シクラメンのかおり

四季の花や風景に興味を持って写真を撮っていきたいと思っています。

京都の紅葉 大沢池

2006-11-30 08:19:51 | 紅葉

大覚寺の境内の東には大沢池をのんびりと散策します。



大沢池の石標があります。周りをぐるっと周ります。



本当にのんびりした都会の雑踏とかけ離れた風景に



屋形船も見えます。ここで、名月鑑賞が



かもたちが、パンをちぎって放ってやると
たくさん集まってきました。



嵯峨の地名は、一帯の景観が長安近郊の
嵯峨山に似ていたことからついたと言われる。



この突き出た所から、パンを投げています。



サクラの木も多いことから、春にも美しい眺めが



天神島に天神社がありますが、そこへ行く赤い橋


この辺りは陽もよく当たり、紅葉もきれい



大沢池の周囲は約1kmで、日本最古の人工の園池と
される。中国湖南省にある洞庭湖(どうていこ)を摸して
造られたため、庭湖とも呼ばれる。



池の周囲に植えられたサクラは、後水尾天皇が愛でたところから
”後水尾桜”の通称があるそうです。今の時期紅葉も見ごろで
来て良かったです。春のサクラも見てみたいものです。

撮影 06.11.21


京都の紅葉 大覚寺 2

2006-11-29 08:08:25 | 紅葉




大覚寺は真言宗大覚寺派大本山。山号は、嵯峨山。
正式名称は旧嵯峨御所大覚寺門跡。



回廊からの風景はもう少し続きます。



嵯峨天皇は上皇となり、晩年を嵯峨院で送る。のちに嵯峨院は
大覚寺となり、親王をはじめ貴族の男子が住職に就く門跡寺院と
して栄え、鎌倉時代後期には後宇多法皇がここで院政を執ったため
嵯峨御所と呼ばれた。



大覚寺では、今日も写経をされている人達が。
しんと静まり返った本堂の五大堂で、机に向かって
一心に筆を動かしていられました




全体が朱塗りの建築物は、境内唯一。ここは、霊明殿と
いう。江戸時代末期の建築。嵯峨御流関係者など、
寺にゆかりの深い人々の位牌を御祀りしている。
きれいに清掃されている回廊で充分楽しめました


撮影 06.11.21





京都の紅葉 大覚寺

2006-11-28 11:00:11 | 紅葉

清涼寺から嵯峨野の道を歩いて、大覚寺の門前に、
真っ赤なもみじが迎えてくれました




大覚寺はかつては嵯峨天皇の離宮だった門跡寺院



嵯峨野の自然に抱かれ、御所風の佇まいを
見せる大覚寺。



門跡寺院の風格の式台玄関の前には
嵯峨菊の花がいっぱい。




嵯峨御流では、嵯峨菊の花弁の色を、
白は「嵯峨の雪」、黄は「右近橘」、
朱色は「小倉錦」というそうです。



「村雨の回廊」と呼ばれる回廊を巡って行くと、
大沢池の展望が開けてきました。



この後散策を予定している大沢池には、
たくさんのかもが泳いでいます。



「村雨」の廊下は、折れ曲がる床を稲妻に
柱を雨に見立てた名だそうです。天井は
刀や槍を振り上げないように、低く、
床は侵入者を防ぐ鶯張りで、歩くとキュキュキュと
床が泣き声をだします











ここでの紅葉は単にもみじの赤というものではなく、
自然に溶け込んだ岩や、苔や木との美しさを感じます。



回廊を巡って行くと、豪華な障壁画で飾られた寝殿や
正寝殿、御所風の造りの本堂、五大堂など。








京都の紅葉 清涼寺 2

2006-11-27 11:00:27 | 紅葉

本堂の近くに、豊臣秀頼公の首塚があって、その近くに



この辺りの紅葉も美しい。近くに茶店がある。
ここのみたらし団子は有名とのことで、



一人12本のみたらし団子と煎茶のセットで、650円。
前の紅葉を見ながら、一休み。



弁天堂の廻りもきれいに紅葉しています。



ここには、それ程人が多くなく、のんびりと
落ち着けました。




これから最初に行く予定だった大覚寺まで歩きます。



始に書いた源 融(みなもとのとおる)は、太政官の
政務を統括する左大臣にまでのぼりつめた人物。
女性関係も華やかだったようで、「源氏物語」の
主人公、光源氏は、彼がモデルだとも言われている。


京都の紅葉 清涼寺 (嵯峨釈迦堂)

2006-11-26 09:55:24 | 紅葉

宝筐院を出て、白い塀伝いの歩くと、古くから、嵯峨釈迦堂の名で
知られる清涼寺の門が。ここは、”生きたお釈迦さま”がいるとの。



清凉寺の仁王門

現在の建物は安永5年(1776)年の建築。上層が
大きいのは江戸後期建築様式の特徴。上層内部に
十六羅漢像が安置されている
そうです。



清涼寺の境内は、仁王門から本堂へ続く石畳によって、
東西に二分され、西側には開山の然(ちょうねん)
墓や、嵯峨天皇の皇子、源融の墓などが並ぶ。



清涼寺の境内では、地元の人々が散歩を楽しみ、
本堂の前で合掌しています




ひときわ鮮やかなもみじがあると、教えてもらい撮影



けっこう大きなもみじの木です。このお寺は。ウメの花
でも有名らしい。特に古梅(軒端の梅)見物に早春賑わうそう。



清涼寺は、多くの寺宝を有する。250点以上に及び
すべて国宝だそうです




東福寺や、清水寺のような評判はないけれども
京都には、まだまだいい所の紅葉が楽しめます。


京都の紅葉 宝筐院

2006-11-24 16:55:01 | 紅葉

大覚寺にいくつもりで、いつも一緒の友とJR嵯峨嵐山で下車。
隠れた紅葉の名所という宝筐院(ほうきょういん)へ。宝筐院は、
嵯峨野の入り込んだ路地に、周辺は住宅街になっています。



ここの庭園には、季節ごとに彩を変える樹木に囲まれ、
南北朝時代を生きた二人の武将の魂が眠っている。



山門の奥には中塀があり、表通りからは、境内の様子が
窺えない。中塀のくぐり戸を開き、中に踏み込んでから。
決して大きなお寺ではないが、石畳が真っ直ぐに枯山水の
庭園を貫き、境内の奥行きは、深い。美しい紅葉が。



楓の多い庭園なは、青苔が敷き詰められている。
大きい背丈の楓が赤や黄色に色づいています




ドウダンツツジもきれい



宝筐院の歴史は古く、平安時代後期に白河天皇の
勅願で、建立されたお寺です。もともとは、善入寺という
名前で呼ばれていました。それが、宝筐寺という呼び名に
改められたのは、ずっと後、南北朝時代から後に室町幕府が
開かれた後のことです




石畳の先に二基の石塔が立っています。足利二代将軍
義詮の墓と、小楠公と呼ばれた楠正行の首塚です。



足利義詮の菩提寺として菩提を弔うことになるのですが、
その足利義詮の没後の院号が、「宝筐院」で、そこから
名前が付けられた由来です。



ところが面白いことにここには義詮の墓と共に、南朝方の
武将である楠木正行の墓もあります。これは、義詮の遺言に
よるものだそうで、何と敵であった正行の傍に埋めてくれと
いうことだったそうです。



紅葉を見にいったが、知らず知らず歴史が面白い



敷地面積はさほど広くなく、庭園内を回遊しても時間は
かかりません。撮影は、三脚、一脚禁止と。



宝筐院のすぐ傍に清涼寺(嵯峨釈迦堂)があります。
次に歩いて行きます。宝筐院は、初めてでした。
大きな楓の紅葉は良かったです


06年11月21日撮影

入場料 400円





 


京都の紅葉 永觀堂 2

2006-11-23 15:49:38 | 紅葉

「紅葉の永觀堂」と親しまれているこのお寺は、正式には
禅林寺といい、平安時代初期に空海の弟子.真紹僧都に
よって創建されました。後に永観律師が中興したことから、
永觀堂の名が広くいき渡るようになった。



山の斜面に沿って点在する本堂、開山堂、多宝塔を
縫うように結ぶ臥龍廊を進んでいくと。燃え立つ紅葉



今年は、臥龍廊が、頂上の多宝塔まで、
登れなかった。工事中とのことで。



入り口と出口は違うところから、



放生池(ほうしょういけ)「弁天池」の周辺は美しく絵になる



弁天池は、どちらから見てもいい眺め



赤と黄色と水とのバランスも



もみじの葉っぱも大小あって



多宝塔のことも



どうも色が鮮やかではありません。ちなみに
昨年の多宝塔を包む画像は



このように鮮やかなものでした。天気.時間によるのでしょう。


京都の紅葉 永觀堂 1

2006-11-21 22:05:07 | 紅葉

京都に紅葉の名所は、多くありますが、なかでもこの永觀堂の
紅葉は格別です。真っ赤に色づく3000本の楓が東山に映えます。



今年の永觀堂の紅葉は、何か昨年と違うなと思って
いたら、今日の新聞に電線と電話線を全部地中に
埋めたとのことで、左右に伸びた線が、なくなっていた




決していいお天気とは言えないのに、大勢の人.人.人
東山を借景に山の色と紅い楓、



昨年は、拝観料が500円だったと思いますが、
今年は、展示があるのか、1000円です。
でも中に入らないと、この美しい世界は見られない。



午後五時に昼間の拝観が終わり、全部出して、夜の
ライトアップに変わるらしい。



平安後期の高僧、一日に六万遍の念仏を
唱えたことで、名高い永観が、ある朝早く、歩きながら
念仏を唱えていると、突然、阿弥陀如来が現れて
先導し、振り向いて、言った。「永観。遅し」この伝承を元に
造られた「みかえり阿弥陀」の立像。



長い回廊をめぐってきた、わずか左後方、
永観のいる方向に振り向く姿。愛くるしい
顔から、慈愛の心が伝わる。



みかえり阿弥陀像は、重要文化財



こんなすすきの姿も見つけました。


京都の紅葉 南禅寺

2006-11-20 18:28:42 | 紅葉

11月18日(土) 四柱の勉強の帰り、雨も降ってないので、
地下鉄東西線の蹴上で、下車。雨が降れば、帰ろうと思いつつ
南禅寺の方へ、



蹴上駅からトンネルを抜けて、南禅寺に向かう道で、



これももみじと近いところに色づくイチョウ



南禅寺の門を入ったら、色鮮やかな赤が目に
つきました。人は大勢来て、観光バスもたくさん



真っ赤なもみじの所在するところ



けっこう色づいて来ています。



かつて、数十もの塔頭(たっちゅう)を有したこの寺には
代々、名僧たちが集い、禅宗最高位の寺格を守り続けた。



南禅寺は昨年ブログで取り上げましたので、
今年はもみじのみにします




思っていた以上に紅いもみじが目につきました。



こんな色のもみじも



これから、急ぎ永觀堂へ歩きます。


日吉大社を訪ねて 2

2006-11-19 15:37:57 | 旅行

日吉大社の沿革は、都が平安京に遷り、京都が日本の中心となると
日吉大社が都の表鬼門(東北)に当たることから、国民並びに都の
鬼門除け更には国家の鎮護、方除け、災難除けの祈願の社とされた



日吉大社は俗に「山王権現」とも称され、東.西両本宮を
中心に、東本宮は神代の昔より比叡山に鎮座する地主神で、
西本宮は、天智天皇に大和国三輪山に座す、大物主神を
大津京の遷都に国家鎮護の神として祀られた



巫女さんが、清掃を この時期木の葉が多い



紅葉をまとめてアニメに



大きな大木が、静けさを運んで



このような光景からは、時代の古さを感じ



青いもみじもまだ多く、もっと紅葉するであろうと



赤ばかりでなく、黄色も秋



最古の神輿が七基展示されていましたが、これは
新しい神輿です。



境内の様子



しめ飾りのついた



紅葉の時期はライトアップされる



いいハイキングになりました。お茶でも飲みたく



はじめの鳥居の側に戻ると、向かい側に
庭園を眺めていただける茶店が



ここは、茶店の庭園です。床机に紅い毛氈を敷いた
ところで、お茶、お酒、甘酒などを



可愛いお運びさんが、コーヒを運んで来てくれました。

日吉大社で、菊花展が開催されていました。

http://blog.goo.ne.jp/rokuhisa/

カトレアのたわむれで、投稿