングなどが楽しめるプログラムです。脳科学者・茂木健一郎氏がナビゲーターを務め、「これからの自然栽培」について迫ります。』



是非観たい聞きたい! しかし東京なので、叶わないのが悲しい…。

北海道ガーデンガーデンショーが行われる、十勝千年の森には、木村秋則氏が監修されているリンゴ畑があります。
ちょうど、山羊の遊びの庭が設置されている、真向かいの敷地。


グレーのフェンスに守られ、まだ幼木って感じです。


山羊たちも、ねっころがりながら、リンゴの木をみれます。「りんご食いたい…」


リンゴ畑の隣にある、ローズガーデン。6月中には植栽も植わり完成するらしいです。
デザインは、アースガーデンやメドウガーデンも手がけたダンピアソンさん。
こちらも、完成が楽しみ。

因に対談が行われる会場も、リンゴ畑のあるファームガーデンの素敵なカフェ 『ラウラウ』です。
ここでガーデンを見ながら食べるパニーニは最高です。



昨年の秋のファームガーデンの稔り。
キッチンガーデンで野菜を美しく魅せるという、楽しみ方の提案もあったりします。
キッチンガーデンは、千年の森のガーデナーの方々が毎年デザインして育てていらっしゃるそうです。


昨年、夏の盛りのキッチンガーデン 

つづく



北海道ガーデンショー♯1

2012-06-07 17:24:32 | Weblog
北海道ガーデンショー 開幕しました!

友人と作った『山羊の遊びの庭』も、山羊たちが楽しく遊び回ってくれて、万々歳です。

5月は2週間ほど十勝千年の森にて、早朝から夕暮れまで、2名+ボランティアの方1名の3名体制で制作しました。

体力的にはきつかったけれど、十勝の美しい自然と、かわいい山羊たちに囲まれた幸せな時間でした。

今回も宿泊は、廃校になった小学校だったのですが、さすがに5月の十勝は、東京の3月並の気温なので、五右衛門風呂は今回はパスしました。

夜は、近くの芽室にある銭湯(温泉)に毎日通って、いやされました。
十勝の温泉は本当に最高です。


全景はこんな感じ。




つづく