境内を流れる「ならの小川」
境内北東を流れる御物忌川(おものいがわ)と御手洗川(みたらしかわ)
が合流した川。その名の由来は、川辺に奈良神社があるからとも、楢の
大樹があったからともいわれます。画像にマウスを近づけてください。
風そよぐならの小川の夕暮れは
みそぎぞ夏のしるしなりけり
百人一首に詠まれているこのうたは、
楢の葉に風がそよげば このならの小川のあたり
夕暮れはもう秋を思わす 涼しさ けれどあそこでみそぎする姿を見れば
夏なのだ 六月(みなづき)なのだ 今はまだ
「風そよぐ」、風がそよそよ音をさせて吹く。下の「ならの小川」に
かかる。「ならの小川」、上賀茂神社の近くを流れる御手洗川。上賀茂本殿の
東に奈良社という社があって、その前を流れるのでこの名がある。「なら」に
楢をかけている。「みそぎぞ」は禊。身のけがれを浄めるために水をかぶること。
このうたは百人一首の第九十八番 従二位家隆の作とのこと。
忘れかけていた百人一首を又思い出させてくれました。
境内北東を流れる御物忌川(おものいがわ)と御手洗川(みたらしかわ)
が合流した川。その名の由来は、川辺に奈良神社があるからとも、楢の
大樹があったからともいわれます。画像にマウスを近づけてください。
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風そよぐならの小川の夕暮れは
みそぎぞ夏のしるしなりけり
百人一首に詠まれているこのうたは、
楢の葉に風がそよげば このならの小川のあたり
夕暮れはもう秋を思わす 涼しさ けれどあそこでみそぎする姿を見れば
夏なのだ 六月(みなづき)なのだ 今はまだ
「風そよぐ」、風がそよそよ音をさせて吹く。下の「ならの小川」に
かかる。「ならの小川」、上賀茂神社の近くを流れる御手洗川。上賀茂本殿の
東に奈良社という社があって、その前を流れるのでこの名がある。「なら」に
楢をかけている。「みそぎぞ」は禊。身のけがれを浄めるために水をかぶること。
このうたは百人一首の第九十八番 従二位家隆の作とのこと。
忘れかけていた百人一首を又思い出させてくれました。