シクラメンのかおり

四季の花や風景に興味を持って写真を撮っていきたいと思っています。

植物園のフクシア展

2007-05-31 09:53:57 | 
<レナダルトン><スノウキャップ><ガラドリエル><バレリーナー><ハーバーブリッジ>
フクシアの花


我が家にも今年フクシアの苗を三株購入しまして、今蕾がふくらんで、
後わずかで花が咲く状態になりました。今年の一月神戸花鳥園でもこの
フクシアの花がいっぱいぶらさがっているのを見ました。久しぶりに
府立植物園に行きましたら、フクシア展が開かれていました。
この花は、イヤリングのような可愛い花がたくさん垂れさがる。
花は、反り返った花びらのように見えるガク、下向きにつく花弁、
長く突き出す雄しべと雌しべからなる独特の花形。
    花ことば   上級嗜好  趣味がいい






飛鳥路の旅

2007-05-30 09:37:41 | 旅行
<一面のレンゲ畑>
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去る五月九日社友会の春の旅行で、飛鳥へ行きました。その日は真夏を思わす
暑い日でした。バスでまず、飛鳥寺へ行きました。日本最古の大寺で、ご本尊も
日本最古の銅像である飛鳥大仏。お寺の住職のご法話を聞きました。あとで、
住職が水撒きをされています。奈良の曽我入鹿の屋敷跡だったらしく、兎に角
広々として、レンゲ畑が一面に広がっていました。入鹿の首塚の時から、地元の
ボランテイアさんの説明を受け、中学生と一緒になったり、ひたすら歩きました。
田んぼの中に点在する遺跡や古墳が往時栄華を伝えます。昼食は古代食を頂く。
午後はアスカルビーのイチゴ狩りをしました。スライドで、見てください。



実光院で見つけた花  (茶花)

2007-05-29 09:48:48 | 

実光院の庭園には、庭木には茶花が多く植えられて四季楽しめる
ように工夫されています


フタリシズカ



草丈30~50cmで、茎の上部に2まれに3対の
葉を対生させる。茎先には白い花穂が1~6本つく。
草姿がヒトリシズカに似ていますが、この種の葉は
表面に光沢がなく、花は粒状でオシベは子房を
抱くようにつく。

タツナミソウ



草丈20~40cmで、茎には短い毛が密生。
葉は長さ5mm~2cmで、柔らかい毛が両面に生えている。
春から初夏に長さ2cmほどの桃色の花が茎の上部に
やや蜜につく。たくさんの花が同じ方向を向いて重なり合う
ように咲いている様子が、寄せる波を思わせることから
「立波草」という名がつけられた。

ウラシマソウ



浦島太郎の釣竿に似たヒモ状の付属体を持つ。
茎の先には褐色を帯びた、長さ12~18cmの
紫色の仏炎苞をつける。長い葉柄の先につく葉は
11~15枚の小葉からなり、また球茎のまわりには
たくさんの小芋がつく。

セッコク



一般にデンドロビュームと呼ばれるのは、ノビル種を
中心に改良した品種で、日本原産のセッコクを親にして
ミニデンドロは、小輪で花付きがよい。
セッコク 銀竜

オダマキ


キンポウゲ科
花は下向きに咲く。写真を撮るのも難しい。
曲がった距が鷲の爪に似ていることから、
ラテン語「鷲」に由来します。
花色は赤 桃 青 紫 白 黄など

ドウダンツツジ




スズランに似た可憐な花が新緑を彩る
満天の星のように花を咲かせる
ベニサラサドウダン。サラサドウダンの変種で
鐘形の花は濃紅色。秋には美しく紅葉します。


07.5.22.撮影



実光院の庭園

2007-05-28 10:14:57 | 風景

三千院を出て、呂川沿いにいくつかのお寺があります。昨年は
立派な松の木のある「宝泉院」の額縁で見たてた庭園を拝観しました。
実光院は、その手前にある隣のお寺です。



ここは、お茶とお菓子がついて600円です。
客殿に案内されて、美しい庭園を眺める



ここの庭園は眺めるだけでなく、実際に歩いて
鑑賞することが出来ます。入った時はそのことを
知りませんでした。早速、



紅い毛せんの上に座り、お薄とおまんじゅうを頂く。



このお庭は、客殿の南に広がる池泉鑑賞式の
庭園。江戸時代後期の作庭。心字の池に律川から
導いた滝の水が流れ落ち、滝口の近くには蓬菜石組が
あります。築山の松は鶴を、池の島は亀を表している。



築山には、五重塔を配置し、池のこちら側を俗世間
向こう側を仏の浄土に見立てています。



中央には、ひょうたん池があり、配置してある石の多くは
寺領の山や谷から運びこまれたもの。
池には、杜若などが咲いています




このお寺の庭には、茶花を多く植えられ、一番の売りは
庭の中央にある「不断櫻フダンサクラ」は、例年初秋より
翌年の春まで花を咲かせる珍しい品種で秋の紅葉の季節
には観櫻と紅葉狩りが一度に楽しめること。この実光院は
大変気に入りまして、再度来たい所です。

07.5.22.撮影


三千院で見つけた花

2007-05-27 08:20:18 | 

ツツジの花も咲いてはいますが、もう終わりに近い

紅紫檀(べにしたん)








シャガ



山あいで、郡生するようすが美しい
草丈50~60cmで、常緑の葉はやや厚く、光沢がある。

ミヤマハコベ



渓流沿いに多く、日影を好む。草丈10~35cmで、
先がややとがった葉と長い葉柄。

テッセン



違っているかも

ヤマブキ



八重咲きのヤエヤマブキ

アジサイの蕾



もうすぐ紫陽花まつりが待たれます。

07.5.22.撮影


古知谷から三千院へ

2007-05-26 11:52:23 | 風景

晴れ渡った天気。広々とした古知谷を出て、大原に戻ります。



06年7月のブログを見ていました。紫陽花まつりの
三千院を訪れました。花の咲いている食堂へ



今年はポピーの花が咲いています。昨年90歳の
おばあさんが働いていたお店です。



今年も頑張ってられました。「90歳でしょう」というと、
「92歳ですよ」と元気な顔をみまして、元気を頂き
ました。冷やヤッコ定食を頂く。車をここに置いて
散策に行ってらっしゃいと親切です。



京都の土産物が並んでいる店



大原女祭りというのが、31日まで行われているそうで、
大原女の格好を無料で着せてくれるとか。大原女姿だと
拝観料が無料かもと言われて行ってみれば、予約が必要だと。
駄目でよかったかも。(恥ずかしい)



昨年同様です。



三千院門跡まで



いつもより人が少ないかな。昨年は600円だったのに、
今年は700円になっていました。



花がないのだけれど、新緑は美しい



しっとりとした美しさ。心は落ち着く。



二ヶ所の手洗い場所。



苔も美しい。今苔寺は3000円の拝観料らしい。



室内から、外へ



顔の形をした石の地蔵さん



二人並んでられる



その前に一人の顔




昨年はこの辺りから、紫陽花まつりでした。花がないのは
ちょっと淋しい気がします。



三千院の門を出たところで、大原女の格好の二人連れに
出会いました。写真を撮らせて頂き、三千院は拝観無料
でしたか?と尋ねたら、いいえ。とのこと。
人の話は当てがはずれるものです。

07.5.22.撮影


古知谷 阿弥陀寺の九輪草を求めて 2

2007-05-25 16:27:47 | 
<阿弥陀寺の九輪草>
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    画像にマウスを近づけてください。

阿弥陀寺は、高くそびえる老樹が全山を覆っていますが、ここの紅葉は
有名で高雄、嵐山などと紅葉の名所は京都に多いのですが、ここ洛北に
秋を告げてくれるのは、古知谷阿弥陀寺の紅葉の名木であります。参道
南側にある天然記念物(樹齢八百年)の老木を中心に、三百近いカエデが
江戸時代から古知谷の秋を彩っているそうです。冬になると、葉の落ちた
小枝に雪が積もり、その情景は別世界の趣きがありますが、参拝するには
大変厳しいものがあります。又春 四月下旬より芽を吹き出した新緑の
すがすがしさを求めて、拝観の人達も少しずつ登ってこられますが、この
お寺の静寂さは失われることはありません。(この文章は阿弥陀寺の
パンフより抜粋) 秋の紅葉はどうしても見に来たいと思います。

07.5.22 撮影










古知谷 阿弥陀寺の九輪草を求めて 1

2007-05-24 08:40:57 | 

京都新聞に左京区大原の阿弥陀寺で、府の絶滅危惧種に
指定されている九輪草が咲いたという記事が載りました。
友人よりメールが来て九輪草なるものを見にいくことにしました。
大原の三千院には、昨年紫陽花の時期に来ましたが、古知谷へは
行ったことがありません。22日(火)に友人の車で、



大原から、若狭街道を進み、パブリックゴルフ場の処を
反対に入って行くと、阿弥陀寺が
迷わずに着きました。北山杉やもみじの木が多い。



駐車場は30台くらい停められるらしい。本堂まで
600mもあるので、びっくり





この中国風の山門が秋になると、



このような風景になります。秋には是非この景色を見て
みたいと思います。もう少し上まで車で



ここからは、車は入れません。一人ではとても来る勇気は
ありません。大きい木と坂道



すれ違った人に「本堂までどのくらいですか?」
「もうすぐです。」とのことで、歩きだす。上の紅いもみじの木の
ところが入り口のようです。



すごい古木のカエデの木です。



秋でもないのに 紅葉しているもみじも何本か
受け付けの所に着きほっと。



拝観料は300円とお安いです。さっそく中庭に



九輪草が咲いていました。五色の花が咲いているようです。



黄色や、



白色の九輪草が、



ピンクの色も濃いもの、薄いピンクなど
夢中で、シャッターを切っていました。


五重塔の頂上にある九輪のように茎に段上に花を
咲かせる九輪草は、山中の湿地や沢沿いに生える
サクラソウ科の多年草。一段ごとに5~6輪の花が
輪生しています。このお寺では、15年前に境内の沢に
自生していたものを庭に植え替えられた。条件の整った
場所だった為繁殖して今では百株にもなるそうです。(新聞記事)

07.5.22.撮影


宝鏡寺周辺とオダマキ

2007-05-23 08:23:24 | 風景

上御霊神社の後、案外と近い宝鏡寺へと向かいました。このお寺は
代々皇室の女性たちが入山した尼門跡寺院の宝鏡寺です。この界隈が
「百々」という地名だったことから、「百々御所」とも呼ばれていたそうです。
大門をくぐり、大玄関の前まで行くと、その先の本堂や書院への門は
閉ざされていました。



残念ながら、このお寺はサクラと紅葉で美しく彩られる
春と秋には、その扉が開かれるそうです。



人形のお寺としても有名です。ここには、伊勢ナデシコと
いうちょっと変わったナデシコがありそれを見たいと思って
来たのですが。


左近の桜右近の橘の花が咲いていました。
みかんの木や花に似ていますが、香りがいい。



秋には、是非寄せて頂きたいと思います。このお寺の
向かいの方がわざわざ春と秋の公開日を調べてくださった。



少しこの辺りを散策すると、路地に花壇があり、
オダマキの花が咲いていました。



すぐ近くに表千家家元不審庵が、静かな佇まいです。



その隣に裏千家家元今日庵が。今までここを通ったことがなく。



宝鏡寺に戻る途中両千家の向い側には、茶道具屋さんが



いずれも高級な茶碗や水差しなどが並ぶ。季節に
合った器が取り揃えられていました。

07.5.16.撮影


大田神社(おおた)の杜若(かきつばた)

2007-05-22 08:17:52 | 

葵祭りの頃に大田神社の鳥居の脇に広がる大田の沢には
平安時代の和歌に詠まれた杜若が咲き誇ります。



大田山の麓に建つこの社は、上賀茂神社を凌ぐ
歴史をもつともいわれています




賀茂で最古といわれる大田神社の祭神は、天釧女命。
天岩戸の変に際し、天岩戸の前で舞い、岩戸に篭った
天照大神を誘い出すことに成功した女神だそうです。



一昨年一度訪れたことはあるのですが、ちょっと遅い時期で
花がくたびれていました。一面満開の杜若は綺麗!



青一色で清楚な感じがするカキツバタ。



この大田の沢はカキツバタの一本一本ではなく、
約六百坪に郡生する野生のカキツバタなのです。



五月中旬にいっせいに開花し、沢一面を青色に染めます。



地元の人は、沢に手を入れると神の祟りがあると
いう言い伝えに従い、杜若を手折ることなく守り続けた。



カキツバタ
花ことば   幸運が来る

07.5.16.撮影