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建築を旅する

広島のすごいやつら

2005-10-26 09:50:49 | Weblog
http://www.suppose.jp/#

先日の建物探訪に出ていた若手建築家。
若干31歳。
同世代のすごいやつが広島にいる。
基本的に両刀使いである。

全然知らなかったのだけど、様々な意匠を意欲的に取り入れ、消化して自分の物にしようとする姿勢がいい。
これは、あの建築、これはこの建築って元ネタが判りやすいものもあるけれど、ちゃんと自分でコントロールできている。
特に、大アトリエとか、ゼネコンとかの出身でもなく、しかもずっと広島。
インテリアのセンス、建築のセンス、完成度、精度、どれもすごくまとまってる。

まあ、気になったのは自分と同じく、どっちかと言うとインテリア寄りから出発しつつ建築も現在やっているからだろう。
ちょっと理想的な進み方で、こういう感じで行きたいなあと思った。

ともかく、多作で、変なこねくり回しの理屈っぽさがなくって、すっきりしている。
あと5年ほどして、自分のスタイルが見つかったら、いいだろうなあ。
普通にショップなんかのインテリアデザインも非常にセンスがある。

両刀づかい。
広島の建築家。若いのになかなかやりおる。

因に

2005-10-22 10:18:36 | Weblog
グーグルマップは、マップとサテライトっていうのが選べて、サテライトにすると、航空写真でグリグリと検索できる。
これがすごい。
北朝鮮の湖とか、写真で見れるし、富士山の頂上も見れる。因に富士山は、夏の赤富士だった。

グーグル マップ

2005-10-19 23:33:36 | Weblog
すっごい、とんでもない物が世の中に在る物だ。
検査サイトのgoogleで、地図が見れるんだけど、世界中の衛星写真がグリグリ見れる!
すごい!
北朝鮮も、アメリカも、グルジアも、吉祥寺も。ディズニーランドも、ムサビもくっきり。
凄い!
これは、見なきゃ。

http://maps.google.co.jp/maps

mini ROOF-STUDIO

2005-10-19 14:03:49 | Weblog
BMWおたっきーずというブログがあって、ミニの情報とか更新がいいので、見ております。
今日みたら、こんなのが。
『MINI USA.COMによる「ROOF-STUDIO」というコンテンツです。
ミニが画面上にぐるぐる回って好きなルーフペインティングを選びながら鑑賞できるというものなんですが、実際に動きを体験するとすごいです。』

とのこと。
実際みてみると、ほんと建築的というか、空間がいいかんじ。
ネットって、インタラクティブな3次元表現を生活に持って来たなあ。
気持ちいい。

http://www.miniusa.com/roofstudio/

一級建築士試験

2005-10-11 12:27:01 | Weblog
日曜日に一級建築士の製図試験があった。
近年の製図、特に昨年の製図の複雑さから考えると、ずいぶん楽な試験に思えた。
途中、あまりにスパスパはまるので、不安になるくらいであった。
ただ、立面図が要求されたり、エキスパンションジョイントがあったり、EVや空調もいつもと違うなど、ややこしい。
特に、既存利用というのは、皆悩んだようである。

駅からの導線が、既存部のエントランスにちょうど来ているので、どうしても施設の顔にしたくなるけれど、南側の立面を保存しなくてはならない為、開き戸等も残すとなると、車いす使用者用の車から来た車いすの方が、入るのに苦労するだろう。
なので、既存部をエントランスにする場合は、風除室だけでも、側面より新規建物扱いで接続して、自動ドア付きにしないと、ならなかっただろう。扉を開けっ放しで、セットバックさせて風除室という考えもあるらしい。まあ、力技ではある。

既存建物は、入口も含め、ランドマークであり、象徴的なものであるので、機能としてはエントランスにする必要もないのではないかと思う。
新規建物南面より素直にアプローチさせた方が、いろんな意味で計画しやすかったんじゃないだろうか。


ともかく、ゾーニング等が楽だった分、全体的にいい線までいっているだろうから、基準点は当然あがり、書き込み量と、ちょっとしたミスの積み重ねが合否を分けてしまいそうだ。
奇問という人もいるほど、説明文の読み方の違いにより解釈がいくらでも出来そうだったり、既存部と新規部との「調和のとれた立面計画」などというやや抽象的な表現があったり。
なので、描き込み等、結構自信が在る人も、どう解釈されるかが微妙なので、絶対合格!と思えない、いやーな中途半端かげんである。

自分としては、既存建築の壁面を柱芯に持って来てしまったので、床面積が変わりそうなのと、喫茶が独立しており、サービス導線がとれていないのが気にかかる。厨房がないから、いらないかなと思ってしまった。どうだろう。
描き込み等は学校の模試なんかよりよっぽど出来ているが、合否は、そのミスの積み重ねが、平均のあがりそうな全体の中でどの程度のラインかによるだろう。


自分もしくじった、既存の建物を柱芯ではなく、柱からずれた壁芯で面積を出していたりとかして、計算ミスを誘っていたり、よく見ないと見えづらく、いやらしい部分が盛りだくさんなので、実際は『描けた!』と思っていても不合格となる人続出だろうなあ。木の立面とか、エキスパンションが点線ではなく、一点鎖線とか、近接じゃなく隣接とか。


きっついなあもう。