シクラメンのかおり

四季の花や風景に興味を持って写真を撮っていきたいと思っています。

神戸花鳥園へ

2007-01-31 14:00:14 | 

12月に神戸のルミナリエやモザイクの夜景を撮りに行った
友人と1月の終わりに花鳥園に行く約束をしていて、
1月29日に行きました。三宮からポートライナーに乗って、
神戸空港の一つ手前のポートアイランド南駅で下車。
駅の階段を降りれば、花鳥園の入り口です。
広い埋立地に建っていました





球根ベゴニアや



ブーゲンビレアや、



スイレンもたくさん咲いていて



フクシアなどたくさん





きれいな色のカモたち



可愛いペンギン



ふくろうや



尾っぽの長い鳥


色々な色や大小の鳥たち

本当にたくさん写真を撮ってどうして整理するか
一応今日は、花と鳥の仲間を投稿しました。


冬の京都 妙満寺 3

2007-01-30 08:29:19 | 風景

左京区岩倉幡枝にある妙満寺の本坊では、写経をすることもできます



この机で、写経をされます。2000円とか。



この部屋には、紅い毛氈が敷いてあり、丸い座布団に
座って目の前の素晴らしい「雪の庭」を心静かに鑑賞



横に並べてみました。



「鐘に恨みは数々ござる」で知られる紀州道成寺の
霊話は、歌舞伎等の芸能に取り入れられています。
春の大法要において鐘供養がなされ、安珍.清姫の霊を
慰めており、道成寺を演じる芸能人はこの鐘に芸道精進を
祈られます。その方達の写真もありました。



この鐘は当寺の鐘楼です。



このウメは、盆栽のウメです。美しい花を咲かせて
いました。ふきのとうもありました。
このお寺所蔵の名画として、「加藤清正公肖像」が
ありました。「南無妙法蓮華経 従四位清正行年五十才」と
自書した大手判を当山に奉納しているそうです。

妙法寺 1のコメントを当山の執事様から取り上げて
もらってうれしい。今度おいでの際には粗茶でもという
嬉しいコメントを頂きうれしく思います。


冬の京都 妙満寺 2

2007-01-29 08:52:16 | 風景
雪の庭に雪が降ればもっと雰囲気が出ると思います。雪吊りがしてあります。



落ち着いたいい庭です。



比叡山が雪化粧をすれば、見ごたえがあると



枯山水の庭 砂と石との調和



砂地に紋のようにきれいに模様が



灯籠や手洗いにも情緒があって


縁側には床机のような椅子が


冬の京都 妙満寺 1

2007-01-28 11:40:13 | 風景

幡枝.一条山の南西麓に約一万坪の境内を有する妙満寺は



バス停からは、二分のところに看板が見えます。



円通寺と違ってここは判り易い地です。
「法華経」と日蓮の教えを忠実に受け継ぐ、
顕本法華宗の総本山。



山門前は石畳の参道を挟んで南北に配された池が。



この池にはスイレンや花菖蒲も多いと聞きます。
山門の前には、ツツジの花の時期も美しい。



この妙満寺は、「安珍.清姫」の伝説で知られる
「道成寺の鐘」が納められています。



山門を入って、参道の奥は本堂。石畳が続く。



もう一つこのお寺は「雪の庭」で有名



江戸初期の俳人.松永貞徳が、清水寺塔頭成就院に
「月の庭」、北野成就院(現在は廃寺)の「花の庭」とともに
造園し、「雪月花の三名園」と謳われた名園を復原した



「雪の庭」の説明



塔のような建物のエキゾチックな仏舎利塔が
ひときわ大きくそびえ建つ
インドブッダガヤ大塔を型どったものとしては
日本初の建築。昭和48年に建立。



井戸跡と松



「雪の庭」

本坊に面し、比叡山を借景とする「雪の庭」
洛中にあった頃から比叡山を借景。今は一条山越しに
比叡山を望む造りとなっています。

07.1.22

 


冬の京都 円通寺 2

2007-01-27 15:19:17 | 風景

御水尾上皇が、修学院離宮に移る前に住んだ幡枝御殿の跡



今は臨済宗妙心寺派の寺院。上皇が造った客殿前は
庭一面に杉苔が広がる中に、石が組まれた枯山水の庭。
後方に見える比叡山。樹間を通して見る眺めの良さが。
ここの景色は四季それぞれに趣がある。初夏には、
満開のつつじが。秋には生け垣の左右にカエデの紅葉。



かつてこの庭の主であった御水尾上皇が
徳川幕府の圧力により、政治の表舞台から
退かざるを得なかった上皇は、この庭を眺めて
傷心を癒したと聞きます。



円通寺の前身は、御水尾上皇が造営した山荘、
幡枝離宮。当時この山荘は上.中.下の「御茶屋」と
呼ばれる三つの部分からなっていたそうで、上皇は
幡枝離宮から望む比叡の山を最上のものとして
「都の冨士」と呼んで、こよなく愛したと言われます。



やがて修学院離宮が完成すると、幡枝離宮はかつての
乳母で、隠棲していた文英尼公に下賜された。その後、
禅寺となり、霊元天皇の勅願寺と定められたそうです




円通寺の釣鐘

静かな気持ちの落ち着く処です。現代も人はすぐに
「切れる」たまには心を静かに禅の心をたまには持ちたい。


冬の京都 円通寺 1

2007-01-26 08:41:49 | 風景

上賀茂神社の北東に広がる田園地帯、地下鉄國際会館前から、
京都バスで、5分で、円通寺道バス停下車。徒歩15分と本に書いているが、
円通寺の標識が見あたらない。人に聞いて素朴な道を歩み、やっと



円通寺の標識が見えた。



円通寺の山門

樹木に覆われた石畳の向こうに、小さな山門が建っています。
門幕には、菊花の紋が染め抜かれて、勅願寺であったことを。



山門の手前にロウバイの古木が、香りとともに、



このように年月を感じさせる、古岩も重々しい。



正面に見えるは、比叡山を借景とする庭園。
書院に座して、しばしその美しさに圧倒されます。



見学の方は、じっと動かず、カメラのシャッターを切る音さえ
遠慮しないといけない雰囲気です。



縁先に広がる庭は、南北に細長い地割りの枯山水。
一面を苔で覆われそこには大小40余りの石が配されて



その奥には、約50種の樹木からなる生け垣が、



07.1.22 撮影


冬の上賀茂 (完)

2007-01-25 10:42:42 | 風景

京都の北の上賀茂神社とお別れです。



枯れた芝生の殺風景も冬ならでは



この枯れ木もまもなく美しい花を見せてくれるでしょう。



一の鳥居まで来ると、修行僧なのか三~四名の姿を見た
バス停の横にすぐきの漬物や



この上賀茂の地では、すぐきのかぶらが多く作られて
いる農家がまだ多いと聞きます。その隣には



葵屋のやきもちも有名です。
お土産にすぐきとやきもちを買いました。



バスの車窓から、冬の賀茂川を眺めて帰りました。

       

 

 

 

 


京の冬の旅 上賀茂神社 4 

2007-01-23 14:04:39 | 風景
境内を流れる「ならの小川」
境内北東を流れる御物忌川(おものいがわ)と御手洗川(みたらしかわ)
が合流した川。その名の由来は、川辺に奈良神社があるからとも、楢の
大樹があったからともいわれます。画像にマウスを近づけてください。
<「タイトル1」><「タイトル2」><「タイトル3」><「タイトル4」><「タイトル5」>
「最初に表示される画像のタイトル」


       風そよぐならの小川の夕暮れは

           みそぎぞ夏のしるしなりけり

百人一首に詠まれているこのうたは、
楢の葉に風がそよげば このならの小川のあたり
夕暮れはもう秋を思わす 涼しさ けれどあそこでみそぎする姿を見れば
夏なのだ 六月(みなづき)なのだ 今はまだ

「風そよぐ」、風がそよそよ音をさせて吹く。下の「ならの小川」に
かかる。「ならの小川」、上賀茂神社の近くを流れる御手洗川。上賀茂本殿の
東に奈良社という社があって、その前を流れるのでこの名がある。「なら」に
楢をかけている。「みそぎぞ」は禊。身のけがれを浄めるために水をかぶること。
このうたは百人一首の第九十八番 従二位家隆の作とのこと。
忘れかけていた百人一首を又思い出させてくれました。





京の冬の旅 上賀茂神社 3

2007-01-23 12:12:15 | 風景

玉橋  重要文化財



1628年造替の木造の反り橋で、御物忌川に架かる。
神事の際に神職が渡る橋で、一般人は渡れません。



片岡橋  重要文化財

玉橋と同じ時期に造替の、唐破風屋根を持つ木橋。
南東側に、玉依比売命を祀る第一摂社、
片山御子神社が(片岡社)がある。



本殿 権殿  ともに国宝



本殿は右奥、左の権殿は、(本殿造替の時に御神体を
安置する場)は、檜皮葺の屋根を前面に長く葺いた三間社流造り



渉渓園



ならの小川(明日投稿)の東岸にある杉、楠、椎などの
古木が繁る庭。何か暗い森の中のよう。






京の冬の旅 上賀茂神社 2

2007-01-21 23:38:49 | 風景

二の鳥居から入って、右側にある 楽屋(がくのや) 重要文化財



神仏分離まで、神仏が混淆(こんこう)だった上賀茂神社の
僧たちが、「一切経」を唱えていた殿舎。



楽屋の近くにある土屋 重要文化財

御手洗川の南岸、砂地の上に建つ。祭事の際、
神主以下の神職は、ここで穢れを祓った後、川を渡り
神域に入る。



土屋の地面は砂地で、きれいに整っている。



舞殿(橋殿) 重要文化財

葵祭りで、祭文の奏上などが行われる橋殿
祭りの際、特別観覧席が設けられる。



手水舎



細殿の後の川沿いに、昭和59年頃つくられた。かつて
参拝者は、御手洗川で、手を洗い、口をすすいで
身を清めていました


御物忌川と楼門 重要文化財



御物忌川(おものいがわ)の前にそびえ建つ丹塗の楼門は、
入母屋造り、檜皮葦で、東西に回廊を持ちます。