シクラメンのかおり

四季の花や風景に興味を持って写真を撮っていきたいと思っています。

京の冬の旅 上賀茂神社 2

2007-01-21 23:38:49 | 風景

二の鳥居から入って、右側にある 楽屋(がくのや) 重要文化財



神仏分離まで、神仏が混淆(こんこう)だった上賀茂神社の
僧たちが、「一切経」を唱えていた殿舎。



楽屋の近くにある土屋 重要文化財

御手洗川の南岸、砂地の上に建つ。祭事の際、
神主以下の神職は、ここで穢れを祓った後、川を渡り
神域に入る。



土屋の地面は砂地で、きれいに整っている。



舞殿(橋殿) 重要文化財

葵祭りで、祭文の奏上などが行われる橋殿
祭りの際、特別観覧席が設けられる。



手水舎



細殿の後の川沿いに、昭和59年頃つくられた。かつて
参拝者は、御手洗川で、手を洗い、口をすすいで
身を清めていました


御物忌川と楼門 重要文化財



御物忌川(おものいがわ)の前にそびえ建つ丹塗の楼門は、
入母屋造り、檜皮葦で、東西に回廊を持ちます。






京の冬の旅 上賀茂神社 1

2007-01-21 14:04:14 | 旅行

上賀茂神社には、ここ長い間来ていなかったので、北山からバスで



一の鳥居から、二の鳥居を
この社の鳥居は、台石を置き、上部の笠木を反らせた
「明神鳥居」という様式です。一の鳥居の右手前には、樹齢
600年の杉が繁っています。




一の鳥居から二の鳥居までは、参道右側の芝生に
立派な枝垂れ櫻が、春を待っています。
右に二本、左側の芝生には、ソメイヨシノと山櫻がある。
これも冬ならではの風景です。



これは、二の鳥居です。参道では、近くの人たちが、
凧をあげたりボール遊びに興じていました。本当は
芝生では、運動は駄目と書かれています。
又犬の散歩も駄目と書いてありますが、犬も来ている。



二の鳥居の右側
上賀茂神社の正式名称は賀茂別雷神社
(かもわけいかづちじんじゃ)といい、京都最古の
神社の一つ。世界文化遺産に登録されています。



鳥居を入って、左側にお酒の奉納が積まれています



二の鳥居から、真っ直ぐ進むと細殿が建っています。
その正面に、左右一対の円錐形の砂山がある。
「立砂」と呼ばれるこの盛り砂は、上賀茂神社の
御神体、神山(こうやま)を象ったもの。神山は
上賀茂神社の祭神.賀茂別雷神が降臨した地と
伝えられています。



この「立砂」は、祭礼の前や、風雨で表面の砂が
落ちた時に、神官が形を整えるが、芯の部分は
非常に堅く、簡単に崩れることはないそうです。
「立砂」の頂点には、松葉がさしてある。これは
祭神が降臨する為の目印と考えられております